-車検編-

2年に1回やってくる車検ですが、管理人は基本的にユーザー車検です。
(見てくれる車屋さんもないので^^;)
でも2年に1回なので毎回やり方を忘れてしまうので、覚えているうちに
書いておこうと思います。

尚、車両を購入して車検も受けると言う場合はこちらも参考にして見てください^^

-継続車検に必要な書類-

自動車検査証
自賠責保険証
納税証明書
整備点検記録簿
自動車重量税納付書
自動車検査票
継続検査申請書

の7点となります。
これらの書類は陸運局の横にある建物で売っています。
ちなみに今回は60円でした。


まず、車検に行く前に整備点検記録簿に添って点検を行います。
書き方は左上にある

↑この記号を、チェックする所に

こんな感じで書いていきます。

R31の場合は特に、タイロッドエンドのブーツやステアリングギアボックスのブーツ
ロアアームのブーツが良く切れている事がありますね。
足回り関係のブッシュも切れてると検査に引っかかる可能性大です。
あと、お決まりのパワステオイル漏れ。
タイミングベルトも10万キロ以上無交換の場合は絶対に交換した方が良いです。

後、注意点としては
純正と違う色のランプ類は不可。
ステアリングはホーンマークのあるもの。
シフトレバーは5速の表記があるもの。(見やすい所に書いてあればどこでもOKだと思います)
発炎筒は必須です。(良く忘れがち)
シートベルトはリアも必要。
ホイールキャップは外す事。
ハイビームHIDは不可?
外品のブローオフバルブは多分NG。
アルミホイールはJWLマーク(だったと思う)が入ってない物はNG。
角目ライトはロービーム側を新聞紙等で覆って光を遮断します。

逆に
セミバケットシートはOK。(フルバケの場合は後ろに保護する布があればOKです)
5点式のシートベルトは純正との併用でOK。
ロールバーは保護パッドを巻けばOK。(形状によって乗車定員の変更が必要)
ステアリングはメーターがちゃんと見えればOK(管理人は33パイですが問題なしでした)
ホーンは連続して鳴ればOK。
車高は最低地上高9センチあればOK。(エアロからは5センチ)
むき出しタイプのエアクリはOK。
タービン交換はOK。(ウエストゲートで大気開放なんかはNGです)
タコ足はOK(車熱板がなくても大丈夫です)
インタークーラーは前置きでもOK。
オイルエレメント移動キットやオイルクーラーはOK

と言った所です。尚、間違えている事もあるかもしれませんのでご了承下さい。
陸運局によってもかわるかもしれません。


-陸運局に行くまでに用意しておく物-
自動車検査証
自賠責保険証明書
自動車税納税証明書
整備点検記録簿
印鑑
筆記用具(鉛筆、ボールペン、朱肉。ただし陸運局にある場合が殆ど)
です。

検査に行く前にまず、車検の予約をします。
神戸の場合は078-453-5525です。
受付は自動で行われ電話のガイダンスに添って電話のボタンを押していくと
予約番号をもらえるので、控えておきます。
予約が済んだら、自賠責保険の更新をしておきます(2年で27,630円)
ちなみに陸運局でも保険の更新は出来ますので、その時でもよいですね。

書類の準備が出来たら、予約した日に陸運局に向かいます。

-陸運局で用意する物-
自動車重量税納付書
自動車検査票
継続検査申請書
です。

まず、書類を買ったら検査費用1500円と重量税を払います。
(管理人の場合は公認取得時に失敗して50400円なのですが通常は37800円です)
その後、書類に必要事項を記入し窓口に提出します。
書類は見本を見ながら記入すればOKです。
窓口に提出する時に「初めてですか?」と聞かれるので
「初めてです」と答えればラインを通る時の流れを説明したビデオを見せてくれるので
不安な人は見ておいた方が良いでしょう。

書類を提出したら、いよいよ検査ラインに向かいます。

こんな感じで並ぶのですが、さすがに緊張します^^;
まず最初にライト類、ホーン、ワイパー、シートベルト、発炎筒、車体番号の確認が行われます。
その後、ラインに通って行きます。

こんな感じで、上の看板の指示に従い検査して行きます。
神戸の場合は
サイドスリップ

フロントブレーキ

リアブレーキ

スピードメーター

ヘッドライト

下回り検査

排ガス検査
という順序です。

上記の検査はそれぞれのセクションに分かれており
検査が終る度に横に置いてある機械で自動車検査票に記録していきます。

無事OKが出たら、書類を提出した所に戻って新しい検査証を貰って
検査証票をフロントガラスに貼り付けて終了です!
もし不具合箇所があった場合は、陸運局の近くにテスター屋さんと言う
車検専門の業者がありますので、そこに行って調整してもらえばOKです。
ちなみに神戸の近くのテスター屋さんは一箇所600円で見てくれます。


新しいデザインの検査証です。なんか嘘くさい^^;

一応、公認になってます。

今回はVマウントにしてから初めての車検でとても不安だったのですが
何の問題もなく通す事が出来ました。

こんな感じのエンジンルームだったのですが、な〜んにも言われませんでした^^;

で、かかった費用ですが・・・
自賠責保険料(27630円)
自動車重量税(50400円)
検査代(1500円)
プラス整備費用と言う事になります。

しかし、毎回思いますが重量税ってなんなんでしょうか?
毎年税金払ってるのに意味がわかりませんです。。。


ところで・・・
管理人は車に乗り始めた頃からユーザー車検で通してますが
ここ最近は、とくにユーザー車検を受けている人を良く見るようになりました。
時には、わけもわからずラインに通して検査官に迷惑をかけている人も
ちらほらと見かけます。
ユーザー車検のメリットは、もちろん費用が安くて済む事ですが
自分の車を自分で手入れする喜びなんかもあると思うんです。
なのに安く済むからといって、ろくに整備もせずに検査を受けるのは正直どうかと思っています。
自分でキチンと車両の管理と整備が出来る人はユーザー車検をお勧めしますが
そうでない人は、ちゃんとした車屋さんに依頼するべきだと思います。
多分、ユーザー車検を行った人は殆どの人が「簡単やった!」と思うでしょう。
それを聞いた人が「なら俺もユーザー車検で・・・」となるのは当然だと思います。
車検場では「その時」が良ければOKですが、実際はそこから2年間運転するのですから
それを見越しての最低限の整備は行うべきだと思うのですが・・・



2004/10/18