稲穂が帳を迎えて
さらに重たく垂れると
風の盆のはじまりです
秋の風が八尾の坂道を通りぬけていく
それを追うように胡弓と三味が
風の音で泣く
その中を深く編み笠をかぶった乙女が
妖艶な踊りをみせる・・・。
隠して
音をなくす・・・から
神秘さがさらに増幅していく
乙女の踊りに賭ける
1度きりの燃焼が
妖しい情念の炎と化して
風のこころを乱していく
あ・・・あ・・・鳥肌がおさまらない嬉しさに
秋の夜は深く眠らない
kaze
風恋歌
今年もおわら風の盆に
ふれました
昨年より
さらに感動の度合いが
深くなります。
それは
年を取っていく証拠
かも知れません
引き算の踊りに魅せられます