味覚まつり
ケンケンかつお味覚祭り
期間:3月1日~5月31日
季節を彩る魚として、古くから親しまれてきたかつお。 日本書紀によれば、景行天皇が紀州沖を船で航行中、弓で海をかき回したところかかってきたのがカツオで、これが日本で最初のカツオ釣りであると伝えられています。
カツオは新しい年の訪れとともに九州南方水域に現れ、2月から4月にかけて黒潮に乗ってすさみ沖に回遊してきます。
「青葉鰹に桜鯛」や「夏は鰹に冬鮪」と言われ、早春2月頃から夏にかけて太平洋を北上する「上りカツオ」を旬とする。また、夏を過ぎると北から南下してくる脂の乗った「下りカツオ」が旬ともいう。
カツオというとタタキで代表される土佐を思い浮かべる方が多いと思いますが、歴史の古さとカツオの生きの良さでは、ケンケン漁と呼ばれるユニークなトローリング漁法で有名なすさみのカツオが日本一です。
タタキ料理も美味ではありますが、すさみではタタキは保存食の一種であるとしてあまり食べません。何と言ってもカツオは本造り(刺身)が一番。
すさみのケンケンカツオの絶品の味をぜひ一度ご賞味ください。
カツオの本造りを中心にタタキ、照り焼き、アラ炊き等の会席料理。他、カツオのフルコースもあります。(2名様より要予約)