カーボンクーリングプレート

クーリングプレートとは、フロントグリルから入ってきたエアをボンネット方向へ
逃げることなくラジエターへ導く整流板のことです。
オサムランサーに装着し、全日本ラリーで実践テストした結果、確実に水温が下がる事を確認しました。
グリル〜ラジエターの距離が離れている車は効果大だと思います。
エボ6以外にもEP82、S14、エボ4用を作りました。

まず、どんな形を作るのかを考えます。厚紙を切ったり繋いだり現物合わせで形状を決めます。
ボンネットのキャッチやコンデンサーファンなどの逃げなどに注意しましょう
市販品の形をパクるのもいい方法です。出来上がったモノが原型になります。
次に雌型を作ります。たいがい板材をただ曲げたような形になると思います。
ですから雌型も単なる板を曲げるだけです。僕はステンレスの板で1.5o厚の物を曲げて貰いました。
ステンレスを加工するのは大変なので、アルミやアクリルでもいけると思います。
曲げが出来ない場合は2枚の板を突き合わせてアルミテープでつないでもいいと思います。
曲げの無いやつなら、らくちんです(^o^)
雌型が出来れば、ゲルコート無しでガラスマットだけ1プライ積層します。
硬化後、剥がせば透明な仕上がりになります。これで原型を作ります。
最初に厚紙で作った物より、穴の位置など正確に仕上げます。
テンプレートを作るわけです。
雌型への離型処理はおこなわず、
シンナーで油脂分を取り除きます。
そしてクリヤーゲルコートを塗ります。
クリヤーゲルコートが硬化したら
カーボンクロスを積層します。
続いてガラスマットを1プライ積層。
すぐにビニール袋の中に入れて密封して
真空引きをします。こうすることにより
樹脂の中の気泡が抜けるらしいけど・・・
完全には抜けませんでしたが、そこそこ
ええかんじ。
べつにやらなくてもいいです(笑)
硬化後ぺりっと剥がして
切って穴開けて完成!
後は気が済むまで磨きます。

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