緊急報告!ヤマトCDROMは実在する!!


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1998/10

最近世界各地で目撃情報が伝えられるヤマトCD-ROM。
はたして、実際に告知されているのだろうか?
我々取材班(1名)はその実態を調査すべく、大阪日本橋へと飛んだ!

日本橋。閑静な電気街に妖しいアニメフロアを持つ店舗が密集している。
我々は、早速チラシを置いていそうな店から調査を開始した。
しかし、各店とも我々を恐れているのか、チラシは一枚も発見できなかった・・・
その上、我々は予想もしなかった事態に直面した。
なんと、「あにまにあ」の2Fにはエモーションの告知ポスター(小)があり、
正体不明の作者によるヤマトのイラストが書かれてあり「エモーション15周年
記念」と書かれているのである!
はたして、これは店の陰謀なのだろうか?我々の注意をそらし、
CDROMの調査を止めさせようとしているのであろうか?
店員の視線が気になる。我々は、このポスターに心を引かれながらも、
この店を後にせざるを得なかった・・・
そんな我々の目の前に「ヤマギワソフト館」が立ちはだかった。自称日本橋一の
総合ソフト店(だったか?)を名乗るだけあって、品揃えは豊富なようだ。
我々は、慎重にチラシを探した・・・
しかし、ここでも、やはり発見できない。すでに、警戒網が引かれているのだろ
うか?
だが、そんな我々を驚愕させる出来事が起こった!!!

(CM)

我々が目にしたものは、パソコンソフトコーナーの柱の横側に貼ってあるヤマト
CD−ROMの告知ポスターである。やはり、告知は実在したのである!!
前から見たCGヤマトで、向かって左半分にうっすらワイヤーフレームが透けてい
る感じで、波動砲発射直前ってな感じの良いポスターである。
欲しい。我々取材班の全員の思いはそこに集まっていた。
だが、やはりチラシは見つからない。また、柱の横という扱いも、ひたすら隠そ
うという意思が垣間見える・・・
どうやら、チラシはないようである。やはり、こうなっては、最後の目撃情報が
あったアニメイト阿倍野に行くしかないようである。
我々が、店を出ようとした瞬間。再び我々は衝撃を受けた!!!
なんと、柱の横だけではなかったのである。店のカウンターから見て正面に近い
柱にも同じポスターが貼ってあったのだ!!!!
これはいったい何を意味しているのであろうか?店員の自身にあふれた顔を見る
と、
「あの貼ってあるポスターくれませんか?」などとはとても聞けそうもなかった。
我々は、震える足で店を後にし、チラシの入手できる可能性の高い阿倍野へと飛
んだ!

アニメイト阿倍野で、我々を待っていたものは、店を埋め尽くすアニメファンた
ちであった。我々の調査を阻むかのようなアニメファンたち。彼らは、CDROM調
査の妨害のため雇われたのであろうか?
だが、我々は調査を続けた・・・ほぼ店内をくまなく調べ尽くしたのである。
しかし、ついに我々はここでもチラシを発見することはできなかったのである。
こうなったら、チラシはあきらめて、予約だけでもしておかなければなるまい。
しかし、阿倍野は予約するには我々にとっては遠すぎるため、急遽大阪梅田の三
番街ディスクピアへ飛んだ!!!
もはやここでもチラシは見つけることはできないと思ったが、念のために店内を
調査した。しかし、痕跡すら残っていない。我々もこのように消されてしまうの
ではないかという不安をいだきながら、店員に「CDROMを予約したいのですが」
と切り出した。
店員「どこのメーカーのなんて言う商品かわかりますか?」
我々「NECインターチャネルの宇宙戦艦ヤマトです」
ここで、店員の態度が急変した!!そして、予想外の返答が帰ってきたのであ
る!!!

(CM)

店員「うちでは、CDROMはバンダイとかと取引してるのでNECのは予約しても、入
手できるか保証できないんですよ」
我々「いや、11月予約締め切りの限定品で、来年3月発売ですから」
我々の説得もむなしく、入手できないかもしれないの一点ばりで、後ろに客を装
ったと思われる警備員らしき人物が何人か並びだしたので、やむなく店を後にす
る事とした。
なんと、このままではチラシどころか、商品まで入手できないではないか!!!
あせる取材班の足の裏に激痛が走った!!!!!
実は、数週間前からときどき、左足の裏がちくちく痛むときがあったのだ。
だが、きっと小さな石でも靴の中に入ったものとばかり思っていた。
しかし、何度靴を掃除しても再発するのである。そこで、まさかと思い、
靴の裏を見ると、なんと、きらりと輝くものがあった。
金属片である。おそらく、我々が眠っている間に我々の調査を妨害するために、
インプラントされたものであろう。
指でとろうとしてもあまりにも硬く、抜くことができない。
仕方がなくボールペンの先で何とか穿り出した。それは約2cmはあろうかと思わ
れる
二等辺三角形の金属片で、鋭角の頂点が足の裏に向かって靴の裏に刺さっていた
のである。痛いはずだ・・・・皆さんも気づかないうちに、正体不明の物質が何
者かによって靴底にインプラントされている可能性がある。一度確かめたほうが
良いだろう・・・
我々は、やむなく帰路についた。何も成果を上げることなく・・・
我々は巨大なマーケットという組織の前には無力なのである。
本部に戻った我々だが、予想外の事態が待っていた!!!!!

(CM)

本部で我々を待っていたのは、日本橋で買ったパソコンの部品(CPU:K6-2-300)が
予想外(実は、予想範囲だったかもしれない)に動かなかったのである。このま
までは、3DCGの作成効率が悪すぎる。我々は、とりあえず取材を忘れ、神戸の
DOS/Vショップへ部品の買い足しに向かった!!
だが、神戸についたのは17:30。わずかに遅かったようである。
土曜日は17:00までしかATMが使えないのである。(無様ね)
そう、我々には、追加の部品を買うだけの持ち合わせがなかった!!!!
しかたなく、無駄足と泣きながら帰路につこうとした、その瞬間、我々の足は止
まった。なんと、目前に三宮センター街があるではないか!!!
三宮センター街、その2階にはアニメイト三宮があるのである。
我々は、再び使命感の燃え、CDROMのチラシを探しに、そして予約をしに、アニ
メイトに向かった!!!!
だが、我々足を阻むかのように、アニメイト三宮は移転して、古本屋と変わって
いた!!!!
周りを調査したが、どこにも移転先は記述されていない。おそらく大分前に移転
したか、それとも我々がくることを知っていて隠したのではないだろうか???
古本屋の親父に聞いてみようかと思ったが、我々の目的を悟られる恐れがあるの
で、とりあえず周りを探してみることにした。かすかな記憶と、RPGゲームで培
った動物的帰巣本能が役に立つときが来たようだ。
早速、センター街の3Fに上がってみた。そこにアニメイトはあった。やはり、
2Fの古本屋はカムフラージュだったようだ。
まず、一般客を装い、チラシを探してみたが、やはり見つけることはできない。
しかたなく、予約コーナーで予約することにした。アニメイト阿倍野にチラシが
あったのであるから、ここなら予約できるはずである。
だが・・・・新米の店員はぎこちない手つきで端末を操作したが、CDROMの発売
データを検索できないようである。だがおそらく、新米の振りをしているのであ
ろう。
新米が大声を上げて上司を呼び出した。「○○さん、3月に発売の宇宙戦艦ヤマ
トのCDROM・・・」
はっ、恥ずかしい。(^^;)
しかし、そこで、ついに我々は核心に迫ることができた!!!!!

(CM)

出てきた上司は、再び端末を操作したが、「データになっていない」といって、
我々の予約内容を疑っているようだ。
ついに、電話を手にし、どこかと確認をはじめた。おそらく組織の本部がある
NASAかエリア51の地下ひみつ基地のエイリアンと話しているに違いない。
だが、その瞬間我々は目を疑った!!!!
上司の同僚らしき人物が、カウンター裏のポスターコーナーから
「ヤマギワソフト館」で目撃したのとまったく同型のポスターを無造作に取り出
したのである!!!!!
おそらく、電話で確認が取れたのであろう。しかし、返答はこうであった。
店員「メーカーから確認が取れてないので、予約しても入手できないかもしれま
せん」
なんと、ディスクピアと同じ内容の返答である。
怪しい。ディスクピアから情報が来て警戒されているのか?
ならばなんのためアニメイト阿倍野にチラシがあったのか?また、データになっ
てないのも同一系統の店舗であるのにおかしすぎる・・・
疑いの目を向ける我々に対して、
店員「仮予約というかたちで、メーカー確認が取れたら電話します」
と言ってきた。どうやら、我々の熱意が通じたようだ。
新米店員に上司が、予約書の書き方を教える振りをしている。
我々も、我々の本部の位置を知られてしまう危険を冒して、予約書に住所・氏名・
電話番号を書いた。

そう、ついに我々は、CDROMの仮予約に成功したのであ
る!!!!!!!!!!!!!!

残念ながらチラシを入手するということはできなかったが、
我々は足取りも軽く、帰途に付くことができた。
いつしかかかってくる電話を期待しながら。
その日こそ、その日こそは、チラシを入手できることを期待しつつ。

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演出 どざぁる


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