自分のライフスタイルつかんでますか
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ライフスタイル…「○○さんのライフスタイル」と
表現することがありますが、
英和辞典をひいてみると、
「生きざま、個人に合った生き方」
と書いてありました。

直訳すれば
「暮らし方」とでもいうのかな、と思ってたのですが、
その人独自の価値観に基づいた過ごし方、
といったニュアンスのようです。

「価値観」というはっきりしたものでなくても、
生きていく上で自分を包む、
「テーマ」でも「イメージ」でもよいのですが、
いったいどのくらいの人が、
「私のライフスタイルはこうです」と
言いきれるでしょう。

自分のライフスタイルがはっきりしていないと、
着るものも、食べるものも、
使うものも、読むものも
仕事も、遊びも
そして家というものも
選ぶ基準があいまいで、
行き当たりばったりに選んでしまうような気がします。

実際に、今の仕事について、
いろいろな方の家を
見せていただくと、
私にとって魅力的だと感じる家は、
飾っている絵や小物、
置いてある家具などから
住んでいる方の趣味や好みが
なんとなく伝わってくるような家なのです。

いっぽう
決して散らかっているわけではないのに、
なぜかすっきりしない家、
逆に整然と片づけてあるのに、
なぜか落ち着かない家、
というのもあります。

日本の家が、諸外国に比べると
まだまだインテリアのセンスが洗練されていないと
感じるのは、日本人にはライフスタイルが
はっきりしている人が少ないからなのでしょうか。

日本には四季というものがあり、
季節季節によって過ごし方はちがいます。
また、お料理といえば、
中華・フランス・イタリア・エスニックと
なんでもござれです。
このような良い意味での
排他的なこだわりのなさ、
なんでも受け入れる順応性が
特定のライフスタイルを確立しにくい原因に
なっているのでしょうか。

私も、まだ「これだ」というライフスタイルがありません。
インテリアのイメージも
「フレンチカントリーに憧れ、プロバンス風もいいな、
アジアのコロニアルスタイルも捨てがたい」
というわけで、まとまりのない家です。(笑)

しかし年を重ねて、いよいよ家で過ごす時間が
長くなったときに、私を包んでくれる空間は、
私や家族のライフスタイルがにじみでているような
魅力的なものであってほしいと思うのです。



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