カーボン プラグカバー

ランサーエボT〜Vの4G63、W〜Zの4G63、
インテグラDC2のB18C、マークUやクレスタの1J、スカイラインのRB20
これらのエンジンプラグカバーをカーボンで作りました。

原型を作る


まず、ノーマルのカバーの凹凸を
なるべくなだらかにするために
樹脂パテで溝を埋めたり、
三菱のロゴを削り取ったりします。
1J用では油粘土も使用しました。

全体を樹脂でコーティングしてから磨けば
鏡面になると思ったのが間違いで、
硬化したら、ペロリ〜ンってめくれてしまった。
そこで、仕上げはメス型でやればいいと思って、
がたがたのままメス型製作工程へ。
後で大変な思いをするのであった。

やはりピカピカの原型が必要なので
スカイライン用は木製マスターを作った。
カバーの提供者が無いので、寸法取りしてから
バルサ材を張り合わせて、削って仕上げます。
真っ平らでも良いのですが、
強度を出すために、真ん中がへこんだデザインにしました。

マスター表面用樹脂を塗って、鏡面に仕上げます。

メス型を作る


できたメス型は、忠実にがたがたを
コピーしてます。
これをパテで埋めて、削って、磨いて。
あ〜しんど。

エボW〜Z用はこんなふうに
アルミアングルとEVAシートでフランジを作ります。

製品を作る


離型処理をして、
クリアゲルコート、カーボンクロス、
ガラスマット、積層。

完成したエボW〜Z用

こちらはエボT〜V用

エボW〜Z用、1J用は
このまま取り付けボルトを締め込むと、
割れてしまう為に、カラーを作って、
樹脂で固定します。
カラーはアルミパイプを切った物です。

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