見えたらいいなぁ、ＰＬの花火大会・・・、設計打ち合わせ中に出たそんな一言から、屋根に上がれるようにした「堺の家」。それは地上高さ１０ｍ弱、広さ４帖半の屋根にポコっと現れた平なスペ－ス。上棟日、そこに立つと思いのほか広がる視界。金剛山と葛城山を背景に白くニョキッと立つのはＰＬの塔。さえぎる建物はなく花火はよく見えそう！施主Ｍさんと喜び合う。逆方向を見れば六甲山系、北摂の山々もくっきり。と、山々に見とれている間に階下から、上棟式の準備が出来ましたという呼び声。この大きな空の下、みんなで乾杯です。