燃料タンク内から燃料噴射のための燃圧を発生させている燃料ポンプ。 |
加給圧が上がればレギュレータの作用により燃圧も上昇する。 |
ポンプの吐出能力が低いと高加給時にインジェクターからの燃料噴射量が不足する。 |
[エボ]の燃料ポンプ |
エボの燃料ポンプは、進化と共に流量がアップされてきた。 E39A・VR-4の前期・中期・後期でさえ燃料ポンプは変更されている。 |
[吐出流量] |
型式 | 吐出流量 | ポンプ外径 |
E39A・VR-4(前期) | 不明・70L/h程度? | φ50 |
E39A・VR-4(中期) | 不明・70L/h程度? | φ38 |
E39A・VR-4(後期) | 不明・80L/h程度? | φ50 |
CD9A・エボ1 | 80L/h | φ38 |
CE9A・エボ2 | 100L/h | φ38 |
CE9A・エボ3 | 100L/h | φ38 |
CN9A・エボ4 | 100L/h | φ38 |
CP9A・エボ5 | 120L/h | φ38 |
CP9A・エボ6 | 150L/h | φ38 |
下の写真は、左からE39A中期型の燃料ポンプAssy.。真ん中は、エボ3の燃料ポンプ。 右は、E39A最終型の燃料ポンプAssy.である。 E39A中期型とエボ1以降は、外径φ38のデンソー製ポンプであるので、 E39A中期型のブラケットを使用すれば、エボ用燃料ポンプはE39Aにポン付けに思えたのだが・・・。 |
下の写真を見ての通り、エボ用(右)はE39A用(左)よりも全長が10mm長い。 よって、E39Aのブラケットにポン付けは無理である。 |
そこでE39A中期のブラケットの 吐出口の差込を切断し、E39A後期のポンプを取り付けているゴムホースとクリップによる 接続に変更した。この変更により、E39Aに各エボ用の燃料ポンプのみならず、デンソー製のφ38燃料ポンプであれば、 ポン付流用が可能とすることができた。例えばトヨタスープラ&アリストの2JZターボの燃料ポンプも利用可能である。 |