パンツか好き5

「えと、僕は雅代が好きだよ。」
「あの、私も一志が好き。」

「ええと、いっちゃなんだけど、雅代のお姉さん・・・・。」
「・・一志が、言いたいことは、判る・・」

「僕、雅代と、したいよ」
「あの、私だって一志と。」
「ロミオとジュリエットかい・・・・」
「違うよね、何か変だ」

「あのほらさあ、ばれない様にとか考えちゃうから。」
「う、それは言えるかも、そこに着け込まれてる?」

「正面突破とか?」
「は?」
「愛し合う、二人が、何したって、とやかく言われる筋合いはない・・・。とか」
「う、でも。」
「やっぱり、無理があるな・・・。」

「白を切るとか。」
「て?」
「二人で、布団にもぐりこんで、踏み込まれたら、ふたりで昼寝してただけと言うとか。」
「お姉さん、匂いでわかるとか、言ってなかたっけ。」

「あ、お風呂はどうだろう。」
「え、どう言う事?」
「このあいだ、お風呂使ってね、とか、言われたから・・風呂場にまでは、介入しないだろう。」
「二人で、お風呂に入ってるだけで、覿面だわ・・・」

「なんか、変ねえ。」
「うん、そうなんだよね。」

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遊ばれている、二人は、色々考えてみたりします。

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