天気予報では降雨確率0〜10%であるのにどんより曇ってうっとうしい。
これでは富士山は望めないなー。
河口湖駅に着くと駅前の正面に三ツ峠方面行きのバスが待っている。
乗客は登山客中心に満席、立っている人もいる。
登山口からは広い道でコンクリート舗装もある。四駆でかなり奥まで入り込んでいるのもいる。広いのはいいが登山道の風情はない。1時間ばかり行くと三ツ峠山荘と四季楽園の分かれ道。どちらへ行けばよいのか少し迷うが少し登りが急な方の三ツ峠山荘の方へ行く。すぐに山荘のそばを通って三ツ峠の標識のある広場に出る。標識には木無山、開運山、御巣鷹山の三山を合わせて三ツ峠山というと書いてある。ベンチもあり休憩しているパーティが2、3組。雲におおわれて眺望はきかないが晴れていれば富士山がきれいだろうななどと思いながらこちらも昼食休憩をする。そうしていると突然「あっ見える!」という大きな声が聞こえる。すると雲の合間に少し雪をかぶったきれいな富士山が見える。雲が早く流れて見えたり隠れたりしていたがしばらくすると雲の上にくっきりとそのきれいな姿を現した。何枚か写真を撮る。半分あきらめていたがこんなことがあるのだなあ。来たかいがあった、満足、満足。反対側の開運山にはアンテナが林立して少し見苦しいが急な階段を登ってみるとさらに見事な富士山が望める。こちらに三ツ峠山の標識が立っている。こちらでも写真を数枚撮る。シャッターを押してもらうと、あっ同じカメラですね。・・・・
四季楽園の前から三ツ峠駅方面へ下り始めるとすぐにロッククライミングの岩場になる。数パーティがほとんど垂直に立った岩にとりついている。何かトラブルに巻き込まれたりしたらと少し足早に通り抜ける。後は急な下り坂を進む。登山道らしい道だがとにかく急坂である。登りに使うのはかなりきついなあと思っていると登ってくる人たち、何人かに出会う。女性一人で登ってくる人もいる。所々、山崩れしているところもあり、落石注意の標識にひやり。約1時間で達磨石につく。熊出没注意の看板あるが少し休憩。あとはきれいに整備された広い公園の中の舗装した車道をどんどん下り、約50分で三ツ峠駅へ
下に下りると山は雲におおわれていて見えない。雲の上ではあんなにきれいな景色が見えるのに
(2001/9/29(曇り)) |