醸造容器の消毒


雑菌汚染防止には醸造容器の消毒が基本になりますが、一般に物理的に(ぶらし、たわしなどで)しっかり洗った後消毒剤で処理をすることになります。消毒薬としてはアルコール、ヨウ素系消毒剤、塩素などが一般的です。アルコールは高価ですが消毒後になんら後処理が要りません。塩素は台所用塩素漂白剤が使えるので入手しやすく安価です。ただ塩素漂白剤は使用後水ですすいで乾かす必要があります。私は用途に応じてどちらかを使い分けています。(ヨウ素系は使ったことありません)瓶詰めの瓶、小さな醗酵容器、器具類はアルコール、大きな醗酵容器は塩素漂白剤という使い分けです。
たとえば、瓶詰めの瓶は飲み終わった後水ですすいで逆立ちさせておきます。水気が切れたら
アルコールを一回噴霧して

ふたを閉めます(私はビールもネジ式の蓋ばかり使っています)次の瓶詰めはその蓋を開けてそのままします。
おりなどがこびりついた醗酵容器は塩素漂白剤溶液を

入れて数日置きます。その後ブラシで洗って濯ぎます。水切りをしてアルコールを少し噴霧しておいて蓋をして次の利用に備えます。

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