この行事の後、数日雪の降る日がありましたが、クリスマス以後はたいへん暖かく、今年も暖冬のようです。
すでに、棚田展望地付近には、キジムシロの黄色い花やオオイヌノフグリ、ハルノゲシ等春の花がたくさん咲いています。
今日は、柿木小屋から棚田へ降りていく道で、暖かさで冬眠からさめたのか「シマヘビ」にも出会いました。 太陽に体を温めているようです。
ただこの暖かさのせいか、毎年冬に北の国からやってくる「アオジ」や「カシラダカ」を見かけず、今年は少しおかしいです。
10月8日に発生した豪雨で、芋谷川は土石流に見回れ川の蛇行部分は崩壊し、上流は岩盤まで現れるほど、ほとんどすべての土砂が流されました。
棚田の石垣もあちらこちらで崩壊し、ブルーシートが掛けられています。 人災が生んだ天災のようにも見えます。
一見変わらない芋谷の風景も、気候変動の影響を大きく受けているようです。
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