コラム
社員の化学日記 −第53話 「日本」−
こんにちわ。はじめまして。私も新人です。 毎日,沢山いろんなことを学ばしていただいていて感謝な毎日です。
社会人として学ばないといけない時期にずっと海外で過ごし,恥ずかしながらほぼ知らないことが多い者です。 日本に帰り生活をする計画が自分の人生の計画の中になかったので,突如帰国しなければなくなり,正反対の文化に戸惑い,逆カルチャーショックにおちいり,苦しい日々もおくっていました。
そんな時,三津和化学さんとのご縁があり,日本での生活の第一歩を踏ませていただいています。
いたらず,未熟すぎる私ですが,毎日,毎日,たくさんのことを学ばせていただいて,一歩ずつ,歩ませていただいています。 毎日みなさんに感謝です。
電車通勤:
朝の電車通勤がはじまりました。毎日すごく興味深い光景です。
席をとるために,人々の目はぎらぎらしています。 座るスペースがなくても,ちょっとの隙間があればおし入る光景。
座ろうとした時,あきらかに,椅子ではないかんかくでフニフニしているのでおかしいと思い,みてみると,どこからかだれかがおしいってきて,お尻とお尻がぶつかっていたなどの,ハプニング。
とてもきれいなお姉さんが口をあけて,股を広げて座って寝ている光景・・・。 頭を打ちながら,眠る光景・・・。 サムライの恰好をして歩いている方・・・。 くしゃみをして,青っ洟を出している人・・・。 酔っぱらって声をかけてきて,「そうです,私が変なおじさんです!」と志村けんの踊りを急に踊る人・・・。
すごい!と思いながら,いろいろ予想もつかないハプニングで毎日楽しんでいます。
不思議なことにかたく怖い表情をしている方が多いです。 そして,前をみれば皆,携帯をいじっています。
歩くのも早く,おされます。
早くしないとおされるとあわてて,電車に乗って,鞄が入りきらないのに,扉が締まったこともあり,ドアの外でわたしの鞄が揺られながら, 電車は走っていたこともありました。 外からはどんな光景だったでしょうか。 とても恐怖なのと恥ずかしい気持ちで一杯でした。 たくさんひっぱりましたが,鞄は中に入ってくれず,外で揺れるばかりでした。
以前電車の中で,人はどうしてこんなに寝るのだろう,疲れているのだろうと,よく帰国子女の友達と話していたことがありました。 今では理解ができてきました。 私も降りる駅に気づかず,大阪から京都まで寝過ごしたことも多々あります。 みなさん本当にお疲れ様です。
友達の多くはアメリカにいて,日本にいた友達もアメリカへ帰ったりして,寂しさもかんじますが,あきらめかけていた夢も少しずつ復活してきていて, 新しい毎日があり,やっぱり幸せです。 一日最後にいつも思うこと,それは,やっぱり幸せ。
遅い修業ですが,今のこのときを感謝してます。
ありがとうございます。
【ひよこの卵カリメロ(ペンネーム)】