MR2(AW11) エアロエンジンフード

MR2のエンジンはなんと運転席の後にあります!知ってる?
このレイアウトのおかげでエンジンルームは、灼熱地獄となり、この中に納められている
インタークーラーも高温になります。冷やしてるのか熱してるのか解らん状況です。
そこで、熱風を外に逃がしてやるダクトを付けてみました。
エンジンフードと一体成型します。
ノーマルですでにFRP製ですが、強度を重視したのかめちゃくちゃ重いです。
かなりの軽量化も期待できます。

原型を作る

フードの上にウレタンボードを張り付けます
過給器無しのフードは面一なので簡単だが
過給器付きのフードしかなかったため、
ちょっとめんどくさい事せなあかん。
ウレタンボードで整形しにくいところは
発泡ウレタンを使用しました。
ベニア板で枠を組んどきます。
先ほど組んだベニアとウレタンボードの間に
発泡ウレタンを充填します。
発泡ウレタンとはA液とB液を1:1で混ぜると
ムクムクっと発泡して堅いスポンジみたいになるものです
10倍発泡とか20倍、30倍と、発泡率は色々ありますが
手元に10倍発泡の物しかないのでそれを使用します
これはフレーム補強用の高価なものです。
もったいないけど、しかたない・・・
硬化後ベニアの枠を外すとこんなかんじに
なってました。
自作スチロールカッターで大まかに形を出します。
ピアノ線をピンっと張って、バッテリー充電器の
電流を流す仕掛けになってます。
後はスチロール樹脂→ガラスマット→
パテの順で仕上げます。

雌型を作る

雌型を作ってるところ
後はFRPボンネットと同じ行程です

完成!

こんなかんじに完成!
よー冷えまっせ〜
しかも軽い!
裏はこんなかんじ

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