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| ガット張りは簡単！ たった３つの項目を整理すれば、ストリング（ガット張り）はいたって簡単です。 |
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手順 最初に”メインストリング（縦糸）”次に”クロスストリング（横糸）”の順番に張っていきます！
必須３項目
１．ストリングを２本に分けて張る”ツーピースストリング”か１本張りの”ワンピースストリング”か？
２．”メインストリングM（縦糸）”と”クロスストリングC（横糸）”に必要なストリング（ガット）の長さは何メートル何センチ？
３．ラケットは”メソッドA型”か”メソッドB型”か？
たったこれだけです。
そして、ほとんどのラケットの１と２の情報はKlipperUSA社の当社ページ「ストリングパターン」に掲載しています。
１と２を同時に解説します。
1-1.ツーピースストリングとストリング（ガット）の長さ・・・テニスラケットのほとんどがこれ。
ストリングガイドにはメインとクロスの２種類の長さを記入しています。
例えば、Length m/cm（メートル・センチのストリングの長さ）列で6m10cmM-5m50cmCと表記されていれば、メインストリングMに6m10cm必要で、クロスストリングCに5m50cm必要という意味です。
ラケットのメーカー名と規格名・番号をご確認の上、ストリングガイドの長さにカットしてストリングを始めて下さい。
1-2.ワンピースストリングとストリング（ガット）の長さ
何種類かのラケットはワンピースメソッドでのみストリングを張ります。
全長（トータルレングス）と短い方の長さ（ショートサイド）を記載しています。
例えば、10m70cm-2m75cmS とLength m/cm（メートル・センチのストリングの長さ）列に記載されていたら、合計で10m70cmがそのラケットのストリングに必要な全長という意味です。
そして、末尾にSが付いた、短い方の2m75cmをメインストリングの一方に使用し、長い方の7m95cmは2m75cm分をもう一方のメインストリングに使用し、残りの5m20cmを引き続いてクロスストリングに使用します。
３．ラケットは”メソッドA型”か”メソッドB型”か？
ストリングを進めていく方向はラケットによって、2種類あります。
ラケットのスロートエリア（下図参照）にストリングを通すホールの数が何本有るかによって決まります。
２種類の方向をメソッドＡ・メソッドＢと呼びます。
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メソッドＡ：スロートエリアのストリングホール（左下図の赤い矢印参照）の数が２か６ある場合。 メソッドＢ：スロートエリアのストリングホール（左下図の赤い矢印参照）の数が４か８ある場合。 このメソッドBはグリップとフレームが１本の支柱でつながる構造を持つラケットボール・スカッシュ・バドミントン等のラケットに多く適用されます。 メソッドＡとメソッドＢのガット張りスタート手順は下図の通りです。 つまり、ガット張りのスタート方向が違うだけです。 |
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メソッドＡ（左図参照） スロートエリアの中央の左右二本のホールにストリングを通し、先端をトップフレームの相対する中央のホールに通します。その時、それぞれのストリングを同じ長さにしてください。 |
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メソッドＢ（左図参照） トップフレームの中央の左右二本のホールにストリングを通し、先端をスロートエリアの相対する中央のホールに通します。その時、それぞれのストリングを同じ長さにしてください。 |
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バドミントンラケットは、上記メソッドＢと同じ手順です。ストリングは支柱の左右に分けてホールを通します。 |
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ほとんどのラケットボールやスカッシュラケットはメソッドＢと同じ手順です。 ストリングは左図のように、グリップの左右にトップからボトムにかけてホールを通します。 |
ここまでわかれば、ガット張り機（ストリングマシン）添付のマニュアルに沿って、ガットを張るだけです。
最初のガット張り時間はたぶん１時間３０分から２時間ぐらいかかります。
２回目は３０分短縮、４回程度張れば１本のラケットの張り上げにかかる時間は、相当慎重にしても１時間もあれば十分です。
さらに慣れてくれば、３０分程度で完成します。
では、当社が輸入正規代理店をするKlipperUSA社の貴重情報源「ストリングパターン」にスキップします。
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