点火時期いじってみた

 

今まで、点火時期いじらずに来てたので(忘れてただけかも)いじってみました。
もちろん進める事しか考えていなかったし、先のromテストでノーマルインジェクタでは、ブーストアップ(0.9k)すると5000rpmくらいから100%吹ききってしまうので、ブースト0.8kg狙いのTP0.77でromつくりました。

Ver.2−1 : とりあえずノーマル点火時期のデータを取る為に、TP−MAX0.77でノーマルの雰囲気で点火時期を拡張してみました。

Ver.2−2 : そのデータの点火時期を全てdec.3してみました。
燃料MAPいじった時にdec.2位だったら、あんまり変化無かったので3dec.です。これが甲とでるか乙と出るか…

Ver.2−3 : 同じくVer.2−1のデータの点火時期をdec.5してみました。

これらの3つのromでテストです。
どこかのHPで点火時期のデータを”1”変化させると、角度にして何度変化するのか書いてあった気がしますが忘れました。(探しておかないと…)
でも、進角=dec.で合ってるみたいです。点火時期MAP見ても、高回転・高負荷になるほどデータが小さくなっているし。
まあ、とりあえず深夜になってからテストを行いました。
3速前回でのA/Fデータを比較する為グラフにしてみました。

 

おいおい、って言う感じのA/Fになってますね〜(<5600rpm以上)
ノーマル点火時期でも、なんで5600rpm以上で急激にA/Fが薄くなっているのは、インジェクターのせいです。
インジェクターがノーマルなので、ちょっとブーストアップすると100%吹いてしまいます。このromでも、5600rpm以上は吹ききってました。
かなり顕著にデータとしてでてます。
エンジン回転上昇で高負荷になって行くのに、INJは一定しか吹かない(だって100%だもん)ので、A/Fは薄くなる… 当然ですな。
まあ、気にせず(おいおい)点火時期進角テストromを実験しました。
そうすると、グラフを見ての通り、点火時期進角でA/Fが薄く表示されてました。
問題は、排気温度です。

Ver.2−1のMAX排気温度 840℃ (ふむふむ)
Ver.2−2    〃      885℃ (ほほーん)
Ver.2−3    〃      900℃ (うげー!)

Ver.2−3の時は、4速前回でしたが、行っちゃいました900℃。
びっくりしました。
だって、排気温度計のワーニングランプが点灯したのは、初めて見たので、初めは何のランプ? とか思ってたけど、排気温度計が光ってると気づき、あわててアクセルOFF!
禁断の900℃!! あぶねー。
一般的には900℃以上は厳禁とされているので、それだけは守っておかないとね…
エンジンは大丈夫っぽかったので、まあ良しとします。

実験結果として、点火時期を進めると、A/Fが薄くなり、排気温度が上昇することが理解できましたね。
体感的にはよく分かりません。たしかに速くなってますが、表現するのは難しいですね。
それと、点火時期進めたら排気温度が上がるので、燃料増量して排気温度の上昇を防がないといけないので、INJを大容量に変更必要です。(S15のINJは440ccでボルトオン@11,000くらいですが、550ccは欲しいですね)

 

NEXT>