琵琶湖で初めての40Up! (2002/4/27)



 Hiroを迎えに行って、6時10分出発。名神豊中に6時19分乗る。車多い。(携帯からPCへ)

 今日もまた、出遅れてしまいました。おまけにゴールデンウィーク初日で、名神はクルマが沢山走っていて流れが悪い。途中で渋滞もあって、アークロイヤルへの到着は7時を過ぎてしまいました。そう言えば、去年のHiroを初めて河野プロのバスボートに乗せたあの日も、条件が同じゴールデンウィーク初日で遅刻したのでした。
釣果の方も同じことになるのかぁ?
これで35.5cm
Hiroの2匹目です
ギルプロ大活躍
河野プロ、ガイドに徹する?
ズシリと重みが
これが43cmのバス君です
31.5cm
ジグヘッドに来た31.5cm



 山ノ下湾を出て、まずは名鉄シャローへ。今日は釣れそうな予感が・・・?
 ここでは、前回の琵琶湖で味をしめた、メガバスのおかしらジグヘッドにバンジーワームの組み合わせをメインにする。やはりアタリありまくり。けれども乗らないのはなぜ?

 と、こともあろうに(あっても別にいいんですが・・・)、Hiroがロッドを曲げている。河野プロがネットを持って船尾に飛んで行って無事ランディング。サイズは37cmもあって、内心ちょっとヤバイかな?と早くも弱気のムシが・・・まだ7時40分頃のことでした。

 さて、私のジグヘッド。着底したらチョンチョンとロッドをあおって少しずつ巻いてくる。コツコツというアタリは、ギル君のいたずらか。チョンチョンのあと少しスイムを入れてみたら、ずしっと重くなりました。軽く尋ね気味にアワセてみると、生命反応があってロッドがしなる。「ヨーシ来たゾゥ」か何か叫んだのかなあ、反応を感じつつもう一度しっかりフッキング!がっちりかけて・・・のつもりが・・・スポ・・・ありゃりゃ・・・スッポ抜け?
 今のは40up間違いなしやったのにぃ・・・と、こういう時には言ってしまうんですねぇ。でも、本当にそう思わせるぐらいの手ごたえではあったのです。とほほほ。


 気持ちの切り替えを狙ってか、河野プロから移動の提案。琵琶湖大橋を越えて、真野へ。
 前日真野でロクマルがあがっていたんですね。が、朝、新聞を見る余裕もなく飛び出してきた私は、そのことを知らなかった。
 真野では、ジグヘッドにも反応がなくバスの気配を感じることがなくて、早々に見切って移動。


 今度は赤野井沖。今日はウィードでサスペンドしている40upクラスを、巻き物で釣るというパターンを予定していたので(?)、さあやるぞ、と、気合いを入れなおしたのでありました。

 Dゾーン、バイブレーションにはウィードが絡んでは来るけれど、バスの反応はなし。
 ところが、またもHiroが釣った。今度はバイブレーションで、35.5cm。いよいよヤバイぞ。
 それなら、こいつはどうじゃ?と手にしたのはスレッジ6SP(マットホットタイガー)。ただ巻きと違って、水中のウィードの絡み具合いなんかを感じながら、潜らせてトゥイッチ&ポーズ、ジャーク&ポーズといった変化をつけて引いて来るというのが、最近好きになっているのです。これは結果論ではなくて、そういう思いでスレッジをチョイスしたのです。
 この時期は、ウィード周りでサスペンドしているバスに、アピールして食わせる、という作戦があったのです。(本当に)


 トゥイッチ&ポーズ(約5秒)からジャーク。と、ズシリと重くて、ロッドが曲がりました。ウィードに絡んだかなと思いながら巻くと、生命反応が・・・。ロッドは起こさず、ジャーク気味にフッキング!かかってる!ロッドをしならせながら強引に巻き続ける。ボートの近くに浮いてきたのを見て、快感第1弾!それからもボートの下に潜ったり、ファイトしてくれて(快感第2弾)、最後にはギルプロのネットに収まったけれど、水中で走り回るバス君を楽しむ私の姿は、Hiroに言わせるとボートの上でヨタヨタと危なっかしくうろついているように見えたとか。
 上がったバス君を見るとデカイ!!(快感第3弾) 河野プロが計測してくれて、43cmありました。琵琶湖で初めての40upですが、写真を撮ろうと持ち上げるとずっしりとした40upの重みを感じて、大満足でした。
 思わず、河野プロとガッチリ握手までしてしまいました。




 実は、数日前のことです。

 私がデカイのをゲットしました。釣りあげたバスを見るや、河野プロは携帯でどこかに連絡して、いったん帰るというのです。アークロイヤルに着くと数人のカメラマンがどこからか飛んできて、私とバスの写真を撮りまくるのです。偏光してるから、こんなにフラッシュ浴びても平気やなー、なんて私は考えていたりするのです。そしてインタビューが始まって、日本記録となるバスを釣った感想を聞かれたのです。ビックリしてしまって何を話せばいいのか、マゴマゴしていると、河野プロが代わって話をしてくれました。次にヒットルアーについて尋ねられたのですが、・・・エッ、何で釣ったんやったかなー、思い出せんぞ、おかしいやないかぁ、何で釣ったんやあ!・・・ZZzz・・・ここで、目が覚めました。(チャンチャン)

 目が覚めてからも、何で釣ったのかを思い出そうとしていた私は、もはや危険な領域に突入しているのでしょうか。




 この喜びをみんなに、と、湖上でメール発信。そしてお祝いの返信が。
仲間のみんなへ
2002年4月27日 10:56
琵琶湖からです。
息子が37cm、35.5cmに子バス1匹。そして注目の親父、私ですが、43cmをゲットしました。狂い咲き達成!
 
Hicoさんから
2002年4月27日 11:42
43cmをゲットおめでとうございます。
狂い咲き??
 
ayaさんから2002年4月27日 12:31
まじっすか?
 
ayaさんへ2002年4月27日 13:01
マジに決まってるでしょ!帰ったら画像と報告送ります。
 
ayaさんから2002年4月27日 13:11
ゲロゲロ!パラノのワッペン付けてました?今、竹沼に向かってます。とりあえずおめでとう♪あや
 
DATEさんから
2002年4月27日 14:47
ただ今、日本到着。おめでとうございました。さすが!
 
DATEさんへ
2002年4月27日 14:52
お帰りなさい。GW中はいらっしゃるんですか?故国に。
 
DATEさんから
2002年4月27日 14:55
はい、そのつもりです。で、その後は、如何でしたか?
 
DATEさんへ2002年4月27日 16:43
あとは31.5と推定28の計3匹でした。
息子は37を筆頭にキーパーを5か6匹、ノンキー数匹でした。
Jrによろしくお伝えください。

(帰りの車中から)
ayaさんへ
2002年4月27日 16:57
ライジャケの背には、もちろんPARANOIDのワッペンが縫い着けてあります。ワッペンのお陰でしょう!
竹沼はいかがでした?初バスゲットしましたか〜。

(帰りの車中から)


 でも、よーく考えたらアホですね。43cmなんて、珍しくもなんともないサイズで、にもかかわらず大騒ぎして、それに相手してくれる人もいる。(ありがとうございます。)
 何が珍しいの?何が騒ぐほどのことなの?
と思われるのが当然です。釣ったのが私だからの大騒ぎなんです。
 (アホやな〜と笑いながら読んでください。)

 アングラーズインで早目の昼食休憩。ゴールデンウィーク中のスペシャルランチ、珍しく?美味しかった!

 食事のあとで、ポパイで買い物。ワームを買いましたが、お金を払ってお釣りをもらって・・・さて、出ようとしたら、お店の人が追ってきて・・・商品を受け取るのを忘れてました。まだ、興奮が冷めてなかったのです。(大ボケではないのです。断固!)


 さて、気持ちを新たに午後の部です。
 因みに、午前中は河野プロは昨年の反省からか、ガイドに徹して1匹も釣っていなかったのです。かかったバスをプロのテクで、水中での針はずしの秘技まで駆使して?

 再び名鉄、井筒アリーナを回って、琵琶湖大橋東の料金所付近へ。
 ここにも何艇かボートがいて、葦ぎわに入って行って水中を覗き込んでいた。多分、ネストを探していたのでしょう。その内の1艇は、なにやら白くて長い棒をまるで杖のようにして水中に差込みながら、流していました。いったい何をしていたのか、少し気がかりなボートでした。

 ここでは、河野プロHiroが全開で釣りまくりました。私もメールを読んだり、返信したりしながらも、一応釣りはしていました。ジグヘッドで見事に上顎にフッキングさせて31.5cmを抜き上げたりして楽しみました。
 そして、ここでの収穫、『新しい自分らしいスタイル』を確立したのです。


 【私向きの新釣法(よい子はマネをしないでね)】

 まず、@ジグヘッドを投げる。A着底を待って糸フケを取る。B静かにロッドを足元に置く。C意識をそのロッドから他へ移す。D誰かが何か言うまで我慢している。

 Bのロッドの置き方には、注意が必要です。万一デカイのがかかっても、ロッドを持って行かれることのないように、十分な工夫が必要です。
 Cの他へ意識を移すのは重要なキーです。バスに気配を感じさせないことこそがこの釣法のキモなのです。
 Dの我慢は、大変なことです。他の人がアタリに気づいて教えてくれるぐらいまで、待つのですから。呑まれるのは覚悟の上です。それよりも、ボートが流されて、向きが変わったり、他の人がヒットしたりしたときには、あきらめて(?)ラインを巻きましょう。誰かに文句を言われるまで我慢するのは、迷惑になりますから気をつけましょう。

 以上が私向きの新釣法です。口の悪い人は、置き竿やんかあ、と決め付けるかも知れませんが、この方法で1匹ゲットできました。河野プロからも「意図的なアクションを加えないのが、若白髪さんに適しているのかも知れませんねえ」とおっしゃってもらい、このスタイルを認知(?)していただきました。


 やっぱり、何かのオチはあるもんで・・・ >DATEさん






今年初めての琵琶湖 (2002/4/13)


 6時30分ギル番長を乗せて出発。少し肌寒い。
 6時45分には名神豊中インタに入る。一路琵琶湖へ。天気は晴れ。快調に名神を走って、7時15分大津インタを出る。30分の名神走行。
琵琶湖の初バス
琵琶湖初バスは28cm
キャスティング
ナイスキャスト?
ピース
余裕?のピースサイン
番長もゲット
もちろん番長もゲット


 今日は竹村遊船のレンタルボート。
 9.9馬力のエンジンつき、千円値引きの交渉成功。
 出艇は8時5分。少し遅くなりました。



 まずは競艇場沖から始める。Dゾーン、バイブレーション、スレッジとやるが生命反応なし。時々ウィードが絡んでくる。べた凪状態でも徐々に流されて、沖のはずが競艇場裏の塀近くまで来てしまった。

 ここで番長がベイトの群れを発見。ベビーシャッドに変えてみるが、ノーバイト。番長がジグヘッドでアタリありまくりというので、借りてやってみる。第1投でゴツゴツというアタリ。でも、乗らない。
 何投目かで、アタリのあと少し引いてやって、止めてみる、と、今までとは違ってラインにテンションが続く。アワセの前にラインを送ってやって、訊いてみた。ラインのテンションは変わらず、ロッドが持って行かれそう。ここで、フッキング!乗ったー!確かな手応え。巻いてくる。ギルと違うやろな、と不安がよぎる。上がってきたあ、バス君です。そう大きくはないけれど、もう一度潜ろうと抵抗する。ロッドもしなってる。番長がネットでお出迎えしてくれて、今年の琵琶湖初バスをゲット。メジャーをあてると28cmと、キーパーにはとどかなかったけれど、とにかく琵琶湖初バス。写真を撮ってもらって、満足、満足。

 その後30分程の間に、立て続けに4匹ゲット。でもサイズはノンキーばかり。
 次は、サイズアップを狙って移動と決めて、我々の定番スポット、ヨットハーバーへ。
 ここでは、番長がやはりノンキーをゲット。


 デカイのを求めて、今度は北へ大移動。途中のシャローには、バスボートの群れが・・・。みんなモーターに緑色のテープを巻いている。JBのトーナメンターです。今日の琵琶湖はトーナメント開催中。

 アングラーズインの建物が見えてきた辺りで、再開する。
 スレッジで釣りたい、という思いで投げまくるが、この頃から風が強くなってきて、気がつけば、ポパイワンドの中まで流されていた。
 杭周りや、繋留ヨットの周りを攻めたが、アタリすらなく、どうなってるの?バスはどこ?やはりトーナメンターに叩き尽くされて、プレッシャーがきついのか。

 ますます風が強くなってきて、うねりも出てきた。立っているのが怖いくらい。
 もう一度競艇場沖のウィードエリアを最後にやってみようと、大移動して南下。


 競艇場沖に戻って、スレッジの第1投で手応えが、ヨーシきたぞ。フッキング、そして巻いてくる。ロッドが大きくしなってる。重い!やったかな、と思いながら巻きつづけて上がってきたのは、ナント、ウィードのかたまり。ガクッ。


 朝と同様に、競艇場の塀まで流されたところで、おしまいにして、帰り支度を始めた。


 が、ここでとんでもない悲劇が、ギル番長に起こった。
 いったい、どーなってしまうのかあ!!

 ボートは、競艇場の塀にピッタリと張り付いた状態で、番長はルアー類の片付けをしていたその時、小さなうねりが来て、ボートが塀に沿って少し流れた。そして番長が大声を、「アーァァ!」。何が起こったのかと、顔を上げると、番長のロッドの1本の先が塀の間の僅かな隙間に入っていて、不自然に曲がっているではないか。ヤバイ、と思った時、パシッという乾いた音がして、私の足元に何かが落ちた。拾い上げると、ロッドの先から10cm程の部分。
 折れたのは、番長自慢のロッド、テムジンエゴイストでした。番長のショックはどれ程のものか・・・。
 きっと、今日の釣行を、琵琶湖を呪っているんでしょう。肩を落として、うなだれて、帰途についたのでありました。


 帰りの車中は、重苦しい空気が・・・。
 いいえ、そんなことはなかったなあ。番長に運転を任せて、大津インタから名神に乗って、今から帰ると家に電話したあと、すぐに私は爆睡してしまっておりました。

 番長、ごめんな、お疲れさんでした。また行きましょう!