里山だより(アキアカネ) 平成19年8月25日(土)  晴れ       

 ヒグラシやツクツクボウシの声の大合唱。 この声を聞くと、夏の終わりを感じます。
先週行けなかった「芋谷」、本日夕方に草刈に出かけました。
 ちょうど中西さんも来られており、二人で田んぼの水入れと草刈をさせてもらいました。
黒米の田んぼは、順調に育っています。 イネの花も咲き出し、いよいよ秋の訪れです。

カラムシに付く、フクラスズメの幼虫がたくさん発生しています。 木酢液かストチュウを散布したほうが良いかもしれません。

 芋谷の棚田は色付き始めました。 
黒米の田んぼも下の不耕起の田んぼも、まったく水が無く、芋谷川から水を引きました。
 
         (本日の芋谷の生き物たち)  
  チャンチン坂は、センニンソウやアキノタムラソウ、ゲンノショウコも咲き始め、季節が進みました。
 水の取り入れ口にある「エノキ」の大木には、今夏もタマムシがたくさんやってきて美しい姿を見せています。
       (タマムシの玉虫色は緑でもなく黄でもなく、カワセミの羽根のように構造色です。 鳥が怖がる色だそうで、
     この色で、自分の身を守ります)
   幼虫で3年、大きな朽木で過ごします。 成虫になるとエノキの葉を食べて1ヶ月、最近朽木が無くなり少なくなりました。

    運良く、 我々の田んぼの上の柿の木に、ホトトギスもやって来ました。 まだ夜も昼も鳴き声が聞こえます。
     子育ても済まし、もうすぐ一緒に南の国へ帰っていくのでしょうか。  イッチョンカケタカ・・ イッチョンカケタカ・・
 
              芋谷に、また新名所ができました。 「藜の園」 です。 
     山本さんが丹精込めて作った「Y.Yファーム
アカザの栽培地です。  
                                                                       

                 皆さんも是非訪ねてください。 もうすぐアカザの杖がたくさんできますよ。