Vol.1:早寝早起き 子育てをされているおうちの方へのメッセージのページです。 初回は、早寝早起きのお話です。 人間の体内時計はもともと1日25時間にできている。そんなお話が小児科の学会でありました。それを、1日24時間に修正するのは、目から入る光の刺激だそうです。 体は、血圧や脈拍、呼吸、消化管の動き、体温などを、意志とは関係ない神経で調節をしています。この神経を、自律神経といいます。自律神経の働きは、睡眠パターンや食事、気分で、自然に変化します。つまり、意志では調節できないけれども、生活のリズムによって調節されているのです。 最近、寝る時間が遅いお子さんが多いように思います。小さいお子さんでは、お父さんの帰りを待って、大きいお子さんでは、テレビやゲーム、受験勉強で遅くなるのでしょうか?寝る時間が遅くなると、朝も起きられず朝食がしっかりとれないということになりがちです。生活のリズムがくずれ、自律神経の働きがちぐはぐになり、元気がなくなってしまいます。そんな時にウイルスや細菌が体に入り込むと、抵抗力が弱っているので、簡単に病気になってしまいます。病気にならないまでも、体調不良から不機嫌になったり、学校で集中力がなくなったり保健室に通ったりします。 早寝早起きをして、朝の光を浴びながら朝食をしっかり食べ、元気で楽しい毎日が送れるように、おうちの方の協力が必要です。 |
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