りん青銅線スイッチ
弾性のある針金の先に風を受けやすいようなものをつけ、吹けば針金がゆれ、近くにある金属と接触し、スイッチが入るようなしかけを考えてみました。
材料として、りん青銅線と粘着剤のついた銅板と息を受ける炎型の紙が必要です。
りん青銅線は、銅線のようにやわらかくなく、ピアノ線のように曲がりにくく、弾性があるのが特徴です。
品名 | 個数 | 入手先 | その他 |
---|---|---|---|
メロディカード | 1個 | 百円均一店 | |
プレゼント用の箱 | 1個 | 百円均一店 | |
プラグとジャック(6oのもの) | 各1個 | 電子部品店 | |
塩ビ水道管13o 長さ10cm | 1本 | ホームセンター | |
リード線 | 必要量 | 電子部品店 | |
りん青銅線 直径0.5o 長さ12p | 2本 | 東急ハンズオンラインショップ | ※1 |
粘着剤のついた銅板 幅5mm、長さ40o | 1枚 | ホームセンター | |
炎型の紙 | 3枚 | 自作 | |
CDS 9P5−1/H |
1個 | 秋月電子通商 | ※2 |
スチロール球 直径20o | 1個 | ホームセンター |
※1 東急ハンズオンラインショップ(りん青銅線) http://www.hands-net.jp/shop/goods/goods.aspx?goods=01000203324&category=10010204
※2 秋月電子通商(CDS)
http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?q=cds&s=score&p=1&r=1&page=#I-00110
りん青銅線のスイッチ
(1)塩ビパイプのカット
水道用の直径13mmの塩ビパイプを長さ10cmに切ります。
(2)接触部の製作
写真のような粘着剤のついた銅板を手に入れ、幅5mm、長さ35oに切ります。あらかじめ用意した塩ビパイプの内側に貼り付けます。
この銅板と、これから加工する真ん中に立つりん青銅線が接触してスイッチが入るわけです。
(1) 炎型センサ
センサを中心にあるジャックに差し込み、炎型を吹けばスイッチが入ってなります。
(2) CDS
プラグをジャックに差し込み、筒の上に発泡スチロール球を置きます。しばらくすると、なっていたメロディが止まります。次にスチロール球を吹いて落とせば、メロディがなり始めます。
(3) ケーキの飾りつけ
このままでは、ややイメージが少ないですから、いちごや、クリームの飾りなどの部品を作り、一緒に飾りつけて、さらに雰囲気を盛り上げてください。
(1) メロディチップの加工
バースディカードからメロディチップを取り外します。取り外しの方法は象の会ホームページの中のメロディトイレをごらんください。
はずしたチップのスピーカーの表面(穴の開いた方)と本体の裏面に厚手の両面テープを貼ります。(2) 本体の穴あけ
ケーキの本体になる箱の中心に、ジャックを取り付けるため、直径9oの穴を開けます。箱は紙でできているので、千枚通しで穴を開け、ねじ回しなどで広げます。
スピーカーの位置を決め、音が外に漏れやすいように、5mmの穴を開けます。
(3)チップの貼り付けと配線
両面テープでスピーカーと本体を貼り付け、スイッチにつながっていた線をジャックにつなぎます。
できあがりは、写真のようになります。
(3)リード線の取り付け
CDSとプラグの先端との間隔を7cm位になるようリード線でつなぎます。
部屋の明るさにもよりますが、CDSがあまり筒先に近いと発泡ス チロールの球を置いても、わずかな透過 光を感じることになり、鳴りやまないことがあります。球を乗せたり、はずしたりしてみて調節してください。
中心電極のりん青銅線
アース側電極を貼った銅板にハンダ付け
(5)全体のイメージ
組み上げる前の全体の感じは下のようになります。この順で組み立てます。アース側のりん青銅線が塩ビの筒から少し出ますので、(2)で貼り付けた接触部の銅板とハンダ付けしたあと、余分を切り取ります。
(4)りん青銅線のハンダ付け
りん青銅線を12cmの長さに切り、アース側(写真の下側の電極)の外側にハンダ付けします。
残ったりん青銅線をHOT側(中心電極)にハンダ付けします。
切り取ったねじ部分(筒に接着のため、両面テープを貼っている。)
中心になるりん青銅線
塩ビの筒
プラグ先端(りん青銅線をハンダ付け)
(7)炎の製作
@ まずこのHPを開いたまま、ワードを開きます。
A 左の炎型の上でを右クリックして、コピーをクリップボードにのせます。
B ワード上でペーストすると炎型が貼り付けられます。
C 何枚かコピーして、シール紙に印刷します。
D 印刷したシールの炎を輪郭に沿って切り、縦半分に折ります。
E 3枚だと120度ずつ開いた炎になり、どの方向から吹いてもスイッチが入り ます。できあがりは写真の通りです。
不要
(3)プラグのボディのカット
写真のように左側にあるプラグは右の塩ビの筒にぴったりです。このためプラグのねじ部分を使って、プラグの金属部分をねじ込むような構造にします。
しかし、りん青銅線や、CDSをつけるのに、プラグのボディ部分は不要なので、ねじ部分(先端から1cm)を切ります。
パイプ内側のバリを取るのに便利な軸つき砥石