伝統の美 唐木

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大阪唐木指物に使用される唐木材料

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★ 紫檀(シタン)
材は淡紫褐色ないし濃紫色、緻密重硬で磨けば光沢(艶)があり、
古来唐木として尊重され高級家具、器具や彫刻などに 使われてきた。
加工に当たっては、脂(ヤニ)分多く刃切れが悪く加工し辛い。研磨もペーパーの目詰まり大であるが
研磨後の光沢は良好で 拭き漆する事により、 より美しい光沢が得られる。
★ 手違い紫檀
手違いとは目的の用材とは相違する材を、手違いと仮称した。
紫檀の類似の材で、やや軟質茶褐色、着色することにより紫檀製品となって市販される。
加工に当たっては、脂(ヤニ)分は少なく、加工は比較的し易い。
研磨後の光沢(艶)は良好である。
★ 黒檀(コクタン)
 深黒色できわめて緻密堅硬、内孔に黒色物質を充たしている。古来唐木中の貴重材とされ楽器、工芸品、家具などに用いられる。
 加工に当たっては、脂(ヤニ)分はなく、硬質ながらも加工し易い
研磨においては、ペーパーの目詰まりは無いが、光沢(艶)は出難い。
★ 鉄刀木(タガヤサン)
暗褐色の中に黄褐色の条班が入って特有の縞模様を示す。大阪唐木指物での使用頻度は少ない。
★ 花梨(カリン)
 材は赤褐色、緻密であるが、導管はやや大きく疎に散在する。古来より花梨の特性を生かした工芸品、家具などに用いられてきた。
 加工に当たっては、脂(ヤニ)分は結構多い材もあるが紫檀、黒檀に比べやや軟質である為加工は比較的容易である。
 仕上げにおいては導管が太く散在している為、目止め処理を要する。
光沢は紫檀、手違い紫檀に比べ劣る。

 

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