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この和室は少し変わった形になっています。入って右側の3畳分だけ、床が上がっていて(中は空洞)、真ん中はフローリング、左側はまた畳、といった具合です。
右側は、写真の車いすと比べてみるとわかりやすいと思うのですが、ちょうどトランスしやすい高さになっているので、普段はここでストレッチをしたりするのにとても便利だし(そのためにマットレスを敷いているのですが)、友人が泊まりにきてくれるときには、“畳ベッド”として使ってもらっています。シャッターを開けにいくときなど、歩いて上がるときのために、少し階段をつけ、手すりもつけています。
真ん中の部分も、別に畳でもよかったのですが、畳の上を車いすで行き来するのは、できないことはありませんが、畳を傷めてしまうことになるから気がひけるだろうと、ここは設計士さんの配慮でこうなりました。そしてやはり、このようにしてよかったと、実感しています。
ちなみに、この下の空洞は、ちょうど玄関の外用車いす置き場を利用して造られたものです。そしてさらに、引き出してそのままゴロゴロと運び出せるキャスター付き収納が2つついています。ここには、お客様用の敷布団をいれています。
こんなわけで、設計段階での予定とは大違いで、この部屋は何かとよく使っています。
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