☆コマジェ復活の軌跡☆

あまり人に見てもらえるようには編集してませんが、何かのお役に立てば幸いです。
でもできれば同じような目にあわないようお祈り申し上げます。(笑)

H19年10月の初めでしたね・・・。
走っててなぜかスピードが上がらなくなって
焦げ臭い匂いが駆動系から・・・。
次の日に駆動系開けて呆然、スプライン破損。

ちなみに、受けていたドライブフェイスの歯の部分は
綺麗さっぱり削り取られて丸い穴になってました。(泣
プーリーもフェイスの削れた削片でベルトの当たる面が
キズだらけ、ベルトもかなり熱を受けて
表面がもろもろになってました。
Dr.プーリーのWRは見事に破砕し、元の形で残っていたのは
わずかに1つ・・・。
とりあえずショップに連絡。
「シャフト交換だとエンジン下ろすから工賃だけで
かなりかかるよ〜。」
「パーツ代もあわせると10万は超えるかもしれんで〜」
と、なんともつれないというか恐ろしい現実・・・。

でもあきらめるわけにも行きません
結構もう愛着湧きまくってますしね。
と言うことで、まず必要なパーツをかき集め
わが心の師匠の下にコマジェを
預け早速復活への第一歩を踏み出しはじめてる
のがこの画像ですね。
カウル類は自宅に置いておいて、
本体のみ復活の旅に出てました。
E/Gハンガー部分でフレームから分離されたリア周りです。
この時点で自分では自信が無い工程に
なってます。
サクサクこういうことができると言うのは
とてもうらやましい能力だと常々思っていたりします。




で、早速ヘッド、ピストンなどはぐった状態です。
シャフトを交換するには腰下も割らなければいけません。
あの穴から顔を出しているコンロッド外さないとね。
それにしてもポンと机の上にコマジェのエンジンが
ある生活ってどんな感じなんでしょう・・・。
うちでやったら、その日のうちに廃品回収に
出されてしまうこと間違い無しです。























これが外したピストンです。
59mmにしてちょうど1年ほど経ちます。
トラブルは初期のアイドリング不調以外は
皆無でしたが、すんごいカーボンたまってますねぇ。
でもそれ以外は特に傷もついてなかったそうで
なかなかよいキットだったんだと言うことが
改めて証明されたわけです。










こちらはヘッドの画像です。
左側の白いバルブが排気側です。
よく焼けて真っ白ですね。
それにしてもこのカーボンの溜まり方
ハイオクのエンジン洗浄効果にかなり疑いを
持たざるをえませんね。
私のような素人の考えだと
FIは燃調が薄いイメージが強く
ヘッドやピストンも排気側バルブのように
白く焼けていると思っていたんですが
実際にはこんなに真っ黒になっちゃってます。






シリンダー内面も抱きついた後もなく
問題になるようなことは無い模様です。
これを入れたときは、おっかなびっくりでアクセル開けてましたが
予想以上に普通に走ってくれてました。
気を使うボア車のイメージは無かったです。
それがまさかこんな形でバラスことになるとは・・・。









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