真上の家

角地に加えて、前面道路をはさんだ正面敷地が4mほど下がっているため、眺望のある敷地。その分、きつくなる直射光を考え西面には窓を少く、南面は屋根を出すことで高度ある夏の陽射しを遮る外観としました。仕上げについては外壁は塗装、室内は床を杉板で統一。リビング天井にも木材を貼り、質感のある素材で統一しました。家族の様子が上下階で途切れることのないようにより配慮が求められる2階リビングダイニングプラン。階段と吹き抜け、ガラス窓を通して、1階と2階がつながります。また、1種低層住宅地域の高さ制限により抑えられることが多い室内天井は屋根形状を利用することでリビングは3m。窓もその高さに合わすことでバルコニ-からの視界を大きく確保しています。