| 唐古・鍵遺跡で、集落の周りをとり囲んだ環濠の一部と、それに連結して集落を区画する溝2本が見つかった。(田原本町教委1月29日発表) 溝は弥生時代中期後半(紀元前50年ごろ〜紀元1世紀ごろ)に造られ、弥生環濠集落の内部を区画する珍しい例で、当時の大集落の構造を知る貴重な資料という。溝の隣接区域に指導者の居館など集落の中枢施設があった可能性があるらしい。 この溝は同遺跡の南端で見つかり、東西方向の環濠(幅7m、深さ1.3m)に、南北方向の2本の溝(幅1m、深さ40〜60cmと幅1.4m、深さ60〜80cm)がT字型に連結している。2本の溝は1〜1.5mの間隔でほぼ平行して約50m続いている。 溝の北東約60mでは既に、東西方向の2本の溝(幅6m)が確認され、その北側で青銅器の鋳造炉跡が見つかっている。これらの環濠や溝に囲まれた約1600平方mの区域について、 1 周辺より標高が数十cm高い。 2 集落の表玄関とされる北端からは最奥部 などから、「同区域には楼閣のような中枢施設があり、溝で青銅器鋳造などの工房区や人が住んでいた区域などと区別したのではないか」としている。 参考:毎日新聞1月29日朝刊 |
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