はしもと里山保全アクションチーム会報

 

    Hashimoto  Satoyama   Conservation  Action-team

 第19号  2002.4.3
はしもと里山保全アクションチーム
      
(事務局)
    〒648-0003
    橋本市隅田町山内1017
    中岡 準方
    Tel&Fax 0736-36-135
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  2002年3月  活動報告

月10日(日)晴 シイタケ・ヒラタケ・ナメコの植菌/昨秋の米の脱穀
           −−−
西山内・ふるさと演習林――

 9:00〜発電機・電動ドリル等の搬入。
      大阪からの参加者は、途中でシイタケ刈り(福智氏宅)。
 9:40〜本日の作業内容の説明(中岡氏より)。
10:00〜コナラ・クヌギ・シイによるホダ木つくり(約30本)。
11:00〜休憩(自己紹介、今後の予定等の打含せ)。
11:30〜作業再開。昼食準備。
12:30〜14:00昼食:ブタ汁・シイタケ(朝採ったもの)の鉄板焼とホイル焼き・
黒来の発芽玄来のご飯・ワサビのおひたし・大根、高菜のツケモノ・小スイカの奈良漬。

14:30〜中岡氏宅にて昨秋収穫した米を脱穀(キヌヒカリ26.6kg・黒米16.6kg)。
16:10〜終了(一部の方は17:30〉。
 siitakeue1.jpg (123221 バイト)
 
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 〈感想〉
   伐採された切り株の残る「はしもとふるさと演習林」は、私の小学校の頃の冬の行事「うさぎ狩り」を思い出させて
  くれました。昭和31,2年頃、冬になると河内長野まで電車に乗り、駅より歩いて河合寺を過ぎたあたりの伐採さ
  れた山だったと思います。
   山の預上付近には白い縄が張られ、ふもとから一列に並んで山を登って行き、切り株や草の中に潜んでいたうさぎを
  追い出し、網にかかったのをつかまえる遊ぴだったと思います。お昼に、山の人が作ってくれたうさぎ汁を食べ、数
  匹のうさぎを学校へ連れて帰り、飼ったりしていました。
   当時、河内長野付近は、クヌギやコナラの雑木林で、予供でも美しいなと思っていました。たぶん冬の炭焼きや、
  燃料の柴の産地だったのだと思います。
  こんな思い出を、今の子供達にも体験できる場所「ふるさと演習林」ができ、たいへん感激しています。美しい
  日本の森、自然と共生できる森を作るために、今後もおおいにお手伝いさせていただきます。 (井奥恵三)
      
   2月、3月と私にとって初めての山仕事、ちょっときつかったけれど、不思議と疲れがたまらない。
  2月のあの激しい雪の中での作業も今では貴重な楽しい体験の一つです。こんな呑気な事言えるのも、
  時々、数時間だけの作業だから。本格的な作業だと、きっと1日ももたないだろう。農業・林業を支えてきた人々のす
  ごさを痛感します。
   芋谷・郷土の森に続いて「山内・ふるさと演習林」と、愛着を感じる場所がひとつ増えました。数年先が楽しみです。
  もう今頃、芋谷は春の景色でしょうね。4月の作業を楽しみにしています。(中矢可奈)
      
 ・田舎育ちで、野良仕事を手伝ってきたのですが、土の事、野草、野の花、木の種類や名前etc…、教えて頂く事
   ばかりでした。
 ・自然いっぱいにふれ、“命のいとおしさ”を実感させていただきました。
 ・また、こんなところで、高校の先輩に会えたなんて夢のようでした。30数年ぷりの出合いですもの。
 ・シイタケのつみとり、野菜の収獲、そして料理をしていただいて大満足。良い思いばかりをさせていただいての1日
   でした。感謝致します。                      (浜本美智代) 
      
  初めて参加しました。チームの運営もキビキビして、まとまりよく感心しました。久しぷりにチェーンソーを使わせてもら
  って楽しかったです.又、時間がある時は参加したいと思います。    (藤山 進)
      
 〈反省〉昨秋の米が今に至ってようやく脱穀できたが、モミの乾燥など、これまでの工程の中岡氏の負担はたいへん
  だったようだ。”モノを作る”のよいが、後のフォローおも含めた活動のあり方を考える必要がある。
  中矢さん、信谷さんのお陰で、大阪からのメンパーが増えつつあるが、地元のメンバーはやや寂しい。もっと地元の
  パワーアップの工夫を。                        (中西記)

                    (参加者:井奥・木村・信谷・世良・中岡・中西・中矢・浜本・藤山・真壁・柳本)

 

 

今後の活動予定                  戻る

◎4月14日(日)AM9:00〜総会および農機具操作講習会――芋谷

90011.30   各種農機具操作&農業技術講習会

11:00〜1330  昼食(バーベキユー・銅・黒来発芽玄来おにぎり・他)

13001530  2002年度総会

◎5月12日(日)定例活動日  AM9:00〜棚田作業――芋谷の棚田

○水田準備(耕転・水路整備・施肥・その他)

○サツマ芋植え

○草刈り他

◎6月9日(日)定例活動日AM9:00〜棚田作業一一芋谷の棚田

     田植え

 

◎橋本ひだまり倶楽部

4月21日(日)総会AM900〜――郷土の森ログハウス

4月27日(土)「緑の感謝祭」(地球温暖化防止のための緑づくり国民活動推進事業)

PM200〜――郷土の森ログハウス

○和歌山県・橋本市の主催で、「橋本ひだまり倶楽部」が協賛する催しです。

式典のあと、植樹(郷土の樹種)と木工教室があります

☆ひだまり倶楽部の定例活動日は、原則として各月の第1日曜日です。

 

 

編集後記                戻る

●4月の声を聞くのももどかしく、まだまだ咲き残っている梅をせき立てる様に桜が満関!

おまけにそんな桜を見て、「おい、まてよ!」とばかりに桜のあとを桃が迫っかけるとい

った具合…。それに菜の花も加わって、まさに春璃漫!!あっ、もうレンゲも出てる!!!

いったい今年の春はど〜なってんの?もしやこれも、地球温暖化など様々な地球環境の

変化によるものなのかも!?…ですが、それはそれ。とにかくまことにもって絢璃豪華、春

を告げる看板役者の揃い踏みを心ゆくまで堪能する贅沢を味わうことができた!と、いう

のがホンネかな。自然の営みの巧みさに驚き、その恵みを素直に喜ぶことも大切ですよね。

さてさて、春の訪れとともにアクションチームの作業もいよいよシーズン開幕!今年は

芋谷の他、西山内のふるさと演習林も加わり、作業量は2倍に。いえいえ、その倍以上に

はなるはずです。もちろん作業内様もパワーアップ!乞うご期待!?

という訳で、会員のみなさん、定例活動日には、たとえ短時間でも作業への参加、よろ

しくお願いいたします。また、それ意外の日でも時間の空いたときに作業に来ていただけ

る様、考慮していきたいと思っています。今年もがんばりましよう!

 

2001年度会費未納の方は、総会までに納入下さい。また、2002年度会費は、総会の日に

お納め下さい。

●活動に参加下さる方は,食事の準備や作業計画の都合がありますので、前々日までに必

ず事務局までご連絡下さい。

●活動報告・感想等のレポートは、郵送・FAX・Eメールのいずれでも構いませんので、必

ず提出して下さい。参加された次の回の活動日に持ってきて頂いても結構です。どんな小

さな事柄でも、貴重な賢料となりますので、どうかご協カお願いいたします。