【トクホをとっていれば安心 …それ、誤解です!!】


トクホロゴ
【トクホは夢の食品ではありません】


店頭でお茶などを買う時によく見かける、人がバンザイしているようなマーク。
それは特定保健用食品、通称「トクホ」のマークです。

当院にお越しのお客様から、トクホや機能性食品、第○種医薬品などのお尋ねをいただくことが増えました。
・高いお茶を飲んでいるけど、全然痩せない…
・便秘が治るって書いてあるのに、一向に改善しない…
・トイレが近いから何ヶ月も試してみたけど、全然効果がない…

トクホと聞くと、「便秘などの辛い症状や肥満などの悩みが解消されるに違いない!」と、期待を抱いてしまいませんか?
しかし、トクホはそのような夢の食品ではありません。



【トクホに対する誤解を解消しましょう】

ここではトクホに関する誤解を解消し、「正しいトクホの活用方法」について説明します。

「トクホ」とは、その効果が国の機関によって審査されています。
しかし、それが摂取すれば全ての人に同じ効果があることを保証しているわけではありません。

トクホ|BE SEITSAI 817パシフィカ堺例えば、「体に脂肪がつきにくい」と商品に表記されている場合、その効果を確かめるためには特定の対象者を選び、一定期間商品を摂取して実験を行います。
もし効果が認められれば「トクホ」の表示が許可されるというわけです。
しかしこの場合、BMI(体格指数)が24の人がその商品を摂取したとしても、検査対象が「BMI25以上の人」であった場合は、同様の効果があるかは不明なのです。

また、実験期間が3か月であった場合、1か月だけ摂取しても効果は期待できません。
気になるトクホ商品がある場合は、その商品のパッケージや公式ウェブサイトなどで情報を確認し、自分が効果を得られるための正しい摂取方法を把握することが重要です。



【トクホの摂り過ぎは、マイナスの影響もあります】
トクホを摂取する際に注意すべきポイントの一つに「目安量」があります。
トクホは、摂れば摂るほど効果が高まるというわけではありません。
むしろ、摂り過ぎはマイナスの影響を及ぼすこともあるのです。



【他のトクホや薬との重複使用はありませんか?】
さらに、トクホを摂取する際に特に注意が必要なのは、日頃から他のトクホや薬を服用している人です。
例えば、「血圧を下げる」と書かれた商品の中には、血圧を下げる薬と同じ種類の成分が含まれていることがあります。
薬と一緒に摂ってしまうと過剰摂取になり、危険性があります。
薬や他のトクホを服用している人は、医師や薬剤師に飲み合わせについて相談することをおすすめします。



【まとめ】
トクホはあくまでも食品であり、薬ではありません。
からだの調子を整えるためのサポート程度と考えるのが良いでしょう。
しかし、トクホには注意すべきリスクも存在します。
以下にいくつかのリスクをご紹介します。

1. 過剰摂取のリスク
トクホは適切な摂取量があります。過剰摂取すると、身体に悪影響を及ぼす可能性があります。
特に栄養素や成分に過敏な方や、他のサプリメントや薬と併用する場合は注意が必要です。
適切な摂取量を守ることが重要です。

2. アレルギー反応のリスク
トクホには様々な成分が含まれています。
もしトクホに含まれる成分に対してアレルギー反応がある場合、摂取することで健康被害を引き起こす可能性があります。
商品の成分表を確認し、アレルギー物質に注意することが重要です。

3. 他の健康問題との相互作用のリスク
トクホに含まれる成分や効果が、既存の健康問題や薬と相互作用する可能性があります。
特に既に病気を抱えている方や、他の薬を服用している方は、トクホを摂取する前に医師や薬剤師に相談することが重要です。
彼らはあなたの状況を詳しく把握し、適切なアドバイスを提供してくれます。

4. 効果に関する科学的根拠の不足
トクホに対する効果は、国の機関によって一定の基準で審査されています。
しかしその効果には個人差があり、全ての人に同じ効果があるわけではありません。
また、一部のトクホ商品では科学的な根拠が不十分な場合もあります。
購入前に信頼性のある情報源から情報を収集し、冷静な判断を行うことが重要です。

トクホを摂取する際は、リスクを理解し、自身の健康状態や医師のアドバイスを考慮しながら適切な選択をお願いします。