「理解しながら作るヘッドホン・アンプ」の製作

海のかざり

2015/5/8
Last update : 2015/5/8

花のアニメ「理解しながら作るヘッドホン・アンプ」の概要

CQ出版の「理解しながら作るヘッドホン・アンプ」(著者のサイト)の付録実験基板を用いてヘッドホンアンプを製作しました(2015年5月完成)。
ディスクリートタイプで、初段が FET 差動増幅回路です。
アマチュア無線との関係としては、「アマチュア無線と言えば、真空管」、「真空管と言えば、ヘッドホンアンプ」という関係です。実際に、トランシーバとヘッドホンの間に入れて使うので、アマチュア無線のアクセサリです。製作のきっかけとしては、真空管ヘッドホンアンプ HP-AMP-1K と聞き比べてみたかったというのもありますし、「情熱の真空管アンプ」や「真空管アンプの素」の著者である木村哲氏が書いた半導体アンプの本だからというのもあります。
アルミケースはタカチ電機工業の MX3-11-17GS (最新の型番は MX3-11-17SG。W110×D170×H30)にしました。ボディー部はアルミですが、パネル部は ABS 樹脂です。



「理解しながら作るヘッドホン・アンプ」基板



「理解しながら作るヘッドホン・アンプ」フロントパネル
(ステレオミニジャックは絶縁タイプだが、パネル部は ABS 樹脂なので、通常タイプでよい)



「理解しながら作るヘッドホン・アンプ」リアパネル
(入力端子は、RCA ピンプラグ、ステレオミニプラグに対応できるようにした)
(各信号入力ジャックは絶縁タイプだが、パネル部は ABS 樹脂なので、通常タイプでよい)

本回路はプラスとマイナスの電源が必要ですが、1個の ACアダプタで動作させることができるよう、内部で 0V を作っています。よって、電源(DC12〜15V)ジャックのマイナス側と、入出力信号のマイナス側(ケースも同様)を独立させる必要があります。


花のアニメ製作について

今回の製作概要は以下の通りです。回路としては、ほぼ記事の通り製作しました。

「理解しながら作るヘッドホン・アンプ」内部

「理解しながら作るヘッドホン・アンプ」内部

主役の 2SK170BL

主役の 2SK170BL (中央)
(4個使用)

良い音がしています。ボリウムを絞ると無音になります。


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