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      竹とんぼ分類大図鑑 B級
                        
昭和の遊び普及委員会 監修
                        
学術用ではないので、B級図鑑とした。
 
      
      飛ぶ高さ、滞空時間、距離を競うのも楽しいものですが、
      こんな竹とんぼを作って愉しむ事も出来ます。          

  竹で制作したものが多かったので、竹とんぼと言われていますが、 奈良時代の遺跡から木製のものが発掘されたそうです。
  クリープを焼く時に使う調理道具や、野球場などの整地用具も”トンボ”といいます、蜻蛉が源泉で、T字形をしたものをとんぼと云うようです。
  大津市歴史博物館に太い丸太でとんぼ形(羽の両端に木の車輪)をした、古代の荷車が常設展示されています、これも”とんぼ”と言うそうです。

 竹目  本科  昔とんぼ  竹目 竹科 ひねりとんぼ  竹目 洒落科 モデルとんぼ

 ★★★★☆  ★★★★☆  ★★☆☆☆
 これぞ竹とんぼの原点

  姿はいいがあまり飛ばない

 普通の飛び姿、正確はおとなしい
 個性がないので、大成しないと思われる
 木目 桧科 桧とんぼ  木目 杉科 杉とんぼ  竹目 竹科 飛びとんぼ

 ★★☆☆☆  ★★★☆☆  ★★★★★
 国産桧(産出先は不明)、木目が美しい
 酸化して変色しないように、柿渋仕上げ
 国産杉(吉野産)、木目が美しい、補強と
 酸化して変色しないように、柿渋仕上げ
 柿しぶ、カシュー漆
 想像以上に風にのる為、飛行距離を稼ぐ
 作者、自慢の子
 木目 雑科 和装とんぼ  竹目  インテリア科  飾りとんぼ  木目 名木科 木理とんぼ
 ★★★★☆   ★★★☆☆  ★★☆☆☆
 和風本家、伝統のいいフォルムだが
 あまり飛ばない
 スタイルだけに、こだわった草食系  男らしい魅力、写真写りが悪いので損をしている
 広葉樹独特の木目がすばらしい

 竹目  竹科 ミニとんぼ

 木目 桧科  漆とんぼ  木目  桜科 平安とんぼ 



  先端の拡大部分

 ★★☆☆☆ 

 ★★★★☆  ★★★★☆
 遊び方、親指と人差し指で 軽くひねり、
 回転させながら的の箱に入れる競技
 (携帯に便利、会社の昼休みに受けるかも)
 漆塗、高級感があり、お座敷遊戯用
 つるつるで、きれいどすなぁ
 (今年の秋頃、祇園あたりから流行するかも)
 昔風仕上げ(桐箱入り)
 弁柄、黒漆、金箔、古び粉
 通称 おとんぼ(末っ子の弟)丸と北の方(下)
 杉目  菓子科  アイスとんぼ  竹目  象嵌科  象嵌とんぼ  竹目  象嵌科  ハトメとんぼ



 先端の拡大部分
 ★★☆☆☆  ★★★★★  ★★☆☆☆
 アイスキャンデーのバーを素材に利用した
 ひねりとんぼの一種(あたり・はずれあり)
 鉛を象嵌して、回転数up、男らしい 飛び方
 (この子は他流試合に出してやりたい)
 羽根の両端にハトメを打ち込む
 距離も滞空時間も、想像以上、まあまあ満足
 桐目  桐科  桐とんぼ  桐目   桐科  桐とんぼ  桐目  桐科  桐とんぼ

 ★★★★☆  ★★★☆☆  ★★★★☆
 桐は三輪そうめんの箱を利用
 揖保の糸と三輪そうめんを比べると少しだけ
 三輪の方が飛ぶ様な気がする
 (勿論、個人の感想、念のため)
 おしとやかに可憐に蝶のように舞う
 風に乗ると滞空時間は結構長い
 三輪そうめんの外箱を利用
 2.3gと軽量で風に乗るとファファと飛ぶ。
 癒し系とんぼ、これから人気が出る逸材
 揖保の糸の外箱を利用
 幼児等が参加するイベントに大活躍
 竹目  洒落科  見世物とんぼ  竹目  航空科 ヘリとんぼ  竹目  体育科  飛びとんぼ

 ★★★☆☆  ★★☆☆☆  ★★★★☆
 配色センスが今一だが、目立ちたいのか、
 結構頑張って飛び、生みの親を喜ばす
 夜間は飛ばさないのに、蛍光塗料を塗装
 真っ直ぐ上に舞い上がるも、空気抵抗が大、
 すぐ失速 、落ちるときも律儀に同じ姿勢で
 真っ直ぐ降りてくる
 運動神経抜群、体重3g
 上手く風に乗れば驚くほど
 滞空時間を稼いでくれる
 竹目 本科 飛びとんぼ  木目 可愛い科 紅とんぼ  竹目  象嵌科 飛びとんぼ
 
 
 ★★★★☆  ★★★★★  ★★★☆☆
 竹は年代物の尺八の竹
 古い素材で飴色をした肌理の細かい
 作者が見せびらかしている、しっかり飛ぶ
 材料はまだあるので、兄弟を数人作る予定
 赤・黒の漆でシンプルに仕上げた
 素材が桧なので見た目より体重があるが、
 やさしいラインがたまらない、贔屓は
 していないが、こいつか一番可愛い
 (別におまえは飛ばなくてもいいんだよ)
 銀ではなく鉛象嵌なのですが、
 本人が銀だと思い込んでいるので
 銀と云う事にしてあります
 竹目 本科 飛びとんぼ  竹目 洒落科 モデルとんぼ  竹目  象嵌科 飛びとんぼ


心棒の滑り止め
 ★★★★☆  ★★★☆☆  ★★★★☆
 滑り止め部分は、ゴムボンド
 軽量で心棒の補強にも優れている
 大半の飛びとんぼの握り部分に採用している
 飛ぶことを否定している、かっこよさに重点
 インテリアにはいいと思う
 下から斜め上グーンと勇ましく上昇
 滞空時間、高さ、飛び方のかっこよさ
 かなり、作者のお気に入り
 竹目 本科 飛びとんぼ  竹目 本科 飛びとんぼ  竹目  象嵌科 飛びとんぼ
 ★★★★☆  ★★★★★  ★★★★☆
 こいつはプロの飛び方をしてくれる、体重3.5g
 空気の抵抗も少ないので、鉛象嵌はしていない
 ブーメランのように、手元に帰ってくる
 可愛いやつ、水平距離も結構稼いでくれる
 改良の余地充分あり将来性のあるやつだ
 このスタイルは垂直に高く舞い上がる、
 初代は、いまだに、大屋根から降りてこない、
 しかたないから、現在、2代目を制作
 竹目 本科 飛びとんぼ  木目 名木科 黒とんぼ  竹目 本科 飛びとんぼ
 ★★★★☆  ★★★☆☆  ★★★★★
 期待通り飛んでくれたが、個性に欠ける
 色も地味なので塗りかえよう
 ブラックウッド、かなり硬い木管楽器等に使用
 落下時に音がするわけがないが、
 素材としては、面白いのではと思う
 最高の飛行距離を出して、作者を有頂天に、
 してくれたが、貸したら帰宅しなくなった
 悪い友達とは付き合わない方がいいな
 木目 名木科  飛びとんぼ  木目 名木科  飛びとんぼ紛い  竹目 本科  飛びとんぼ

 
 


 
 

 ★★☆☆☆

 ★★☆☆☆  ★★★★★
 マホガニー
 名木は光沢、色がすばらしいので、
 一切の塗装は必要ない、ひたすら磨くのみ
 クロガキ(柿の木)、囲炉裏の枠の木端を利用
 硬くて火に強い、関係ないか
 かなり薄く仕上げたが、重い
 これは飛ぶ、飛行距離更新
 肩幅(羽の長さ 9cm)、身長(回転軸 12cm)
 体重2.2g
   
  木目 バルサ科  バルサーとんぼ

 竹目 流行科  デコとんぼ  竹目 看板科  デカとんぼ

 
 


 

 ★★★☆☆  ★★☆☆☆  ★★★☆☆
 バルサ材は軽さと加工のしやすさから、
  子供の頃は模型飛行機の部品として使用
 フワと風に乗って飛んでくれた
 デコレーション竹とんぼ
 若い女性に人気上昇中(個人の感想です)
 重すぎて飛ばない、別名 看板とんぼ
 サイズ 羽根の長さ 28cm 棒の長さ 25cm 
  
 雑目  ミックス科 未分類                                自己主張する”とんぼ”達が多いので、急遽6枠に限り追加した     
                                 

見世物とんぼ

竹蜻蛉

トンボ鉛筆  6B

ふくろう風きりとんぼ

桐とんぼ

すりこぎとんぼ

  特設展示      竹目 本科 飛びとんぼ 軽量級(体重2g以下)

 

   ※ 飛ばなくても、個性を見つけて愛情を注いでやると、結構可愛くなり楽しめます。 
 ※ 飛びとんぼの名称があるものは、なんとなく飛ぶ事を目的で制作したものです。
 ※ 分類 目、科、名称は気分次第 評価の☆も同様、あまり深く考えないで下さい。
 ※ 竹とんぼ分類大図鑑B級(昭和の遊び普及委員会監修)が書籍になる事はありません。
 ※ 竹とんぼの作り方は『桐とんぼの作り方』を、ご参考にして下さい。
    
                       竹とんぼ作りに嵌ってしまった 作者 談 

                    【参考文献】
               日本産トンボ図鑑大典、原色全世界昆虫の生態図鑑、
               竹とんぼ(堀内孝雄)、とんぼ(長渕 剛)、はぐれ蜻蛉観察日記 他