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2021.09.01



与謝野晶子 歌 盆景菓子
  
「冬の夜も うすくれなゐの紙のはし 散れる灯かげは 心ときめく」

薄紅色の灯影を市松模様の落雁で、
降る雪を雲錦、
晶子の心のときめきを今にも咲きそうな椿の蕾に託し生砂糖で表現致しました。

字〜安原椿園

菓子研究団体 大阪二六会主催
「さかい利晶の杜と和菓子の匠展」
に出品させて頂きました。


2018.11


『お伊勢さん菓子博2017』第27回全国菓子大博覧会」に
菓子研究団体 大阪二六会から出品させて頂きました。


工芸菓子「青山緑水」



ー 作品『青山緑水』 ー 
木々は青々と輝き
水は緑を映し煌めき
全ての生物に
命をたたえる
森羅万象の
光景に思いを馳せ
楓の木と
緑映す観世水
その上に楓の実を添え
表現致しました。


今回の出品は上記のテーマのもと、日本の美意識「侘び寂び」を
考えながら、創作致しました。

それは、今回の菓子博覧会のテーマは「おもてなし」。
絢爛豪華な作品が多く出品されている中、心静かに観て頂ける作品をと
考え創作致しました。

(「侘び寂び」とは不足の美を具現化する様式(和の感性))






観世水、楓の実 〜 雲平製



楓 〜 雲平、餡平製

(雲平生地〜粉糖、寒梅粉  餡平生地〜白餡、餅粉、米粉)






盆景菓子「ちはやふる」

在原業平朝臣の熱い熱い恋の歌(百人一首)
 
「 ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」  

歌意は「真紅に染められた竜田川 こんなに素晴らしい光景を 
今まで聞いた事があるでしょうか」ですが
本当の意味は、
真紅に染められた恋心を情景に込めて表現した歌だとか

上の句からタイトルを、下の句から情景を菓子で表現


竜田川を「三層の落雁」で
真紅に染まる紅葉を「生砂糖」で表現しました
(紅葉の葉柄部分に針金等は使用していません)
春の百人一首 盆景菓子

「 ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ」

                               紀 友則


歌意:「のどかな春の陽の中で どうして桜は こんなにも散り急ぐのでしょうか」

春の木漏れ日と桜を「寒氷」で
舞い散る桜の花びらを「生砂糖」で表現しました
夏の百人一首 盆景菓子

「 春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」

                              持統天皇

歌意:「香具山に真っ白な衣が干されていると あぁ季節はもう 夏なのですね」

初夏の天香具山を「落雁」で

真っ白な衣を「生砂糖」で表現しました
秋の百人一首 盆景菓子

「 ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」

                                在原業平朝臣


歌意:「真紅に染められた竜田川 こんなに素晴らしい光景を
 
今まで聞いた事があるでしょうか」


竜田川を「落雁」で
真紅に染める紅葉を「生砂糖」で表現しました

冬の百人一首 盆景菓子

「 朝ぼらけ ありあけの月と 見るまでに 吉野の里に 降れる白雪」

                                 坂上是則


 歌意:「降り積もる雪に夜明の光が射し込んで 吉野の里は 

月のように美しく輝いているのです」

月のように光る吉野杉を「艶干錦玉」で
枯れ葉と雪を「生砂糖」と「氷餅」で表現しました

「第26回 全国大菓子博覧会 広島」

平成25年4月19日から5月12日まで行われている
第26回 全国大菓子博覧会in広島に
菓子研究団体「大阪26会」から工芸菓子を出品させて頂きました。


『全国大菓子博覧会 文部科学大臣表彰作品

出品作品 

工芸菓子 「一期一会」
桂矮鶏・芙蓉 〜 雲平、餡平製

工芸菓子「 Earth Born 3 」
2013食博覧会・大阪 
大阪府生菓子協同組合、菓子研究団体大阪二六会 出品作品

工芸菓子「 Earth Born 3 」

惑星と地球誕生をシュールなイメージで創作し
出品させて頂きました。

蓮葉花器、蓮葉、茎〜餡平製
花、地球(緑)、太陽(オレンジ)、蝶(黒)〜雲平製



盆景菓子 「 夏のしらべ 」

  寒氷製紫陽花模様

盆景菓子 「 重陽の宴 」

落雁製菊花模様 、生砂糖製菊葉

盆景菓子 『月の都人』(かぐや姫)


竹取物語のラストシーン
十五夜の夜
かぐや姫が月の都に帰る場面に思いを馳せ

かさねの色目でイメージした「かぐや姫」と
かぐや姫を囲う月の都の人々をイメージした「竹葉」を雲平生地で
雲のかかった「十五夜の月」を落雁で
デザインし創作致しました


使用した重ねの色目
かぐや姫「花薄(はなすすき)」
「紅匂(くれないのにおい)」
「萩重(はぎがさね)」

竹葉「女郎花(おみなえし)」

重ねの色目は、2色の色を重ね合わせて現れる色が特徴です。
表からは見えませんが、裏に別の色が隠されているのもまた良いものですね。




盆景菓子 「 初 夢  (一富士二鷹三茄子) 」

平成25年6月の富士山と三保松原が世界文化遺産となった事を思い
夢の中を表す「雲」と「霞」。
◯△□の形にデザイン化した
三角〜富士山、四角〜鷹の羽、円〜上から見た加茂茄子。
そして新春を祝う 松の緑、三本の竹筒、紅白の梅色。
三種類の表現をシンプルモダンにデザインした盆景菓子
「初夢〜一富士二鷹三茄子〜」を創作致しました。
盆景菓子 「 初 夢  (一富士二鷹三茄子) 」アップで
盆景菓子 「 初 氷 」
盆景菓子 「 山 苞 」

第1回全国菓子研究団体連合会技術コンテスト参考作品

盆景菓子 「 夏 の 音 」

水、水紋〜落雁製 、 金魚〜雲平製

平成21年4月30日(木)〜5月10日(日)まで
09 食博覧会 大阪に於いて 菓子研究団体 大阪二六会から
工芸菓子を展示させて頂きました。
場所:南港インテックス大阪5号館


作品名「花ごよみ」
開会式前日来られていた假屋崎省吾さんに作品を見て頂きました。


       姫路菓子博2008 出品作品

      
            「百花為誰開」

作品1、菓遊展作品  

場所 四天王寺
平成18年10月21日(土)〜22日(日)
         

作品2、
平成18年3月25日〜5月28日まで開催
「第23回全国都市緑化おおさかフェア(花・彩・祭)」
場所 大阪城 西の丸庭園 テーマ館「おおさか館」にて
   大阪の和菓子工芸として展示させて頂きました。

      作品名「花遊菓〜はなゆうか〜」
         
       牡丹、桜、水〜雲平製

作品3、
平成17年4月下旬〜5月上旬
05’大阪食博覧会 伝統の工芸菓子コンクールに出品させて頂きました。
場所 インテックス大阪

        作品名「Earth Born II」
          
    蓮の花は雲平製、蓮の葉、実、地球は餡平製

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