奥穂高岳へ・・・、①。

9月25日AM8:00,上高地の名所、河童橋。紅葉の見ごろまで数日早いせいか、人影はちらほら。乾いた空気が大陸から流れ込み、好天気つづくという予報を信じて、AM2:00に高槻を出て、今朝、上高地に入りました。今回、目指す山は奥穂高岳(3190M)。上高地から往路10時間、復路8時間、途中、山小屋1泊の山旅です。河童橋から2時間、徳澤園着。小説「氷壁」の大切な舞台になっていたので、訪れてみたかった場所。建物がどのくらい当時のままであるかはわかりませんが、重厚な暗さと柔らかい光に満ちていました。その中でカレ-うどんとソフトクリ-ムを注文。この後、つづく山歩きに備えます。出発する際に、”新しいリュックですネ”と話しかけられる。今回の山歩きは新しい50リットルザックなのですが、よく見ておられる。さらに歩くこと1時間、横尾着。ここまでは梓川沿いに歩きましたが、横尾橋を渡れば山道です。夜中の運転でカタマッテいた足腰が、ようやくほぐれてきました。

そして、涸沢着(2309M)。河童橋から6時間、穂高連峰に囲まれた涸沢カ-ルと青い空に、しばし、茫然。奥穂高岳に雲がかかっていますが、急速に天気は回復しているようです。さて、山小屋まで、もう、少し。
A7小屋に着くと、とにかく、生ビ-ル。大きなデッキテラスからは、夕刻に映える稜線と雪渓。猛暑がつづいても、雪を残すことができる涸沢。ほんとうにぜいたくな風景です。明日の予報は快晴。PM6:00、布団に入りました。

2012年09月30日