シネマの歴史(8ミリカメラ)

このペ−ジは私が8ミリシネカメラを昭和38年(1963)始めた頃からの経験と、現在も
残している機材と資料を基に流行した8ミリフイルム式カメラ類、そして最後は同時録音
カメラまで進んで、現在に至った歴史の記録です。また価格は、その当時の定価です。
(メ−カ−と機種は多数有りますが主な製品掲載)
8ミリ全盛時代万歳!
シネエルモ8A (ニッコ−ル付き、¥29,800) 株式会社 エルモ社

ダブルエイト・スプ−ルロ−デング
(レンズ) ニッコ−ルF12,5ミリ・F1,9・焦点調節式・シネエルモ12,5ミリ・F2,5常焦点
(コマ数) 1・8・16・24・32
(ファインダ−) 6,5・13ミリ及び13ミリ38ミリの二段ズ−ム式
(マウント) Dマウント 機体はベルハウェル134の系統をひきスプリングモ−タ−は反時計方向に巻き上げる。モ−タ−をフルに廻して約32秒(16駒/秒にて)フィ−トにして約6フィ−トの能力が有る。



シネマックス8T (株)瓜生精機

ダブルエイト・スプ−ルロ−ディング
(レンズ) ニッコ−ル12,5ミリF1、9
(コマ数) 1・8・16・24・32
(ファインダ−) オプチカル式・広角組込、38ミリ・13ミリ枠交換式
(マウント) Dマウント・レボルビング2本タ−レット
薄黒褐色ブロンズ仕上、国産最初の8ミリカメラ、フィルモ134系とリベア50系をミックスしたようなタイプの縦型で持ちやすく、軽量軽快で有る。スプリングモ−タ−は時計方向16駒で約25秒。フィ−トにして約5フィ−トの能力。
2本レボルピング式(廻転式)タ−レットで6,5ミリ広角と13ミリ、又は13ミリと38ミリの組合わせで瞬時にレンズ交換が可能で有る。



キャノン・エイトS                      キャノン株式会社

ダブルエイト・スプ−ルロ−デング
(レンズ) キャノン13ミリ・F1、8
(コマ数) 16・24・32・48・64
(ファインダ−) 固定マスク6、5・13・25・38・50ミリの変倍式
(マウント) キャノンバヨネット式
パララックス自動匡正、



キャノン・エイトT                      キャノン株式会社

ダブルエイト・スプ−ルロ−ディング
(レンズ) キャノン13ミリ・F1,8
(コマ数) 16・24・32・48・64
(ファインダ−) 倍率、マスク変換式
(マウント) キャノンバヨネットボルビング式2本タ−レット
ピントガラス式焦点調節機構組込、



アルコ・エイト          定価¥47,800  アルコ写真工業株式会社

ダブルエイト・スプ−ルロ−ディン
(レンズ) 標準アルコ13ミリ・F1,8、広角6,5ミリ、F1,8、 望遠38ミリ・F1,8
(コマ数) 1・8・16・24・32
(ファインダ−) 透視オプチカルパララックス匡正レンズ装着可能
(マウント) Dマウント・レボルピング3本タ−レット
国産では第5番目に名乗りをあげた8ミリカメラ。



アルコ 8 デラックス 定価¥29,800(以上かも)アルコ写真工業株式会社 

ダブルエイト・スプ−ルロ−ディング
(レンズ) 標準アルコ13ミリ・F1,8、 広角6,5ミリ、F1,8,望遠38ミリ・F1,8,
(コマ数) 1・8・12・16・24・32・48
(ファインダ−) 透視オプチカルパララックス匡正レンズ装着済み
(シャツタ−スピ−ド) 開度調節式
(マウント) Dマウント・レボルピング3本タ−レット
あらゆる映写技法の基本になる開度調節機構、3本レンズと連動するズ−ムファインダ−、視野完璧のパララックス匡正装置、片手で撮影出来る小型デザインの高級機



Sankyo 8−E    定価¥29,800  株式会社 三協精機製作所

ダブルエイト・スプロ−ディング・露出追針連動
(レンズ) サンキョウ標準13ミリF1,4 望遠38ミリF1,4
(コマ数) 1・8・16・24・32・48
(ファインダ−) 6,5〜38ミリ・ズ−ム式
(マウント) Dマウント
ファインダ−を覗きながら露出の設定が出来る独特の機構です。明るいファインダ−視野にクッキリと浮かびあがった赤い針が神経質なほど敏感に適正露出を示し、精密なギアを介してレンズの絞りリングに連動します。



ヤシカ ヤシマットS   定価¥14,000  株式会社 ヤシカ

ダブルエイト・スプ−ルロ−ディング
(レンズ) ヤシノン−S 10ミリF1,8(固定焦点)
(コマ数) 1・16駒
(ファインダ−) 透視オプチカル
(モ−タ−) 電動式・バッテリ−単三4本、他に露出用水銀電池
薄くて 軽くて 高性能、ボタンを押すだけで撮影出来る、ピントも露出も機械任せ。



ニコレックス8F 定価¥18,800ズ−ムレンズ¥5,500 日本光学工業株式会社

ダブルエイト・スプロ−ルロ−ディング
(レンズ) ニッコ−ル 10ミリF1,8、 別売りズ−ムレンズ8〜20ミリ
(コマ数) 1・16駒
(ファインダ−) ズ−ミング操作のしやすい一眼レフ上下像スプリット式
(モ−タ−) 電動式、バッテリ−単三4本、他に露出用水銀電池、
別売りのズ−ムレンズで約2倍、広角から望遠まで自由自在、迫力有る画面が得られボタンを押すだけでOK,好感度Cdsメ−タ−内蔵の完全EE機構 露出もフイルム送りも機械任せです。私が初めて購入した8ミリカメラです。このカメラで『ふりわけた新幹線』を1964年9月作品を制作しました。その作品がテ−マでスカイパ−フェクTVヒストリ−チャンネル)20世紀のファイルから「8ミリフイルムの時代」とNHK番組熱中時間「8ミリフィルム熱中人」として取材、そして放映されました。



エルモ ズ−ム8−TL(4・4S・6)定価52,000から 株式会社 エルモ社

ボタン一つのフイルムロ−ディング
(レンズ) エルモF1,8 7,5〜45ミリ(6倍ズ−ム、8TL6)
(コマ数) 1・12・16・24・32(グリップに補助乾電池取り付け64駒可)
(ファインダ−) 1眼レフ式スプリットイメ−ジ
(モ−タ−) 電動式駆動、バッテリ−単三4本(グリップにも必要64駒時、また長尺マガジン取り付けた場合ここにもバッテリ−必要)他に露出用水銀電池、
この新製品トリオの出現により、スポ−ツ、産業、教育、芸能、医学界などあらゆる分野に新用途を広げ、マガジン装着で従来の4倍の100フィ−ト連続撮影、日本で最初の6倍ズ−ム、ボタン一つのフイルムロ−ディング、正確なcdsによる電子レンズ露出、オ−トズ−ミングと高速度撮影、正に最高級機の8ミリカメラ(8−TL4は4倍ズ−ムF1、8。8−TL4Sは4倍ズ−ムのF1,4。8−TL6は6倍ズ−ムF1.8)でした。



フジカシングル8 P−1(P−100〜105)定価18,000 富士写真フイルム(株)

マガジン ポンのシングル8方式
(レンズ) フジノン11,5ミリ F1,8(4群4枚構成 固定焦点)
(コマ数) 18駒
(ファインダ−) 二眼式
(モ−タ−) 電池駆動、単三バッテリ−4本、他にEE機構/cds用水銀電池
私にも撮せます!・・TVコマ−シャルで大ヒットしたシングル8カメラ、簡単に8ミリが撮影出来て1番安く一家に1台(但し興味がある家庭)持つていました。



フジカシングル8 P2  定価22,800  富士写真フイルム株式会社

マガジンポンのシングル8方式
(レンズ) フジノンF1,8 11,5 固定焦点
(コマ数) 18コマ 電池単三2本(露出用共)
(ファインダ−) 2眼レフ
(EE機構) cdsレンズ胴内に有り
8ミリカメラとしては最小型のコンパクト、高級カメラを使用時のサブカメラとして重宝する。私はこのカメラにプロミナアナモフイックレンズをつけて撮影をしていました。手持ち撮影でも、手ブレは少ないし、ピンボケを作る心配もなく、特によく動き回る幼児を狙う時な最適なカメラでした。



フジカシングル8 フジカAX100 定価22,600 富士写真フイルム(株)

マガジンポンのシングル8方式
(レンズ) F1,1 固定焦点13mm
(コマ数) 18コマ(定速)
(ファインダ−) 二眼式
(EE機構) 外部測光式 自動絞り(電源は単三2本とEE用の水銀電池が必要)
「ヤミ夜のカラス」のキャッチフレ−ズでベストセラ−になった、暗さに強いハイシングル8カメラ。フジクロ−ムRT200との組み合わせで、夜間・室内撮影を可能にした、アクセサリ−として、クロ−ズアップレンズ、水中撮影用の防水ケ−ス、フジカマリンがあります。



フジカシングル8 P−300  定価24,700 富士写真フイルム(株)

中クラスのシングル8方式 8ミリカメラ
(レンズ) フジノンズ−ム10,5〜27,5ミリ F1,8 8群10枚構成
(ズ−ミング) 鏡胴レバ−による手動式
(コマ数) 18コマ
(ファインダ−) 一眼レフ式 絞り値表示 
(EE機構) cdsによるEE
中クラスのシングル8 8ミリカメラです。ズ−ムが付きチョツトテクニックが出来人気がありました。



ニコン R8 (R10)   定価120,000(R8) 日本光学工業株式会社

ス−パ−8方式 (電動式ズ−ム)
(レンズ) F1,8 7,5〜60mm(8倍ズ−ム)R10はF1,4 7〜70mm(10倍ズ−ム)
(コマ数) 18・24・54及び1コマ シャッタ−開角度 全開(160゜)80゜,40゜、全閉調整可
(ファインダ−) 一眼レフ式 EE目盛、開角度表示、撮影終了表示、電池チック有り
(EE機構) TTL測光によるインスタントレスポンスEE 露出補正、マニアル絞り可
重量感の有る最高級10倍ズ−ム機の性能と同じ8倍機です。キャノンの814Eとほぼ同じカメラを持つライバル機、レンズの切れはニッコ−ルレンズだけ有り見事なシャ−プさ、カラ−バランスは暖色系でマクロも可能で、オ−バ−ラップ、フェ−ド、二重撮影、逆転撮影が出来る。巻き戻しは100コマまで、ピント合わせはスプリットイメ−ジであわせやすい。



フジカシングル8 フジカZ800 定価85,100 富士写真フイルム(株)

マガジンポンのシングル8方式
(レンズ) フジノンF1,8 8〜64mm(8倍ズ−ム)
(コマ数) 1・18・24・36
(ファインダ−) 一眼レフ スプリットイメ−ジ式
(EE機構) サ−ボモ−タ−による虹彩絞り(5枚羽根)EEロックマニアル絞りもOK
フジのシングル8機の価格的な最高機、オ−バ−ラップはシャツタ−開角度を回してフェ−ドアウトさせ、クランクでフイルムを巻き戻す方法。パルス式同時録音が可能で、パルスジェネレ−タをセットすると、一コマ一パルスを発信し、専用のパルスシンクコ−ダで録音出来る。



フジカシングル8 フジカZC1000 定価144,200(ボディ)定価69,300(10倍ズ−ムレンズ) 富士写真フイルム株式会社

シングル8機のレンズ交換式
(レンズ) フジノンF1,8 7,5〜75mm10倍マクロズ−ム標準装備 Cマウント方式
(コマ数) 12・18(標準)・24・36・72/秒及び順・逆転1コマ(逆転・電動式)コマ数デジタル表示
(特殊機構) 1コマリモコン撮影可・シャツタ−開角度160°〜0°連続可変式
(ファインダ−) 往復ミラ−1眼レフ式 LED警告表示付き
(EE機構) TTL測光・ファインダ−内に適正値を示すマ−クがあり、そこに指針を合わす追針式EE
シングル8機のレンズ交換式の超高級カメラがこのZC1000。オ−ルマイティカメラといえる、よほどのベテランでなかったら使いこなすのは困難。特徴はここで説明はペ−ジの関係できないぐらいあるので必要の方は「シネマ映像館」の【掲示板】で質問下さい。



キャノンDS−8 ダブルランス−パ−8 定価200,000 キャノン販売(株)

ダブルランス−パ−8方式
(レンズ) キャノンF1,4 7,5〜60mm 8倍ズ−ム
(コマ数) 1・12・18・24・36・54 一周72コマのコマ数計有り、フイルム装愼は16ミリカメラと同じセミオ−トロ−ド。巻き戻し可(シャツタ−開角度調節でオ−バ−ラップが可能)
(ファインダ−) 一眼レフ式 スプリットイメ−ジ距離合せ 情報(絞り値・マニアル絞り表示)
(EE機構) 外部測光式EE マニアル絞り可 サ−ボモ−タ−による5枚羽根虹彩絞り ASAは手動セット
(電源) 単三8本 ボディ上部に収納 12Vニッカド外部電源使用可
キャノンDS−8は、普通の8ミリカメラと違って、一般のマガジン入りフイルムは使用出来ない。コダック社で製造しているダブルラン・ス−パ−8という100フェ−ト巻きフイルムを使うカメラで有る。(フイルム価格は当時KMA580というタングステンタイプが4,120円、現像料3,130円)。私も所有していましたが先日アウトレット店で3,000円で手放した。このカメラの詳細が知りたい場合は「シネマ映像館」の【掲示板】ヘどうぞ。



エルモズ−ム C−300(C−200) 定価53,500 (株)エルモ社

マガジンを交換する事によりC−300はダブル8・シングル8・ス−パ−8・ダブルス−パ−8の4種類使用可能8ミリカメラ。
(レンズ) F1,8 エルモズ−ム9〜36mm
(コマ数) 18・24と1コマ
(ファインダ−) 一眼レフ式 スプリットイメ−ジ焦点調節
(EE機構) cds使用のTTL式手動絞りも可能
(ズ−ミング) 電動式オ−トズ−ミングヘ約5秒 手動可能
(電源) 単三・4本(別にC−300本体に4本)
C−200タイプも有り、これはシングル8・ス−パ−8の2種類のみでカメラ本体の後部のマガジンを交換する事により可能となる。シングル8とス−パ−8は感度は自動的にセットされる。C−300はダブル8・ダブルランス−パ−8(マガジンが必要でス−パ−8のダブルフイルムが使え、30メ−トルの連続撮影が可能)シングル8は逆転撮影が可能、ダブル8は二重撮影防止、高級テクニックが可能です。



エクタサウンド160/140/130 定価76,000(130) エ−ストマンコダック社

ス−パ−8 サウンド(世界で初めての同時録音8ミリカメラ)
(レンズ) エクタ130がF1,2 9mm 固定焦点 140・160は9〜21mmの2,3倍ズ−ム式ピント合わせ140は目測で160は二重像合致式。
(コマ数) 18コマでサイレントフイルム時は20コマ
(ファインダ−) 一眼レフで録音確認は赤色の点滅、
(EE機構) 全機種とも外部測光式、光量不足は黄色のランプ点灯
(電源) 単三6本他にアンプ用006P9V電池必要
世界で初めて発売された同時録音8ミリス−パ−8方式のカメラです。当時付属のマイクは小型のチッポケな無指向性でサウンドカメラとしての必要最少限のみの機構で、シンプルなメカニズムだが、驚くほど良い音で録音出来ました。



FUJICA SINGLE-8 P300 フジカ SOUND 定価 53,000 富士写真フイルム(株)

軽量・小型サウンド 8ミリカメラ普及タイプ
(レンズ) フジカP300F1,6 10,5〜27,5mm チノン20PXLF1,3 11〜22mm
(コマ数) 完全自動録音(ALC)18コマ(サイレントマガジンは20コマ)
(ファインダ−) 一眼レフ
(EE機構) 完全自動露出
ピント合わせ無しのこのサウンドカメラは非常にスリムなボデ−で、重量も870g以下で、使いやすさにも工夫がしてありマイクは固定、ピント合わせも固定焦点、誰でも失敗無しで同時録音撮影が出来る。



フジカ シングル8 サウンドZM800 定価115,800 富士写真フイルム(株)

シングル8 サウンド カメラ(写真はZXM300)
(レンズ) フジノンF1,8 8〜64mm 8倍ズ−ム
(コマ数) 18コマ(サイレントフイルム時20コマ)
(ファインダ−) 一眼式(内部に各情報有り)
(EE機構) TTL式 EEロック・マニュアル絞り・フェ−ド可
1976年春の日本カメラショ−でデビュウ−したシングル8サウンド。当初は、ビギナ−対象の普及機でスタ−トしたが、秋には高倍率ズ−ムの高級機を加え、機種のうえでは、ス−パ−8カメラ群に比べ、圧倒的に少ないが、シングル8ならではの特徴を生かしたユニ−クな機種が有ります。



CHINON 1206SM DIRECT SOUND 定価164,800 チノン株式会社 

ス−パ−8 サウンド カメラ
(レンズ) F1,8 6〜72mm 12倍ズ−ム
(コマ数) 1・18・24・36コマ
(ファインダ−) スプリットイメ−ジ一眼式 (内部に各情報有り)
(EE機構) TTL式 (逆光補正・フェ−ド・マニュル絞り可)
チノンのサウンドカメラ群は、第二期を迎えたようだ。と言うのは、1974年暮れに世界に先駆けて発売されたチノン805S・605S・505XL・255S−XLのシリ−ズ機が、すっかり装えも新たにした、新シリ−ズとなったからです。



ELMO SOUND 100S MACRO 定価180,500 (株)エルモ社

ス−パ−8 サウンド カメラ
(レンズ) F1,8 7〜70mm 10倍ズ−ム
(コマ数) 18・24コマ
(ファインダ−) スプリットイメ−ジ一眼式(各情報表示有り)
(EE機構) TTL式・EEロック可
サイレントカメラのエルモ110Rで好評を得たレンズ、望遠マクロ付きの10倍ズ−ムを装着したこの同時録音ス−パ−8・8ミリカメラ、撮影機構の充実差からみると、チノン120Sや806Sに比べ、見劣りする。コマ撮りもできなければハイスピ−ドのコマ速もない。それで価格は180,500円(マイク・イヤフォン・ケ−ス等を含む)と国産機最高である。



ELMO SUPER8 SOUND 612S-XL/1012S-XL 定価は下記 (株)エルモ社

長尺(100フィ−ト)マガジン付きス−パ−8 サウンドカメラ (612S−XL ¥155,500/1012S−XL ¥198,000)
(レンズ) F1,2 612S−XL 8,5〜51mm6倍ズ−ム/1012S−XL 7,5〜75mm10倍ズ−ム
(コマ数) 1・18・24コマ
(ファインダ−) スプリットイメ−ジ一眼式(内部に情報表示有り)
(EE機構) TTL式(マニュアル絞り・EEロック・絞りきりフィ−ド・虹採絞り)
8ミリカメラは非常に開発が早い、今まで様々な機構が出てきた、13分20秒の連続撮影を可能にしたのが、コダクロ−ム40/200ftカ−トリッチ入りフイルムと、その対応カメラ国内では、エルモが1977年12月にエルモ1012S−XLで初めて200ftカ−トリッチ装槇可能のサウンドカメラとして発売しました。



ELMO SUPER8 3000AF 6000AF FUJICA SINGLE8 300AF SOUND エルモ/フジカ

AF(オ−トフオ−カス・自動ピント)でピンボケ追放の時代
(レンズ) 3000AF F1,2 9〜27mm3倍ズ−ム 6000AF F1,8 8〜50mm6倍ズ−ム 300AF F1,2 9,7〜26mm2,7倍ズ−ム
(コマ数) 18コマ(サイレント時20コマ)
(ファインダ−) 一眼レフ式の自動ピント
(EE機構) エルモはTTL式 フジカは外部測光
8ミリで一番多い失敗はピンボケで有るといわれている。それを防ぐため、ファインダ−にピントグラスを入れるとか、ズ−ムの範囲を規制するとか工夫されていたが、これからは自動ピント式が普及して来るだろう、昔はなにもかもオ−ルマニアル(フイルム入れ・ピント・フイルム送りゼンマイ式・露出感度合わせ等)で有ったが、これからの時代はオ−ル(フイルム入れはマガジンポン・露出EE・ピントAF・音は同時録音・なにもかも)自動になることと思われ、このあと8ミリフイルムの時代が終わり、ビデオ映像の時代に変わろうと進んでいます。




この後、8ミリフイルムによる映画の時代はビデオ映像に入った、でもビデオカメラによ
る映像は画質が悪く、特に赤は綺麗に出ず、機材も重く大きく価格も高価で大変な事で
あり、なかなかビデオに移ろうとはしなかった。特にVHSとベ−タ−方式の二社で、
どちらにするか迷い。この8ミリフイルムによる映画に関しては、昔を思い出し、
古い資料をみながらまとめましたので、間違いや勘違いなど有ると思います。
その際は訂正させて頂きますので、なにとぞご指導の程よろしくお願いします。
(また こんな機材のスペックが知りたい、方ご連絡下さい)

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