もしか在り得たら

僕は、学校(高校)では、騒ぎの元、という感じだった。

事の始まりは、生徒会選挙である。
会計候補に、難儀なやつが起った。
そいつは、思想的に、かなり偏向している男なのだ。
生徒会の、候補は大体一人で、信任投票で当選する。
そいつに、生徒会の役員を、やらせたくなかった。

ということで、対立候補として、立候補した。

「我々は、今、プロレタリアートとして、現実と、対峙すべきで・・・」

まー、そんな発想法ですかね。

「・・単調な、思想の押し付けを、拒否することを、諸君には望んでいる・・・」

で、結果として僕は勝った。

なんでやねん。

「あいつの方が、面白そうやったから・・・・。」

そんな物でしょうね。
会計って何をするって、各部からの部費の使用状態の報告を、集計して生徒会全体の
予算などを監視するわけです。
帳簿に、数字を書いて、その集計をするわけです。
予算配分とかあって、割り算とかも必要なので、計算尺を使い、端数は、算盤で出していた。
電卓などというものが、普及する以前の時代の話です。
帳簿と、算盤と、計算尺を、いつも携えていた。

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ここまでは、過去の、現実です。
これから、妄想モード。
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生徒会室で、得意じゃない、集計なんかやっていた。(現実には、生徒会室なんて無かったです。)
大分日も暮れて、ほとんどの生徒は、帰ったようだ。
一部の、運動部がまだ、グラウンドに居るようで、声が聞こえる。

生徒会室には、僕以外には、書記で一年下の、秋田しか居なかった。
秋田は、先の生徒集会の議事録を纏めているのだろう。

「江本さん」
「ん?、あれ、秋田まだ居たのか?」
「まだ、仕事するのですか?」
「あ、そうだな、そろそろ帰るか。」
「もう、閉門時間が近いですよ。」
「そうだな、じゃ、一緒に帰るか。」
「・・・・・・」
「ん、どうした?」
「あの、江本さんと一緒って・・・・」
「はあ、何か悪いか?」
「だって、恥ずかしいし、誰かに見られたら、何か言われそうだし・・・・。」
「何かって、?」
「その、色々言う人が居るんですよ。」
「ふーん、生徒会の、会計と書記が、一緒に歩いているのが、何か問題でも?」
「いえ、そう言ってしまえば、それまでなんですけど。」

「じゃ、帰ろ。戸締りしてね。」
「は、はい」

「もう流石に、あんまり残ってないね。」
「ええ、もう閉門時間ですから。あの、江本さん・・・」
「なに?」
「あ、いや・・・」
「秋田、何か言いたいことがあるの?」
「・・・えと、江本さん、彼女とかいるんですか・・・?」
「そんなのいないよ。」
「・・じゃ、あの・・・」
「ん?」
「私と付き合って欲しいんです・・・。」

立ち止まると、俯いて、思いっきり赤い顔をしている、秋田さんでした。

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ううう、しょうも無い妄想です。当時の書記って、使えない一年下の男だったはず。

で、江本君と秋田さんは、きっと、生徒会室でエッチすると思いますが。
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翌日の、生徒会室、あいかわらず、一人で帳簿をつけていた。
と、秋田が入ってきた。

「あれ、議事録は出来たんじゃないのか。」
「あの、江本さん・・・」

秋田は、僕に擦り寄るように、横に座った。

「昨日の、返事は?」
「う・・・」

「ね」

秋田は、僕の首にしがみつくと、目を閉じて、顔を寄せた。
やわらかい体の、感触と香りに、思わず抱き返すと

「キスして」

これに、抗することが、出来るものがいようか。
僕は、秋田の唇に、僕のそれを重ねた。

「ん、ん、ん」
「あの、秋田・・・」
「・・・江本さん・・・」

秋田の、控えめな、胸のふくらみが押し付けられている。
それに反応してしまう、自分の体を感じて、身を離そうとするが、
秋田は、益々しがみついて来る。

「あのさ、ちょっと待って・・・。」
「え、私が嫌い?」
「そ、そういう訳じゃないんだけど・・。」
「じゃ、何?」
「あのさ・・・」
(このまま流れて行って良いもんだろうか)

「ね!!!」

秋田はさらに、キスを迫る。

「はあ、はあ、私江本さんが好き・・・。ね、だから」
「!」

秋田は僕の手を、スカートの中へ導いた。
滑らかな太股があり、導かれた足の根元の中心には、熱く湿った部分があった。

「ね、そこを触って。」
「あ、でも・・・」
「江本さんに、触って欲しいんです・・。」
「えと・・・。」
「私、江本さんが好きだから。」

そこは、熱く湿った、窪みだった。優しく撫ぜているうちに

「はあ、はあ」

秋田の息遣いが、高まっていく。
僕も、どういう状況か、解らない訳じゃない。自分の一部分が、異常に興奮してきている。

「あの、秋田・・」
「は、はい・・」
「おれ、我慢できないかも」
「ええ、江本さんがいいのなら。」

「おれ・・・」

秋田の、パンツを、脱がしにかかった。
秋田は、腰を浮かせて、あわせてくれた。

もう、何にも考えない状態で、ズボンとパンツを脱ぐと、猛り狂った、それを
そのまま突っ込んだ。

「あ、あの・・・・」
「はーー。でも・・」
「あの、ちょっと痛い。」
「あ、ごめん、・・・とんでもないことしちゃったのかな。」
「いえ、そういうことじゃないけど・・・」
「おれ、なんかそのまま突っ走っちゃったみたいで・・・」
「江本さんが、中に居てる・・・。」
「嫌じゃないのか。」
「嬉しいです・・。」
「あのさ、動いてもいいか?」
「ええ、大丈夫です。」
「大丈夫って、つらくないのか?」
「あの、江本さんがしたいようにしてください・・。」

あの、結局僕はあっさり、秋田の中で、果ててしまった。

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ある日の生徒会室

「秋田」
「はい・・」
「あの、あの・・」
「はい」

秋田は、僕の前に、ひざまずくと、そのまま僕のズボンから、ひたすらに自己主張する
難儀な一物を引き出すと、ぱっくりと咥えた。
雁の部分に、舌を絡めながら、口を上下するその刺激に、僕はあっさりと
精を、放ってしまった。

「江本さん・・」

上目遣いに秋田が言う。

「う、なんだ」

「あの、今度の、土曜日、私の家に来ません?」
「て?」
「家族みんな出かけてるはずだから・・あの」

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と言う訳で、土曜日の午後、僕は、秋田の家に居た。

「ここが私の部屋なんですよ。」

シンプルな部屋だった。特に、女の子らしいということも無い、
勉強机と、本棚と、・・・ベッドと・・

「飲み物持ってきます」

ベッドが直接見えない場所って、結局、ベッドにもたれて床に座った。

「お待たせ、」

お盆に、ジュースを載せて、秋田が戻ってきた。お盆を床に置くと、
僕の横に座った。

「江本さん、・・あの・・キスして・・、学校じゃ落ち着けないもの・・」

拒否権は無いというか、僕も、したくてたまらなかった。

「んぐんぐ」
「はあはあ」

胸のふくらみが、押し付けられる。

「ん?、あたしのおっぱい、小さいでしょ、恥ずかしい。」
「そんなこと無いよ、可愛いよ・・。」

「あん」
「あのさ・・」
「はい」
「じかに触りたいんだけど」
「うん、ちょっと待って、」

秋田は、ブラウスのボタンを外し、下着を露にした。

「あ、ちょっと恥ずかしいかも。」

ここに到って、止まる訳の無い僕で、ブラをずり上げると、可愛いおっぱいを
揉みしだいた。

「あん、ああ、・・」

片一方の、膨らみを、手で揉みながら、もう一方の先っぽに、吸い付いた。

「あの、あの、・・・・・」


残る手を、スカートの中に、差し入れた。

「あ、あの・・・」

下着に触ると、それはもう、ぐっしょりと濡れていた。

「濡れているよ。」
「いや、恥ずかしい。」

更に、触ろうとしたんだけど

「あの、脱ぐ、皺になるし。」

はだけてしまった上をあっさり脱いで、スカートを外すと、パンツ一枚で
胸を、腕で隠しながら、ベッドに横たわった。

「江本さんも、脱いで・・・」
「あ、ああ・・・」

あわてて、服を脱ぎ去り、トランクス一枚で、秋田に寄り添った。

秋田は僕に抱きつくと

「江本さん、大好きです、ああ、抱きしめて欲しい・・」

思いっきりキスしてくる。あの、そら、裸の女の子に抱きつかれれば、
僕も嬉しいし、反応もします。

「あ、江本さん、元気になってる。」

トランクスの上から、僕をなぞっている。そら、元気にもなるって。

「ね、ね、舐めていい?」
「おれ、もう入れたい・・・」
「そうなんだ、じゃ・・」

秋田は、小さな銀色の包みを取り出した。

「へ、おまえこんなもの用意していたのか。」
「だって、江本さんと、したかったんだもの。」

あっちの方向を向いて、それを装着した。この作業は、あまり見られたいものではない。

秋田のパンツを剥ぎ取ると、

「いくぞ」
「はい」

「あ、すごい、江本さん凄いです、奥まで熱いのが・・・」
「秋田、お前の中、気持ちいい、よすぎる・・・」
「ええ、もっと、もっと来てください・・」
「ああ、いいよ、・・・」

「あの、あたし、もう・・・」
「ううう、俺も、もう・・・」

「はあはあはあ・・・」
「あの、・・・凄かったです・・・」
「おれも、物凄く良かった・・・」

「あ、いっぱい出てる」
「ああ、なんか、凄く出した気がしたよ。」

「あの、江本さん」
「ん?」
「明日も、来てもらえます?」
「う、そうだな・・・」

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現実には、こんなことまるでありませんでした。
生徒会役員とか、あほなこともやってたのですが、勉強もまじめにやってまして
国立大学に、現役合格しております。
「あいつがなんで」などという声も聞こえていましたが、実際のところ
学年10位内は確保していたのです。

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