下水道工事の入札めぐる不正疑惑

市長と副市長が異常なやり方で入札中止

 新大蓮北幹線の下水道工事の入札をめぐる不正疑惑を解明する総務特別委員会が26日行われました。

 この間、35億円の予定価格である新大蓮北幹線の下水道工事の入札をめぐって、不正疑惑が吹き出しています。

 同工事の入札は昨年末に公告され、2月8日に入札した札を調べる開札が行われる予定でした。ところが、前日の夕方、各社から提出された技術資料の内容を作業チームで精査し、予め市が決めている評価項目について、評価に値するかどうか要件を満たしているかどうかを確認する作業が終了した直後、副市長が入札実務担当者に中止するよう求め、開札日当日になって、市長と副市長の2人の、中止のための「起案決済」を起こし、異常な「中止」をおしつけました。

技術評価採点用紙のメモ判明 23社中21社が横並び

 26日の特別委員会で、各派も上原けんさくも作業チームで精査したメモなど資料の提出を求め、委員会に提出された資料では23社のうち21社が技術評価が満点の25点になる事態であったことが明らかになっています。

思惑の業者以外を敬遠したのか?

 開札中止に至った理由を市長は、総合評価のやり方について「安全」「地域貢献」の点で、問題があったからと理由を述べましたが、入札が始まる前に、総務委員会で、問題の指摘があり、それでもなお、「入札をすすめたい」とし、市は実務をすすめていました。開札の段階で中止するのは、理由になりません。「安全」「地域貢献」を理由にするなら、入札を延期すべきだったはずです。

 一部の新聞では「市の意向にそわぬ業者敬遠か」と報道がありました。作業チームが資料を精査し、要件を満たしているか否かを確認した途端に中止したのは思惑の業者以外にたくさん横並びの点数になったので開札中止に至ったのでは?という疑惑がますます深まっています。

 そして、やり直しの5月の入札で枚方焼却工場の入札談合事件で指名停止処分を受けていた大手ゼネコンが落札者に決定されています。

 疑惑解明へさらに頑張ります。

上原けんさく、脱原発求め宣伝

宣伝する上原けんさく 上原けんさくは、23日はママパパネットと小若江サンデイ前で、24日は長瀬支部の人たちとコノミヤ友井店前で、原発を存続させるか?脱原発か?を問うシール投票宣伝を行いました。

シール投票の様子 上原けんさくが「太陽光や風力などの自然エネルギーは政府の試算でも、日本の原発54基すべてでつくりだすエネルギーの40倍もの可能性がある」「危険な原発を5年から10年で止めて、自然エネルギーに転換を」「シール投票であなたの意見を聞かせて下さい」と呼びかけました。シール投票の結果は次の通りで、圧倒的多数が脱原発でした。

2日間での投票結果

  • 安全対策して存続 4票
  • 脱原発、自然エネルギーに転換 63票
  • わからない 16票

バナースペース

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