三女犬萌の話HPトップに戻る  

最終更新日 2022年8月5日
8我が家の愛犬で最高長生きです
 初めて飼ったシェリーが10歳、藍が11歳3か月で天命した。萌は11歳7か月を過ぎた。皮膚病、尿関連で通院はしてるものの、元気に吠えて、食欲もあり、今までは食べ残しは無く、完食してくれるのが嬉しい。皮膚病で塗り薬が必要だけど、毎回体の一部を触ると嫌がり、歯をむき出して唸り声をあげる。噛むしぐさはするものの、噛まれることは私は無い。けれど、他人が、嫌な部分を触れると噛みつくと困るので、注意はしている。
 リードを付けての散歩は今もしていないけど、ポシェットに入ってとか、私が抱いて、気晴らしに連れ歩く。週3-4回のゴミ出しの日には玄関先で待っている。重い時もあるけど、ポシェットに入れて連れて行く。 何故か家の車に乗せるとずっと吠え続ける。私なりに考えるに、運転席の方に行きたい気持ちがあるのかな?けど、家人は膝に置いて運転するのを嫌がるので私が抱いたままにしている。なので、車に乗せてどこかに出かけることは諦めている。運転席で安心して乗せてくれたらと思うけど、実現はしないのが悩みかな。家の車は吠えるのに、ペット美容室への送迎時はゲージに入り吠えないのが不思議。
 周辺の犬を飼っているお宅はご主人が散歩させたり、可愛がっているのを見ると羨ましくなるこの頃
7萌は元気です
 
相変わらず、よく吠えるし、やんちゃ娘だ。家人がトイレに立ったり、換気扇の下で煙草を吸う為に立ち上がると、眠っていても起き上がり、目で追ったり時には吠える。キッチンで二人で話してると、萌も傍に寄って来たり、吠える。スリッパを持ってきたりして、何かと、チョッカイを出して、バタバタと動き回る。どうも、一人?になるのが、苦手、或いは嫌らしい。「いっちょかみで、いちびりで…」煩いけど、そこが可愛いい。我が家のアイドル…唯一の家族である。トイレのしつけだけは、しっかり出来ているので、散歩はスルーしてる。
 ゴミ出しや、気晴らしの散歩はする。けどリードを装着するのを嫌がり、吠える。手作りのポシェットに入れて外に出る。夫の車に乗せると、吠えまくる。病院へも歩いて片道30分、ポシェットに入れて行く。
 数年前から結石が溜まりやすく、尿検査が必要になった。医療用ドッグフードを病院でもらう。かなり状態は良くなったけど、フードを元に戻すと、数値が高くなるので、医療用4と通常用1の割合で混ぜている。食欲は変わらず旺盛で、今までフードを残した事は無い。水はよく飲む。水が無くなると、吠えて要求する。よく吠えて煩いけど、吠えるには萌なりの理由がある。それを見極められるのは私だけかも。近所迷惑になるので「煩い!」と声高に言うけど、萌に悪い気がする。人間の子供なら「そんなに怒らんといて」と言っているんだろうと思う。
余りにもキンキン吠えるので、家中の殆どの窓やサッシに防音硝子にした。家の中で吠えても多少の軽減になってる気がする。
 今、困るのは動物病院の待合で吠える事。順番が来て、診察に入る直前、後ろから「騒がしい犬やったねぇ」の飼い主の声が…。自身の飼い犬に向かってのつぶやきの様だけど…。私には胸に刺さる言葉だった。それ以来、病院に行くのは、受付終了時間の少し前に着くように出掛ける。勿論、萌をバッグに入れ歩いて行く。
最近の行きつけの動物病院は患者?が多い。受付終了前ギリギリに行っても先客がいて、待ち時間がある。萌が吠えて、嫌味言われるのが嫌なので、病院近くを歩き回る。時には、小一時間ウロウロしてる日も…。スマホの歩数計が1万を超える日もある。家から病院まで往復、歩くので、それらも良しかなと思うこの頃。
 
6抜糸完了
 
避妊手術から二週間が過ぎ、抜糸の為病院に行った。
避妊手術から1週間目にガーゼを止めてあるビニール絆創膏が剥がれて、少し剥がそうとしたら暴れるので動物病院に行った。獣医さんに絆創膏を剥がしてもらった時に、1週間目で術痕は綺麗に着いている言われていたので安心していた。
 萌は怖がりなので、ハサミでステンレス製の糸を切るだけなのに診察台では大暴れして、動物介護師さんと二人掛かりで押さえた。三大基礎躾のタッチングが未完成で、もっと訓練をしなければと、肝に銘じた。
 お腹の糸が無くなったことで、タッチングもこれからは本格的に行える。
診察台で暴れたのがで、獣医師さんや介護師さんに申し訳なくて…
「これからはもう少し、厳しく育てます」と言ったら
「そんなに厳しくしないでいいですよ。元気で暮らしてくれることが私たちも嬉しいです」と獣医師さんが言ってくれた。
 余りにも、萌が激しく吠える事や散歩で歩かない事も話した。家で排泄が出来れば無理に散歩させなくても良いし、今後、好奇心とか、何か興味のある事を萌が見つけ、自ら歩きたいとの意思を示した時に歩かせればそれも良しとアドバイスをくれた。藍が病持ちで、始終病院のお世話になったので、病気の犬を持つ辛さは良く分かるので、私としては、吠えるのが酷かろうが、やんちゃ娘であろうが…元気でいることが幸せだと感じている。獣医師さんたちも同じ気持ちなのが本当に嬉しいと思い、病院を後にした。
5避妊手術と腹がけ
 
萌は女の子。出来れば、生理を迎える前に避妊手術を済ませた方が、ストレスに弱いとされる犬には寿命も延びると知り、獣医師に相談した。暑い夏は萌にも負担が掛かるだろうし、秋頃に…ということで、10月になってから動物病院に連れて行った。体調も異常がなく、10月21日に避妊手術を受けた。午後1時半に病院に連れて行き、再度診察を受け、色々説明も受けて、獣医師に託して一旦自宅に帰った。手術は無事終了したと獣医からの連絡で、信頼はしているだけど、緊張していたが、獣医の明るい声に安堵した。夜、7時半に迎えに行った。お腹に3cm×5cm位のガーゼに透明の絆創膏が貼られて、首にはエリマキトカゲの様な透明の襟巻?を装着された萌は、まだトロトロしていた。
 抜糸まで二週間、そのままを保たなければいけない。術痕をそれ程気にするして無いようだけど、時折、舐めている。
 舐めないようにするには襟巻が必要だけど、装着しようとすると逃げる。無理やり装着してストレスになっても困る。首カバーを付けないと、やはり舐めて、ガーゼの周囲がテープ越しに赤くなっているように見える。
 手術から数日後、スーパーで犬用の服を探したが、それらの服は丁度、お腹の部分が丸見えになる。これでは手術痕はカバー出来ないので、買い物帰りに動物病院に立ち寄って、獣医に相談した。ガーゼとテープは剥がれたら外しても大丈夫な事と、手術痕を覆う腹がけの装着で問題ないと教えられた。帰宅して早速、腹がけを手縫いした。丁度、金太郎さんの腹がけの様に、紐を4ヶ所付けて背中で括った。可愛くてよく似合うと、友達にも褒められた。
4散歩デビュー
 
サイトで見つけたドッグトレーナーの犬躾の三大基本の中のリーダーウォーク。飼い主主導の散歩は犬に引っ張られない歩き方。外での練習は、恥ずかしいので、自宅のリビングでの訓練を始めた。ハーネスと呼ばれる同輪と引き綱リードを購入した。訓練には首輪が効果的と知り、首輪装着は何とか出来たけれど、リードを付けると、途端に座り込んでしまう。リードを付けたまま部屋に放しておくと、リードに噛みつき玩具にして遊ぶ。
 当初、毛糸で編んだ紐を玩具にして咬ましたのが裏目に出たのかもしれない。これでは散歩どころではない。通説でワクチンが終わるまでは外に出さない散歩もさせてはいけないと、言われてきたけど、そのトレーナーは社会環境馴致が犬の育成で大事な事だから、ワクチンが済まなくても抱いてでも外の環境に慣れさせるのが良いと言うので、ワクチンが終わるまで萌を抱いてあちこち歩いて回った。
 首輪を付けてリードも何とか付けて、ワクチンが済んだ頃から、外に出て道路を歩かそうと試みた。リードを、しゃくれば良いとのことで、しゃくるのだけど、踏ん張って一歩も動かない。私が、しゃがんだ姿勢でリードをしゃくると、何歩か歩くけれど、萌の目指すは私の膝の上。何度やっても膝に両手を置き抱っこを強請る。無理にリードを、しゃくってると他人から見れば犬を虐待してる様に見られるのが嫌で、抱いてしまう。そんな繰り返しの日々。他所の犬たちは上手に歩いている。
 先日、雑種を連れた老人にその光景を見られて、歩かないのを、非難っぽく言われるので「散歩が嫌いみたいです」と言うと「散歩が嫌いな犬など見た事が無い」と言い立ち去った。その老人は、犬の排泄をするのが散歩と思ってる。私が信頼するドッグトレーナーは犬の散歩は飼い主主導で犬の排泄は散歩の前に済ませる様にと、その話をその老人に説教してやりたい気持ちになった。
 獣医師に散歩が嫌いな事を訴えると「小型犬の中には散歩を行きたがらない子もいるので心配ないです」と話してくれた。萌の本格的な散歩はいつ実現するか分からないけれど、トイレの躾は成功したようだし、気晴らしがてら外に出るとか、私の健康の為の散歩と思えば良いと楽観している。
3トレーでの排泄
 
愛犬を迎えて一番に躾たいのが排泄。以前の犬の躾の本では「失敗した時には現場を押さえ、鼻先を尿の場所に押し付けて叱る」と書かれていたが、私が信頼するドッグトレーナーは「ペットシートを使っている場合は、シートが少しでも汚れたらマメに取り換えて、失敗しても叱らない」と指導されていた。
 ペットシートに尿が少ししかしていないと、もったいないと思ってしまうと、匂いだけ?いて、ペットシートから外れた所で排泄してしまう事が多くあった。知人から、シート以外でした時にスプレーすると良いよ聴きで何度か試した。けれど、その場所ではしなくても、また別のところで排泄してイタチゴッコになった。それで、ドッグトレーナーの教え通りペットシートをマメに取り換えて、敗しても決して叱らない事を実践した。それを見た夫は「叱らないと一生失敗など治らない」と言ったが、無視をして叱らず、シートを取り換えていたら、いつの間にか失敗は減り、遊んでる途中でも、サークルから出した後でも、散歩から帰っても、シートで排泄が出来る様になった。
 トイレ躾の通説は覆り、叱らずとも、シートに匂いなど、残さなくとも、シートをマメに取り換えただけでトイレ躾は出来た。今は、トレーの向きを時折替えると何度か同じシートに用を足す。叱る事もしないけど、特別褒めたりもしない。シートで排泄する習慣を、犬に認めさせることが必要だと知った。それと、犬の散歩兼排泄のが当たり前の習慣が、犬の糞尿の苦情の大きな原因になる事も知った。
2予防注射とワクチン
 生後5ヶ月を過ぎたので、3回目のワクチンを受けに行った。獣医師によって2回で良い場合があるけれど、以前からの動物病院に、萌もお世話になるので我が獣医師に従うことにした。 
 次女犬の藍は動物病院のお得意さんだったので「今度は、ここに(病院)度々来なくて良いのが幸せなんだよ」と獣医師が言う。その日は2度目の病院だった。藍は2㎏有るか無いかの子だったので、抱いて連れて行くのも、それ程重いとも思わなかったけど、萌はどうやら大きくなりそうで…5月7日の体重は1.6㎏。フィラリアの薬も貰ったけど、犬の体重が2.5㎏迄なら半分で良いけど、2.5㎏を超えた時点で薬は1個になる。薬は半分服用の計算で貰ってきた。
 4月から6月までは半分の量だったのが、7月3日には遂に2.5㎏を超えた。藍の時は薬を飲ますのに苦労したけど、萌は、マズルコントロールの訓練が役立って、口を開けて難なく飲ませることに成功した。フィラリアの薬の追加分を貰いに行き、、避妊手術の相談をすると、暑い盛りは犬にも負担になるので涼しくなった頃に…ということになった。
1 やんちゃ娘 
 
インターネットでブリーダー店が最寄りのJR駅の1つ次の駅前にあるのを見つけて、仔犬を見に行った。何度か見に行き、希望していたマルチーズの元気な女の子に出会えた。店で初めて見た時、の非常に元気で萌えてる子だと感じて名前を「萌」に決定。迎えたその日から、元気なのは勿論、そのお転婆ぶりを発揮。今までの子とは全く性格は違い、トイレのしつけも困難を極めた。躾の難しさを初めて知った気がする。
 サイトで犬の躾を調べ、知ったドッグトレーナーの躾の法則の資料を入手し、躾の勉強をした。まだまだ躾は上手くいかないけれど少しずつでも焦らず、根気強く訓練を実践するつもりだ。長女犬や次女犬の頃に、このトレーナーと巡り合っていたら、もっと良い子に育てられた気がする。お転婆、やんちゃな萌にはかなりの時間が掛かりそうだ。人懐っこくて元気なのが幸せだ。やんちゃ娘でも良いから、健やかに育つことを願っている。
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