その5 インジェクター
E39A最終型M/Tからエボ4までは510cc/minで容量は同じ。
E39A最終型M/Tは[B510L],エボ1〜4は[MDL510]、何が違うのか・・・


B510LとMDL510
最終型M/T車以外のE39A・VR-4には、B450Lと言う型式のインジェクターが使用されている。 最終型のM/T車には、B510Lという型式のインジェクターが付いている。これは、510cc/min の射出容量を持つインジェクターであり、エボ1〜4までの4G63エンジンは、510cc/minで共通である。B510L とMDL510には噴射ノズルに違いがある。B510Lが1方向の噴射に対し、MDL510は2方向への噴 射である。どちらも型式にLが付いていることから低抵抗タイプであることがわかる。ポン 付けで交換可能であるので是非交換したい部品である。


E39AギャランVR-4(最終型)に[MDL510]を搭載した結果、全域でトルク感が増した。 それと燃費もリッター当たり1キロ弱伸びている。 ただ交換直後アイドリングが多少ラフになったが、ISCサーボの清掃、 エアクリーナ(新品)交換、点火時期調整(正規)を実施すると、 ノーマルECUにて安定した制御が可能となった。



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