2005.12 新版

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藤沢周平文学館 建設へ

このページの上の方にあるのが、最新のニュースです。


(2005.12 記)

「藤沢さんの業績 後世に 文学記念館構想が本格化」 

開設準備委員会を設置
08年開設予定

「荘内日報」(2002.12.8)から要約編集
http://www.shonai-nippo.co.jp/

■鶴岡市は

  ●開設準備委員会を設置
    藤沢さんの遺族や研究者、出版社、地元関係者など委員7人で構成

  ●05.12月定例市議会に基本構想の策定経費を盛り込んだ補正予算案を上程

  ●建設地は、鶴岡公園内
    大宝館の北側一帯の敷地約1300平方メートル

  ●計画
   05年度---基本コンセプトなどを協議する
   06年度---基本計画・実施計画
   07年度---着工見込み (藤沢周平没後10年)
   08年度---完成見込み

■市長コメント

 「藤沢先生は庄内を本当に心の底から愛しておられた。作品の心に触れようと観光客も多く訪れている。
建設場所は城址であり、しっとりと納まる鶴岡公園内を基本に考えている。
鶴岡をはじめ庄内全体が藤沢文学のミュージアムとしてとらえ、その起点になるようなコンセプトで
取り組みたい」


■藤沢周平さんの遺族

 約5000点の関係資料の寄贈を申し出ている

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「藤沢記念館整備へ」    (2002.1.4 記)

「鶴岡市 07年めどに開設検討」
「有力候補地は市郷土資料館」

「荘内日報」(2001.12.13)から要約編集

■鶴岡市は「藤沢周平記念館(仮称)」整備の具体的検討に入る
■没後 10年をめどに 2007年開設したいと富塚市長議会で答弁

■遺族に記念館構想を打診し、快諾を得る。遺族は東京の自宅の資料整理を始めたという

■設置場所は海坂藩のイメージから鶴ヶ岡城趾の鶴岡公園内の市郷土資料館(閉館中)が有力候補地

■市長の構想

●場所 「生家のあった黄金地区の可能性もないではないが、日本の代表的作家だけに、市街地という利便性も考えている。」

●展示内容 「藤沢文学は鶴岡だけでなく庄内一円をステージにしており、庄内一円が藤沢文学のミュージアム(博物館)でもある。
通常の文学館のように手紙などが並んでいるというものでは済まないのではないか。
出版社を通して評論家などの意見を聞きながら、内容の濃い文学館になるように最善の努力をしたい。」

●開設時期 「亡くなってから十年というのが一つのめどかと思う。」

楽しみです。藤沢さんの作品はもちろんその映像化されたものも自由に見ることができる施設も欲しいなあ。
また、作品に登場する庄内の風景なども映像で見せていただきたい。


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