Since 2003.1.12 応急手当2

 

応急手当のページ

助かるはずの小さな命を助けるために!

 (大人版はここをクリック!)

1、意識はあるか?  
   やさしく刺激を与え、“大丈夫?”と大きな声で問いかける
 ポイント

 刺激って? 軽く叩いたり、体をこする程度で良い

2、助けを呼ぶ  

 救急車や助けてくれる人を呼ぶ。
 ポイント

 恥ずかしがらず大きな声で、誰も居なければ119番に通報する。2人以上いる場合は、1人が通報し、もう一人が心肺蘇生法を実施する。もし、助けを呼んでも誰もいない場合で、心臓の病気を持っていない場合は、まず心肺蘇生   法を1分間実施し、その後通報する。そして、また戻って心肺蘇生法を続ける。

3、気道(通り道)を確保する  
   額を押し下げる。
 指で顎を持ち上げる。
 ポイント

 骨の下の柔らかいところは押さない。(押すと結構苦しいです。)

4、息はしているか?  
   顔を口に近づけ、耳で息を聞き、目で胸やお腹の動きを見て、肌で息を感じる
 ポイント

 10秒以内で確認する。

5、人工呼吸 (息が無かったら、まず2回、下の表の要領で息を吹き込む)

対   象

方   法

吹き込む時間と回数

吹き込む量

小   児

(1歳以上8歳未満)

口対口人工呼吸

吹き込みに1〜1.5秒かけて2回

胸が軽く

膨らむ程度

乳   児

1歳未満)

口対口鼻人工呼吸(口対鼻でも良い)

新 生 児

(生後28日未満)

吹き込みに1秒かけて2回

6、循環のサインの確認

(動いていないか?)

   倒れている人に次の@ABが無いか確かめる。
 @ 息はしていないか?
 A 咳はしていないか?
 B 体は動いていないか?
 ポイント

 @ABがないとき、分からないときは心臓マッサージに進む。

 10秒以内で確認する。

7、心臓マッサージ (下の表の要領でマッサージを行う)

対   象

圧迫の方法

圧迫する深さ

圧迫する速さ

小   児

(1歳以上8歳未満)

胸骨の下半分を手の付け根で

胸がおおよそ1/3くぼむ程度押す

100回/分

乳   児

1歳未満)

乳首を結ぶ線より指1本分おなか側を中指と薬指で

少なくても100回/分

新 生 児

(生後28日未満)

120回/分

8、心肺蘇生法 (下の表の要領で実施する )

対   象

圧迫の方法

圧迫する深さ

圧迫する速さ

小   児

(1歳以上8歳未満)

胸骨の下半分を手の付け根で

胸がおおよそ1/3くぼむ程度押す

100回/分

乳   児

1歳未満)

乳首を結ぶ線より指1本分おなか側を中指と薬指で

少なくても100回/分

新 生 児

(生後28日未満)

120回/分

 

2〜3分ごとに、循環のサインを調べる   
9、異物があったら  
 腕の上に腹ばいにさせ、頭部を低くする
 あごを手にのせ、突き出させる
 反対の手で背中の真ん中を5回たたく
  ポイント

 口の中に異物が見えるなら取り除く

 口の中に異物が無かったら心肺蘇生法を実施