第122回 Column
(2006/12/30)

「ありがたや」

ビートルズ。
子供の頃から、ビートルズの音楽は耳にしてたけど、むかしは単なるナツメロ音楽だった。
古くて時代遅れ〜みたいな感じでアルバムも持ってなかった。

それが、自分で音楽を作り始めるようになってから、ガラリ変わる。
録音方法から、作曲〜コード進行、演奏 その他
「うへ、すげー、ほー」ビックリすることばかり。

アルバム、全部そろえて、
今ではしょっちゅう毎日のように聞いている。ギターで爪弾いている。
毎回、新しい発見ある。

ありがたや。


今、「Julia」をアコギで弾いている。
このコード進行が、またいいんだ。「くぅー」っとなる。

ありがたや。

第121回 Column
(2006/12/13)

「TONE最新号」

TONE っていう雑誌、年に2〜3冊しか出ない不思議な雑誌。
エイジレス・リスナーのロックマガジンって書いてある。
面白くて好きなんです。580円。

今回号は、小山田圭吾 VS. 細野晴臣。
その他もジワジワ読めて面白い。
次号も買うぞー。
で、いつ出る?

小山田圭吾(コーネリアス)先生を、渋谷で一度見かけたことあります。だいぶ前。
渋谷の外れの小さいイタリアンレストラン、家族で来て食べてはった。
「うぁ〜、コーネリアスや、コーネリアスや、コーネリアスや」 
興奮してスパゲッティ、鼻に入りそうになった。

第120回 Column
(2006/11/29)

「5種類」

風邪が治らないので、病院へ行きました。

いっぱいもらいました、お薬。
5種類もある。
鼻水用、咳用、炎症用、抗生物質、アレルギー用。
すごいやろ。

全部飲まんといかんのやろか。1種類にしてくれろー。
ブツブツ言って1回だけ飲んでみる。

で、結局1回飲んだだけ。いつもこうなのよね。

第119回 Column
(2006/11/16)

「近江富士」

今日の朝日。温かいコーヒーちびちび飲みながら眺めていた。

太陽の下に見えるのが、三上山。 近江富士とも言われている。
この三上山、古代人が作ったピラミッドではないかー?って言われている。

「フォ〜、ホンマかいな」
独り言いいながら、コーヒーちびちびすする。

今日も一日がはじまります。
お腹すいてきた。

第118回 Column
(2006/10/30)

「甘いもん好き好き」

甘いものが好きでたまらない。
酒があんまり飲めないのでなおさら。
まんじゅうも好き。プリンも好き。なんでも好き。
食べると、ものすごく幸福な気分になる。

よくライブ中にビール飲んだり、タバコぷかぷかのミュージシャンいるけど、
僕はアメをなめている。歌いながらなめると飲み込みそうになるけど、やめられない。

コーヒー飲みながら甘いものたべると、さらに幸せになる。
温泉気分になる。

でもあんまり食べ過ぎるとクセになるので、我慢するようにしている。
でもケーキー屋さんとか、コンビニの前に置いてあるソフトクリームの大きな置物を見ると
ピクピク〜となっておもわず買ってしまう。

第117回 Column
(2006/10/11)

「コーヒー命」

この前、高田渡「コーヒーブルース」を京都わからん屋さんで歌ってみたら、気持ちよかった。
これから、ちょびちょび歌ってみよう。

コーヒー好きなんです。何杯も飲んじゃう。
ミルクをたっぷり入れて、砂糖は抜いて。

まずは、コーヒーから。
ギター練習するときも、まずはコーヒーから。
映画みるときも、まずはコーヒーから。
本読むときも、まずはコーヒーから。
コンピューターぴこぴこするときも、まずはコーヒーから。

イライラ腹たったときも、コーヒーですっきり。
ガックリ落ち込んだときも、コーヒーですっきり。
何だか知らないけど気分いい時も、コーヒーでさらにすっきり。
すっきりした後には「コーヒーブルース」が歌いたくなっちゃう。

第116回 Column
(2006/9/25)

「好きな形」

この形すきで、小さいころからずっと書いていた、教科書にもこの落書きばっかり
なんで? と聞かれても、よくわからない、好きやから・・

2000年ぐらいから音楽をやっている。
それまでは普通に働いていた。 始めるきっかけになった人が、2人いてる。
草野正宗氏と岸田繁氏。

草野氏は、小〜高校まで同じやった。偶然やけど。
高校生の時、彼が歌うと、その場の空気がガラリ〜と変わったの、はっきりと憶えてる。
インパクト大きかった。いい声よね。

岸田は、雑誌インタビュー読んでビクンときた、「音楽やりたい〜」と思った。
彼の言葉には力があり、読んでいるとやる気になってきます。
彼もいい声。

音楽、ずーっとやり続けていきたい・・
いつまで、できるかな・・

第115回 Column
(2006/8/28)

「CADILLAC RANCH」
いい店だったなぁ〜音楽もいいの流れてた。

8月のお盆は福岡へ帰りました。
むかしよく行った芥屋海岸まで車を走らせてみる。
福岡から西へ西へ1時間ぐらい、このあたりまでくると海がきれい。
田舎なのに、いい感じのお店が海岸沿いにたくさんあり。
ちょっと外国な雰囲気。

お店にはライブのチラシもたくさんあって、夜になるとここでライブをやっているとのこと。

9/1〜3、Sunset Live at Keya っていうイベントあるらしい。
ハナレグミ、EGO-WRAPPIN'、bonobos、saigenji、CaSSETTE CON-LOS、BAN BAN BAZAR、caravan 〜その他
いろんな人くる。見たい〜。
こういうイベント出られるようになりたいなぁ〜とチラシを見ながら、昼ご飯モグモグ食べました。
あーっ うまい。

第114回 Column
(2006/7/20)

「あぁ青春の1枚」 eric clapton : unplugged

弾き語りの良さを教えてくれたアルバム。
CD何回も聴いたし、ビデオも何回も見た。
夜、なんか寂しくなると、このビデオを見ていました。
ライブなので、お客さんの声も聞こえてきて、安心するわ。
シンプルで、どこか温かい。

「クラプトンの声っていいな〜」 このCDを聴くと思います。
ギターも歌っています。歌心のあるギターって好き。
ギターに歌が乗っかってる感じでなくて、歌にギターが乗っているかんじ。

9曲目 walkin' blues 、スライドバーが弦に擦れる音を聴いていて、
ライブで歌いたくなりました。
日本語にして、オリジナルの robert johnson の雰囲気でやってみたい。 

第113回 Column
(2006/7/1)

「てのひらブルース」

手のひらってすごいなーと思います。
これさえあれば、何でも出来る。

ミュージシャンの力みたいなものは、手のひらに宿ると僕は勝手に思ってる。
ギター弾きにとって、ギターのトーンというのは、料理店の味付けのようなもの。
凄いミュージシャンは、楽器の音が全然違います。

へぼっちいギターであっても、どんなひどいギターであっても、一流の人がピロピロと弾けば、
一流の音がピヨーンと、でます。
とても不思議。
どうなっているんだろう〜。

第112回 Column
(2006/6/12)

「オープンでチューニング」

むかしオープン・チューニングが好きで、ライブんとき1曲ごとにギターのチューニング変えたりしていた。
だんだん面倒になってきて、今はオープンGかオープンDぐらいしか使わんくなってしまった。
でも、たまーに遊びながらチューニングぐりぐり変えてみる、やっぱイイのよね。
好きなんは、開放弦ビョーンと鳴らしただけで、何だか妙に気持ちよくて一癖あるやつ。
1〜2音押さえただけで簡単に1曲できそうなんが好き。
いくつか好きなの紹介します。

ジミー・ペイジが使ってる、DGCGCD。(6弦から)
2弦と4弦のみユニゾンで押さえ、あとは開放を鳴らす。適当に移動させて弾いただけで気分はツェッペリン。
中近東の雰囲気と英国フォークのぶつかりが面白い。
ジミー・ペイジのオープン・チューニングって色々とあるけど、どれもクセありでいい。

ケリー・ジョー・フェルプスが使ってる、CGCGCF。
ジャラーンと弾くとアーシーな世界へどうぞいらっしゃい。
1弦と2弦をちょろちょろ弾くだけで、メジャーとマイナーKeyの切り替えが簡単に出来る。使えるんだわ。

ニック・ドレイクが使ってる、CGCFCE。
ニック・ドレイクも独特なチューニングたくさん使っていて色々あるけど、これ一番響きが好き。
明るいドリーミーなトーンやけど一癖がある。
3〜4弦あたりを適当に押さえてアルペジオすると桃源郷サウンドになる。これ使える。

ピーター・フィーンガーがスタンダードで使っとる、EBEGAD。
これは、ジャラーンと鳴らすと「美しいヨーロッパの湖に雪が降っている〜」って感じになる。カポするとさらにドリーミー。

第111回 Column
(2006/6/5)

「ラップスライドはイイネッ」

アコギでスライドするの好きなのよね。
キューンと音が伸びる感じが。
心もキューンとなる。
普通にレギュラー・スタイルでスライドやるのもいいけど、
ギターを寝かせてラップ・スタイルにした方がもっと気持ちええの。
ラップは音が伸びるしトーンも豊かになる。違う楽器を弾いてる雰囲気がとてもいい。
レギュラー・スタイルやったら全弦にバーを当ててフレーズ作るけど、
ラップやったらスライドバーの先端部で弦にピンポイントで触れられるから、フレーズのチョイスが広がる。

スライドにはオープンD系とオープンG系のチューニングを使ってる。
オープンGの6弦をCにして、CGDGBDにしたり、オープンDの3弦をDに落として、DADDADにしたりします。
DADDADは1度と5度だけなので、民族楽器風になって、
さらにクーっと気持ちええです。

第110回 Column
(2006/5/28)

「 やまぼうしの花が咲いている
やまぼうしの下では、イチゴが実をつけている
ハーブをたくさん植えて、花をたくさん咲かせて、風がそよぐ、風がそよぐ
湖にはボートが浮かんでる。何が釣れるんかなぁ
湖面にはボートの影がくっきり映り込んでる
やわらかな日差しは、湖面をキラキラとダイヤモンドにしてくれる 」

いつの間にか、おだやかな日々がアワアワと過ぎていっている。
こんなんで良いのかな、と最初は思っていたこれど、
多分こんなんでいいのだろう。
アワアワとアワアワと。

さぁ、今日もレストランでライブ、何を歌おうか。

第109回 Column
(2006/4/11)

「三条へ行かなくちゃ〜♪」 
と高田渡を歌いながら、たまに京都の三条へいく。

三条へ行けば、楽器屋、CD屋、映画館、本屋、靴屋、帽子屋〜
欲しい物がそろってる。
スパニッシュギター教室にもたまに行っている。三条大橋の近くのビル地下、フラメンコ・ダンサーの踊りの近くで。
スパニッシュギターはクラシックギターと似てるけど、構造、材質、音もちょっと違う。

右手も左手もクラシックに近くて違う独特のフラメンコ・フォーム。
譜面もうまく読めない、全然弾けへん。クラクラする。
おもわず「京はやしや」に行って大盛りの抹茶パフェをやけ食いしたくなる。

こんなときは、三条大橋スターバックスに行って気分を落ち着かせる。
ここのスタバは景色が最高。外人さんも多い。高木正勝氏も何かでおすすめしてた。

フラメンコ弾けるようになりたいんだわ。地中海のエキスがぎゅっと詰まったような音色。
ときにアラビア風やったり、ポルトガルのファドっぽかったり、好きなんよね。

第108回 Column
(2006/3/14)

「on the god-street」 

ちょっと前、NHK教育の「トップランナー」たまたま見てたら、写真家の澤田知子が出演していた。
彼女の代表作で第29回木村伊兵衛写真賞を受賞した「ID400」。
証明写真機で、衣装、メーク、表情を変え400人の「自分」を撮影したセルフポートレート。
ものすごっパワーのある作品。

この作品のアイデアは、学校の帰り、駅までの道でひらめいたそうな。
彼女いわく「降りてきた」とのこと。

この道、ボクんちの近所にあるんだわ。
家から、ちょびっと出たところ。

僕は思いました、困ったとき、ここを歩こうと。何かひらめくのではないかと。
すごいこと、こまっちゃうほど輝かしい日々がやってくるのではないかと。

・・・・・・というか、毎日通っているんだけども、
何にも、さっぱり感じないんだな。

今度、赤い帽子で目立つように歩いてみよう。

第107回 Column
(2006/2/1)

「ユンケル黄帝液の2倍の成分が入っています」 お値段は300円! 

10年ほど前、神戸に住んでいた。この前、久しぶりに行って住んでいた家のまわりをブラリ〜としてみた。
何にも変わっていない。パン屋もコープもそのままだ。
10年前の生活がフニャフニャと浮かんできた。うへ
よく行った薬局にも、ちょいとよってみる。

あーっ なつかしい「ビスタイム黄W液」発見! むかし、よく飲んだのよ。
書いてあるPOPも変わってない、そのまんま。 懐かしさのあまり、思わず買って飲んでみる。
あーっ なつかしい「ビスタイム黄W液」。2倍の成分だけあって、むせるような濃さ。青春のほろ苦さを思い出す。
あーっ なつかしい「ビスタイム黄W液」。ここにしか置いてないのか?また来なければ。
この感動といったら〜誰もわからんだろうな。



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