人道に対する罪について

平成12年4月25日




さて、人道に対する罪とは具体的に何のことなのか?

人道に対する罪とは、
  1. 虐殺(非戦闘員に対するものに限る)    
  2. 奴隷政策(植民地政策を含む)        
  3. 戦争犯罪(捕虜の虐待など)         
  4. 紛争当事国へ対する武器の輸出      
  5. 国際テロ(拉致やミサイルの他国上空侵犯)



以上5点ほど書きましたが、おそらくこれで95%をカバーしていると思います。

1について言えば大規模では、中国(文化大虐殺)、ソ連(大粛清)、

カンボジア(人員整理)、ドイツ(ホロコースト)でしょう。

中規模では、アメリカ(原爆および都市空爆)、チベット、ウイグル

小規模では、ポーランド(カチン森)、イラク(クルド人)、北朝鮮、

ベトナム(北爆や枯葉剤)、ユーゴスラビア(空爆と虐殺)、

チェチェン共和国など書き出すとキリがありません。

2について言えば、三角貿易などは有名ですが、特に黒人は

過去において筆舌に尽くしがたい苦難の道を歩まされている。

また、中東においても国境線と民族の線が違うなど紛争が絶えない

大きな理由の一つはイギリス等による植民地政策の結果なのです。

ほかにも、インドやインドネシア、フィリピンなど多くの国が

被害国となっていました。

3について言えば、日本(731部隊や捕虜の虐待)、中国(便意兵や

捕虜の虐待)、アメリカ(大都市空襲)、ソ連(不可侵条約破棄や民間人虐殺

そして強制労働)、ドイツ(不可侵条約破棄)などでしょうか。

4について言えば、アメリカ、ソ連、イギリス、中国(何故か国連常任理事国

ばかり目立つ?)など、それぞれ言い分はあるだろうけれども結果的には

彼等の作った武器同士で国際紛争は行われているのだ!

5について言えば、北朝鮮だろう!  大韓航空機爆破事件

拉致、領海侵犯、ミサイル領空侵犯等きりがないほどである。

結論を書いていきますが、人道に対する罪を犯している国というのは、

圧倒的に白人達や中国などの共産圏が多いのです。

そして、そんな国ほど国連の常任理事国などになっているくせに

日本以外に人道に対する罪での裁きを行った事もないのです。

しかもその日本を裁いたというのは、731部隊ではなくて、南京大虐殺

と言うでっち上げで、結局歴史上今だ人道に対する罪で人道に対する

行為を行った国を裁いた事は無いのです。(ホロコーストぐらいか) 

あるのは、力のない国が時として人道に反する事をしたと言う事になって

人道に背く行為を受ける事ぐらいです。

超大国になると民間人を巻き込む空爆も内政干渉も「私達は正義だ。」

の一言でやってしまえるのです。

ちなみに、経済封鎖は取り上げませんでしたが、場合によっては

これも人道に反する行為になります。但し、この基準は難しく

容易ではありません。かつて、日本が受けた経済封鎖は実質上の

宣戦布告行為(パル判事も認めている)でありますが、北朝鮮が

受けている経済封鎖は、正当な外交手段を選択されているのです。

(むしろ、国際テロ支援国家に人道援助を名目に米を支援する行為

こそが、私から言わせれば人道に背く行為なのだ!)