【足底筋膜炎】
Plantar Fasciitis




足底筋膜炎とは

足の底にある腱膜(足底腱膜)の炎症や損傷を指す一般的な疾患です。

足底腱膜は、かかとから足指まで広がる帯状の組織で、足のアーチをサポートする役割を果たしています。


足底筋膜炎の症状は?

足底腱膜炎の主な症状は、「足底の痛み」です。
※ 通常、足のかかとや足指の付け根近くで痛みを感じます。
※ 痛みは通常、歩行や立ち上がるときに最も感じます。
朝起きたときや長時間の活動後にも悪化することがあります。
※ 炎症や損傷の程度によって、痛みは軽度から激しいものまでさまざまです。




足底腱膜炎の主な原因は?
足底腱膜炎の主な原因は、足底腱膜への過度の負荷や繰り返しのストレスです。
また、以下の要因が関与することがあります:

1. 過度の負荷:
長時間の立ち仕事や激しい運動など、足底腱膜に負荷をかける活動や状況が原因となることがあります。

2. 足の形やバランスの異常:
足のアーチの異常や偏平足、オーバープロネーション(内側に過度に傾く足の動き)など、足の形やバランスの問題が足底腱膜炎を引き起こすことがあります。

3. 靴の選択:
ハイヒールや硬い底の靴、クッション性のない靴など、足底腱膜に負荷をかける靴の選択が足底腱膜炎のリスクを高めることがあります。

4. 筋力や柔軟性の不足:
足やふくらはぎの筋力や柔軟性の不足は、足底腱膜への負荷を増加させる可能性があります。


足底腱膜炎の適切な治療方法は?
足底腱膜炎の治療方法には、以下のようなものがあります。

1. 休息と活動制限:
足への負荷を軽減するために、活動制限や休息が推奨されます。
特に痛みが強い場合は、一時的に運動や長時間の立ち仕事を控えることが重要です。

2. アイシング:
痛みや炎症を軽減するために、氷や冷却パックを使用して足底を冷やすことが有効です。
毎日数回、15〜20分間のアイシングを行います。

3. ストレッチと強化運動:
足底腱膜や関連する筋肉の柔軟性と強度を向上させるためのストレッチと強化運動が重要です。

4. 靴の選択とサポート:
適切な靴を選ぶことが重要です。
クッション性のある靴やアーチサポートを備えた靴を選び、必要に応じてインソールを使用することが役立ちます。



【足底筋膜炎と骨折】
足底腱膜炎は「朝起きての最初の一歩が激しく痛む」「急に歩きだすと痛む」など、痛みに特徴があります。
私たちは施術者は、特徴と合わせて足底の痛みの箇所やふくらはぎの筋肉の硬さなどを触診して確認をします。

かかとの痛みで来院される方の中には、骨粗しょう症で骨がもろくなり、かかとの骨が骨折して痛みを感じている場合があります。
特に高齢の方は注意が必要です。
症状や痛みの特徴を勘案し、整形外科の受診をお勧めする場合があります。
画像検査で足底腱膜炎と骨折を区別することはとても重要です。



足底腱膜炎の治療には時間がかかることがよくあります。
症状が気になり始めたら、1日も早く施術を受けて下さい。
早期のケアと適切な処置は、症状の改善と再発予防に役立ちます。
当院では、調圧法と軽擦法で足底筋膜炎に対処しています。
お気軽にご相談いただければと思います。