2001年
  4・5・6月
   
活動報告
     
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     2001年総会の記録

 4月22日 4月28日 4月29日  5月19日

 6月2日 6月10日  6月24日  

  今後の活動予定               トップへ戻る

 2001年度総会の記録               

◎決まった事                                                                          

☆2001年度役員

・代表    柳本清史・副代表中西正和/福智 清        ・事務局長  中岡 準 ・会計九鬼 堅

・広報(会報等) 吉田珠代/中岡準                      ・広報(インターネット等)   井奥恵三

・記録: (映像)井奥恵二・渉外(公民館)倉田太郎   ・諸行事   北村和夫/曽我部美恵子/中西正和

・会計監査  北森久雄/中矢可奈    ・「橋本ひだまり倶楽部」(加盟団体からの役員として)中岡準/柳本靖史

(上記の両名以外に、石神正浩・北村和夫・曽我部美恵子の各会員が、他会から選出の役員として出ています。)

☆活動日      〈定例〉第2日曜日(「橋本ひだまり倶楽部」は第1日曜日)それ以外は必要に応じて。

2001年度総会メモ

☆本年度の芋谷(棚田3枚)での作付予定・耕作希望

米(白米7割、,黒米3割)・蕎麦・小麦(昨年度と同じ)・畑ワサビ(今年度新たに出されたもの)・サツマイモ・レンゲ(作る作物の種類と来年度の稲の作り方によっては作れない場合も)等。【但し、作業責任者の未確定、参加者不足等で作れない場含も】

☆会名の英語読み(この件に関しては編集後記参照)
      
Hashimoto Satoyama Conservation Action Team(略称:H-SCAT or Hashimoto-SCAT

☆年度途中入会者の会費

(4〜7月〉1500円・(8〜11月〉1000円・(12〜3月)500

☆提案されたが、時間不足で決められなかった事1

※会の性格(「会則」)の再検討

※会活動の分野別責任者:(米・麦・蕎麦・芋・炭・椎茸・記念小屋・ナチュラルブレイク・バザー・ドングリの森・小屋管理等)や、各活動日の責任者(参加者への連絡、活動、記録他。順次交代で)を決めることは、負担・責任の偏りを無くして、会員全員で責任分担していくことに繋がるものの、今年度も時間の関係で、詰めて話し合う事ができなかった。

※山小屋の修理(雨漏り、南の吹き込み)・棚田の簡易道具小屋の建設

【「橋本ひだまり倶楽部」のあり方、本会としてのこれへの係わり方についてもいろいろ意見がださました。】

 

   2001年4月〜6月の活動報告

4月22日(日)晴 炭焼き―――郷土の森・炭焼小屋                  

 これまで何回か焼いた炭の焼き上がりが、どれも満足できるものではなかったので、時間の都合のつく4名で再チャレンジ。太郎窯(A窯)には丸のままの竹、三郎窯(C窯)には割った竹を、従来よりスキ間を空けて詰め、1040両方に火入れ太郎窯を1440、三郎窯を1600に閉鎖。

 4月29日の総会時の植樹の時に窯出し。完全に焼けたものは、従来のものよりも、堅くて良質の出来上がりだった。(参加者:井奥・木村・柳本/三宅〜ひだまり〜)

4月28日(土)総会前日の弁当づくリ&会計監査―――中岡宅

13001700 前日迄に北村氏が調達して下さった諸材料と、釜で炊いたご飯とで、約30人分の「めはり寿司」を作り、これも北村氏が拾い集めて下さった「竹ノ皮」に包んで「モロブタ」に人れる(中岡夫妻・中矢・信谷)。

・その間、九鬼・北森・中矢3氏で’00年度会計監査。

 

4月29日(日)橋本ひだまり倶楽部設立総会&重松敏則先生講演会――県立橋本体育館      

 総会報告は、別途ひだまり倶楽部から。講演内容は中矢さんがテープ起こしをして下さっていますので、これも後日(世界各地を訪問された先生から見て、日本の早春の雑木林の素晴らしさは、世界に類を見ないものであること、そして、人間のつくり上げた文化としての景観の素晴らしさは、人生の生きがいや充実感につながり、それが意欲や創造カを産み出す原勤カとなることなど、私達の活動に目標とエネルギーを与えて下さる充実の内容!)。

5月13日(日)晴 棚田作業(荒起こし・草刈り)――郷土の森・炭焼小屋

8300900すぎ 作業準備(山内から運んできた耕転機や草刈機・山小屋の草刈機・ガソリン・鍬・鎌等を川ぶちの棚田までおろす)。

900〜上の田で代かきの準備。昨秋の脱穀作業後、そのまま置いていたハザや積んだままのワラ等を片付けた後、花期を過ぎているが、田一面を覆ったレンゲをそのままにして、荒起し開始。田上の土が乾いて固くなっていることもあり、耕転機がしばしば上すべり。後半は草刈機でレンゲを刈りながら浅く鋤く。耕転と併行して、3枚の田の畔・西側の土手の草を草刈機で刈る(石垣積みの畔を買った1台の草刈機は、歯のツメが全滅)。

12001330昼食(弁当)。

13301500すぎ午前の続き(田は結局2度鋤き)。去年ソバ畑だった下の田ではサツマイモのための畝立て作業(去年のソバのこぽれ種があちこちから芽を出す中、ひと畝だけを情け無用に耕す。あとはそもまま、自然にまかせてソバの成長を見守る予定。去年同様に収穫できれば儲けもの!なのだが…)。

・あまりの暑さのため、ボトルの水を飲み尽くしてノドがカラカラに…!
(参加者:中岡・中矢・真壁夫妻/午前木ノ本・倉田/午後井奥・中西・吉田/山合〜ゲスト・堺市〜)

5月19日(土)晴 棚田作業(田への水入れ・サツマイモの苗の植付け)――芋谷棚田    

830 耕転機で田を耕す(周囲はくわやスコップで)組と、水路を整備する組とに分かれ、それぞれの作業を行う。

10300 川から水を取り入れる。

1130 サツマイモの苗の植付け(150本)後、川から引いた水を畝の両側の溝に満たし、その水で苗に水やり。

1230 昼食。

1300 サツマイモの苗の周囲と畝全体にワラを敷く(土の乾燥を防ぐため)。

解散。その後、中岡氏が南側のトンネルに通じる畦道の草刈り作業。(〜15300

ご苦労様!

・谷川からかけ上がってくる風が心地よい。川にはたくさんのサワガニが見られた。タイコウチ、イモリなども。(参加者:井奥・木村・九鬼・中岡・柳本・吉囲)

 

6月2日(土)晴 棚田作業(代かき作業・草刈り)――芋谷棚田

830 耕転機て土を攪拌(前回の作業で田に水を充してあるので、泥に足をとられ思うように動きにくい)。耕転機は主に中岡氏が操作。他の3名・(男)はくわ等で田面を平らにする。贄川さんは下の田の周囲の草刈りを行う。

1200 食事(弁当)。中岡氏は自宅の田植え準備のため、帰宅。

1300 麦刈後の麦干台を2基作る。その後、田の水の調整を行い、1400に終了。

・田の土のレベルが水平でない。山側(西面)の方が少し高く、秋の稲刈り後に調整が必要。

・昨年の収穫時に畑に落ちたソバが、中の畑一面に芽を出した。サツマイモの畝を除いた3畝をそのまま残しておくことにする。(参加者:木村・中岡・中西・贄川・柳本)

 

6月10日(日)晴 棚田作業(田植・麦刈リ)――芋谷                              

830900すぎ苗箱・田植ワク等の用具を軽トラ・山小屋から下に運ぷ。

9301200手植えによる田植。

・先ず、箱から出して適当にちぎった苗を、田の中に投げ込む。今年はシユロ縄の基本綱を東西に張り、ワクを3台並べて南側から東西に植える(ワクl台に2人ずつ付き、交代しながら)。南側に黒米(3箱分)、その北側にキヌヒカリ(6箱分)を植え、北西端の日陰部分には、クワイを植える。

・本日は18人という多数の参加者を得たので、次週に予定していた麦刈りも、田植と併行して行う。

・棚田作業の別働隊として、北村・曽我部夫妻・中西夫妻・吉田の6名が北村氏宅で早朝より昼食づくり。

12001330 昼食(棚田の北側のエノキの木陰で〉。

・田植の日の昼食は、今年もさなぶり餅・目張り寿司。

・昨秋以降の入会者、3年ぷりに参加された飼原氏、有機農法指導の五条の中西氏等の参加もあり、久しぶりに近況報告を兼ねた全員での自己紹介。

・福智さんより、農具小屋の説明。五条の中西氏への有機栽培についてのQ&Aも。

13301530朝からの続き(小麦の刈取り・束ね・ハザ掛け)。道具類を上の道まで運び上げ、軽トラにのせて解散。

・自然に育ったソバは、昨秋の様な倒伏はなく、白い花がまっさかり。緑一面の中で茶色の麦、白いソバ、植えたての早苗が並んだ我々の棚田は、なかなかの眺め(当日昼頃限定の風景!)。(参加者:明石・井奥・石神・飼原・亀谷・北村・木ノ本・木村・九鬼・曽我部・中岡・中西・信谷・福智・真壁・柳本・吉田/大西/中西〜五条〜〉

 

6月24日(日)曇り、蒸暑い 棚田作業(小麦脱穀・ソバの刈取り)――芋谷

830 小麦の脱穀作業。足漕ぎ輪転機での脱穀。唐箕による小麦の精選。脱穀終了後ソバ刈り。

1230 今後の作業日程の打合わせ。小麦は約1斗程度の収穫。ソバは約半分程度刈取って、小麦をかけてあったヒソ(ナル)に掛ける。

・小麦の脱穀に使用した輪転機は、木村さんが大修理をして下さったおかげで、新田さんにいただいたものが、十分使えるように。

・新しく買った金属製の唐箕(クリーントーミ)を使用したが、やはり伝統の木製唐箕の方が作業していても感じがよく、昨年、中西さんにしていただいた米の様な雰囲気は出なかった。

・当日の作業は計画通り消化できたが(事務局長まかせで…)、暑くなると半日の作業が限界。(参加者:井奥・亀谷・九鬼・中岡・柳本・吉出〜1030頃まで〜・吉見)

 

今後の活動予定                                       

◎8月12日(日) 800〜 農具小屋つくり・畦草刈り――芋谷

○この日までに、福智さんが骨組みの材木の切り揃えなどの下準備をしておいて下さいます。

○この作業の続きは、8月19日(日)8月29日(日)に実施します(「小屋つくり作業」は、完成次第、次の日曜日の活動は無くなります)。

 

◎9月9日(日)800〜棚田作業・他―――芋谷

○この時期にしなければならない棚田作業は、畔・山の斜面の草刈り、畑の草引き(草削り)、水田の水管理などです。

 

◎上記(定例活動日)以外の活動

○上記の日以外に時間のある方は、芋谷へ行って、稲の様子(病気・虫等がついていないか)・水田の様子(水が入っているか・雑草が生えていないかなど)を見て下されば有難いです。

○二度芋・(ジャガ芋)を植えるとすれば、8月末〜9月上句です。

○記念小屋の屋根修理(今年中に完成させる必要があります)。

○有志の方で、郷土の森での真夏の炭焼きと言うのも面白いのでは?

 

◎橋本ひだまり倶楽部月例活動日(第1日曜日)

8月5日(日)郷土の森の竹林間伐とそれを使った竹細工(参加者22名)

9月2日(日)土壌を作る生き物達の観察と、窯でのパンつくり