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ガラスの防犯性能に関する板硝子協会基準
 
本基準の目的

本基準は、ガラスの防犯性能のあり方を明示し、一般生活者の防犯意識を高め、
犯罪の防止に貢献することにある。

本基準が対象としている侵入手口

本基準は、現在公開されているガラス破りの侵入手口のなかで、最も割合の多い2つの手口
(打ち破り、こじ破り)を対象としている。侵入手口の変化に応じて本基準は改訂されるものである。

防犯ガラスの定義

本基準において、以下に示す性能ランクの、P2A以上かつP2K以上の基準を満たすものを、
「本基準が対象としている侵入手口」の対象手口に対して防犯性能が期待できるガラス、
すなわち「防犯ガラス」と呼称する。

防犯性能を示す性能基準

本試験方法は、欧州規格EN356及び現在検討中のISO原案の一部に準じている。
特に、破壊音をあまり気にせずにガラスを破壊し、住民や警備員などが駆けつける
前に数分で目的を達成しようとする、いわゆる「打ち破り」手口に関連付けられる。

試験方法概略 鋼球落下試験(詳細はEN356の該当箇所の規定に従う)
使用鋼球 直径100mm、重さ4.11kg
落下方法 中心付近の一辺130mmの正三角形の各頂点に順に鋼球を落下させる。
供試体の大きさ 900×1100mm
落下高さと落下回数

分類
鋼球落下高さ(mm)
加撃回数
P1A
1500
正三角形各頂点に1回ずつ計3回
P2A
3000
正三角形各頂点に1回ずつ計3回
P3A
6000
正三角形各頂点に1回ずつ計3回
P4A
9000
正三角形各頂点に1回ずつ計3回
P5A
9000
(正三角形各頂点に1回ずつ計3回)×3回

「打ち破り」を対象にした防犯性能が認められるガラス仕様基準
板ガラスメーカー各社の実験結果、及び中間膜メーカーにヒアリングした結果から、
4の性能基準に対して推奨されるガラス仕様を以下にまとめる。なお、これらは仕様の
一例であって、固定されたものではない。また実験値として示されたもので各ガラス仕
様の性能を保証するものではない。個々のガラスのランク付けは試験結果(性能基準)
によって行われる。
分類
P1A
 
合わせガラス
P2A
FL3+中間膜30ミル+FL3
合わせガラス
FL5+中間膜30ミル+FL5
FL3+中間膜30ミル+PW
P3A
合わせガラス
 
FL3+中間膜60ミル+FL3
P4A
FL3+中間膜60ミル+PW
合わせガラス
FL5+中間膜60ミル+FL5
合わせガラス
P5A
FL3+中間膜90ミル+FL3
合わせガラス
FL5+中間膜90ミル+FL5
FL3+中間膜90ミル+PW


防犯性能が認められるガラスの仕様基準

「こじ破り」は、ドライバーなどで音を出さないようにガラスを破壊し、まわりに気づかれないよう
密かに侵入しようとする侵入手口があり、日本独特の侵入方法である。

「こじ破り」を対象にした防犯性能が認められるガラスの仕様基準
本基準は、平成13年11月に実施された財団法人 都市防犯研究センターによる実験結果に
基づいている。以下に仕様基準の一例をまとめるが、これらは実験値として示したもので各ガ
ラス仕様の性能を保証するものではない。
分類
単板ガラス
複層ガラス
P1K
合わせガラス
(FL3+中間膜15ミル+FL3)
耐熱強化ガラス 6.5mm
普通のフロートガラスによる複層ガラス
(FL3+空気層+FL3)
アタッチメント付き複層ガラス
(FL3+空気層+FL3)
P2K
合わせガラス
(FL3+中間膜30ミル+FL3)
 
P3K
合わせガラス
(FL3+中間膜60ミル+FL3)
合わせ複層ガラス
(FL3+空気層+(FL3+中間膜30ミル+FL3))
加撃面FL3
耐熱強化複層ガラス
(FL3+空気層+耐熱強化ガラス6.5mm)
加撃面FL3
強化複層ガラス(FL3+空気層+強化4mm)
加撃面FL3
1ミル=1/1000インチ(0.025mm) 30ミル=約0.76mm

@P3Kに属するものは、ドライバーを使ったこじ破りに対し防犯性能が期待できるもの。

AP2Kに属するものは、補助錠との併用によりドライバーを使ったこじ破りに対し防犯性能が期待できるもの。

BP1Kに属するものは、ドライバーを使ったこじ破りに対し防犯性能が期待できるレベルには届かないが、単板ガラスのフロートガラス、網入りガラス、強化ガラスとの比較においては優位性が認められたもの。

C単板ガラスのフロートガラス、網入りガラス、強化ガラスについては、「こじ破り」に対する防犯性能は期待できない。


<本基準を適用するにあたっての注意事項>
ここで規定した「防犯ガラス(防犯性能が期待できるガラス)」は、実験の性質上から考えられる再現性や、
実際の犯行との相違などといった点から、絶対的なものではなく、むしろ相対的な位置付けを示すものと
して捉えるべきである。
また、これらのガラスは何れも、「破れない」ガラスではなく「破りにくい」ガラスであることも認識しておくべ
きである。したがって、開口部の防犯設計にあたっては、ガラス単体だけでなく、補助錠との併用や頑丈な
窓構造への転換、セキュリティシステムを導入する、などといった総合的な検討を行うことが必要である。
 



 

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