FRP リヤゲート

EP82のリヤゲートをFRPで作りました。
既製品を購入した場合、別途アクリルガラスが必要になります。
そこで、今回はリヤガラス一体成型としました。
これでコストも低く押さえられます。
その上アクリルガラスよりも大幅に軽量化ができます。
作り方はボンネットと同じです。

表面の雌型を作る


全週に50oほどのフランジを付けて、
離型処理して型用ゲルコートぬって、
ガラスマットを2プライ積層。
補強兼土台のコンパネを乗せて
固定します。

完成した雌型。

裏面の雌型を作る


表と同じ要領で積層します。
後で張り合わせるときの張りしろを作るため、
ガラスの端から30oまで型どりします。

完成した雌型。

裏骨を作る


裏面の雌型に、
ガラスマット1プライ積層。
取り付け部分など強度がいる部分は、
2プライ積層します。
ゲルコートは使わずに直接ガラスマットを
積層しました。
ヒンジとキャッチの取り付け用ナットを
取り付けておきます。

トリムを作る


トリムの上から
梱包用テープを貼って
そこに型用ゲルコート散布
ガラスマット2プライ積層して
トリムの雌型を作ります。

完成した雌型と、製品。
なぜかカーボンで作りました。
ノーマルトリムを使用する場合、
取り付け部を長穴加工する必要があります。

製品を作る


表面の雌型に
クリアゲルコートを散布。
ガラス面だけでもよかったけど、 全面に散布した。 ガラスマットを1プライ積層して、 裏骨を置いて一体化させます。

離型した製品。
クリアゲルコート仕上げなので
スケルトン(笑)

完成したリヤゲート。
ガラス部分にスモークフイルムを貼って
縁取りの黒を塗って、
ゴム部分は艶消しの黒を塗って、
040スーパーホワイトで仕上げました。
3メートル離れればガラスがFRPになってるなんて
誰も気づかないでしょう。

裏はこんな感じ。
ノーマルのガスショックは使えないので
アルミのつっかえ棒を作りました。
これにトリムをビス6本で取り付けます。
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