１時半に目覚ましで起きて、足音を忍ばせて階下に下りると、愛妻がおにぎりを用意してくれていた。このおにぎりをかなり早い朝食にして、明るくなるのを待つ。
２時４０分Ｍ夫とギル番長が迎えにきてくれて、さあ出発。でも、眠い。
池田から中国道に入って、アッという間に三木・小野インタ。
目的池の小野市鶴池到着は３時５０分。もちろんまだ真っ暗闇。フローターにエアー充填開始。
さて、そろそろという時になって忘れ物。ウェーダーの下にはくズボンは汗かくからパジャマがいいのに忘れてる。少しだけいやな予感。
エントリーは５時前。いきなりギル番長にヒット。続けてＭ夫も。
今日のテーマは、「なんてったってトップ」。そのための、狂気のような早出。
他の２人が２尾目をＧｅｔする前に、何とかしたい。そんな気持ちで、半ば寝ぼけ眼で、ポッパーを見つめている。そしてようやく、ラッキークラフトネットワークメンバー特製のポッパーが音もなくすっと沈んだ。
エッ、ギルか？と思いつつも思いっきりのあわせ。思わず「来たあ」と叫びながら、巻く。
上顎にしっかりフッキングしていて、ゆっくりＧｅｔ。３０cmあるなしのバスでした。
写真撮ってほしかったけど、２人ともそれぞれ離れていて、祝福の声だけ。
リリースして時計を見ると５時３０分でありました。
その後は、バシャっと水音をさせて飛び出してきたのを、感動というか、正直なところビックリして、あわせが甘くてばらしてしまう。残念。
池中を３人でさまようように探る。
ツンツンという小さな魚信が、あちこちであるが、ギルクンのいたずらなんでしょう。
ギル番長がスピナベのガーグリング（水面直下ただ巻き）で連続ヒット。
ならばと、ポッパーをやめてスピナベを投げ続けるが、こっちには全く反応なし。
ノーシンカーで、底を引いて止めてやると、ツンツンという小さな魚信。何度かあわせたが、針には乗らない。フックが大きかったかな？年齢に合わせて５２cmを釣るつもりでしたから・・・。
いったん、鶴池を上がって、その上にあるという「亀池」へフローターをかついで移動。他の２人は、この池でも何尾かＧｅｔしたらしいけど、私はノーフィッシュ。
ほとんど寝てる状態でしたね。
プカプカと浮いていたら、ホント気持ちよくて、すぐにウトウトしてしまいます。
ゲーリー４インチグラブのテールがなくなっていたのも、全く知らない間の出来事でした。
もう一度鶴池に戻って、再びプカプカ、ウトウト。
ふと足元に目をやると、６０cmはありそうな大きな鯉が３尾、連れ立って悠々と泳いでいる。フでもやりたかったけど、持ち合わせてなかったので、ゲーリー４インチグラブのノーシンカーを投げてやると、着水音に惹かれてか寄っていく。
ちょっと待て。あんなでっかい鯉がかかったら、フローターで寄せることができるか？引っ張り回されるだけと違うか？と気づいて、急いで巻き戻した。今度また鶴池に行くときは、フを用意しておこう。
１２時半に上がって、エアー抜き、着替え、ウェーダーやシェルの乾燥といった帰り支度。
本日の釣果発表（ジャーン）
ギル番長、１０尾＋ギル少し。Ｍ夫、６尾。私、朝一番の１尾だけ。ばらしは何尾かありました。
追記：こうしてバス日記を書いていて調べてみると、私のフローター初体験も１年前のこの日、８月１４日のことでした。