公民館や学校などでは、栽培・農業体験、食農教育、自然体験などの取り組みが広がっています。
マスコミなどでは、今年10月に名古屋で開かれる「生物多様性条約・COP10」に向けて、さまざまな特集が
取り組まれています。
(先日、NHKのディレクターから、「地球の生きものをどう守るか(仮)」
、生物多様性をテーマにした
9月放送分の番組に対し、アクションチームに対しても意見を求められました。・・・・答えは、この暮らしとこの風景です。)
教育論・環境論など体験だけでは、単なる「里山あそび」です。問題解決の答えは、芋谷に暮らす方々が
出されているように思います。 暮らしの中にとけ込んだ伝統・文化が、我々の未来を守るのではないでしょうか。
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小さなお孫さんが、お茶を持ってきてくれ、みんなで一休み
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チャンチン坂は、斜面も土手もぴかぴかです。
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今年の当会の活動について、考えさせられます。 下の写真を見てください。 田植えをした上の田んぼはほぼ全滅です。
またも稲作放棄水田に戻ってしまったように感じます。
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上の水田は、遠くから見ると一見稲穂ですが、近づくと「イヌビエ」に一面に覆われ、収穫はほぼゼロです。
下の、赤米と黒米の田んぼも、まばらに育ち、特に黒米は、「コナギ」が大繁殖してまばらにしか育っていません。
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向こうに新しくできた「休憩小屋」が光っています。
昨年の洪水で破壊された河川や石垣の修理は終わり、その部分は光っています。
早くも、自然破壊を喜ぶ、「パイオニア植物や動物」がやってきて占拠しました。 以前に見られた生き物たちはどこへ行ったのでしょう。
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(芋谷の自然)
本日出合った、興味のある生き物です。
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「アケビコノハ」 この蛾は、羽をたたむと枯葉そっくりです。 果樹の害虫ですが、野鳥に食べられないよう、自身を枯葉に
変身して、身を守ります。 枯葉の中にいるときはまったくわかりません。
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「サツマイモの花」 たくさん植えたサツマイモの中で、今年は花が沢山咲きました。 めったに見られない花です。
朝顔の花のようで、美しい花です。 皆さんも見に行ってください
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ネキトンボ 今年も沢山帰ってきました
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アサマイチモンジ 川沿いに見られる美しい蝶です。
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