concept

どこよりも多くの時間を過ごし、さまざまなものを育てる、そんな大切な空間をつくるために、施主代理人として、打ち合わせを繰り返し設計図書を作成、適正工事価格を導く。そして、施工会社とは独立した立場で工事監理を行い、設計意図の実現と質の高い建築をつくります。 これから家づくりをする方々は、楽しみや期待と同じくらい不安や悩みをお持ちだと思います。私は2000年に事務所兼自宅を新築しましたが、建築士資格があっても大変でした。まず、思い出すことは土地のこと。不動産業者さんが言ういい土地と設計者の立場で感じる魅力的な土地がずいぶん違うことに戸惑いました。設計者は南向き角地といった条件よりは、その土地の個性をよく見て、たとえ悪条件と思われることも、積極的に取り込んで好条件にしていきます。値段が高い=いい土地とは限らないと感じました。次に思い浮かぶことは、誰に仕事を依頼するか、ということ。私にとっては施工者選びでしたが、皆様の場合は設計事務所、メ-カ-、工務店など様々な選択肢があるので、もっと大変かと思います。この他、家づくりの過程で迷い悩むときが多々あるかと思います。そんなとき、道しるべとして、お役に立つことができればうれしく思います。私たちの仕事概略は以下の通りになります。
設計・監理業務内容と進み方
1 企画・調査
  • ご要望の打ち合わせ
  • 現地調査
  • 1つのプランを提出
  • ここまでは費用がかかりませんので、お気軽にお問合せください。
2 基本設計
  • 提出案や仕事内容を気に入ってくだされば、設計監理契約となります。
  • 企画調査の提出案をもとに、平面図、立面図を作成していきます。
  • より細かなご要望をおききします。
4 実施設計
  • 基本設計図をより詳細に作成し、図面枚数が増えます。
  • 仕上げ、設備を決定。
  • 工事費見積作成に必要な項目をすべて図面化します。
  • 模型による空間確認
4 建築確認申請、その他行政手続き
  • 行政機関へ建築確認申請書提出(納付金は別途必要です)
  • 法的規制の最終チェック
  • 長期優良住宅申請、フラット35申請(申請費用別途必要です)
5 施工者決定
  • 建築工事費用の妥当性と図面への理解度により決定
  • ご紹介の工務店
6 工事金額調整と工事契約
  • 工事金額の増減調整
  • 最終工事予算の決定
  • 工事会社との工事請負契約
7 着工・工事監理
  • 施工者とは独立した立場で工事監理
  • 施工チェックと現場打ち合わせ、検査立ち合い
8 完成・お引渡し
  • 取扱い説明
  • メンテナンス時期、方法の確認