まず最初に道路運送車両の保安基準を確認すると
『容易に方向の調節をすることができ、かつ、一定の方向に保持できる構造であること。』
とあるので当初考えていたシールドビームの光軸調整のような方式は、工具を使うため
容易とは言えないので、他の方式を考えなくてはならない。そこでアジャストスクリュウ
(机の脚に付けて高さを調整する部品)を使用する事にした。
この部品、小型軽量安価でボールジョイントになってるので抜群やわ。
あと『取付部付近の自動車の最外側より突出している・・・』
ようは、ミラーを真上から見てドアやサイドスッテップから出ている場合は、可倒式にしなあかん
と言うことなので、ドアと面一にして固定式にすることにした。
ウレタンボードを使用します。今回はスチロールレジンと言う発泡スチロールに
付けても溶けない樹脂を使用してみました。
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後で樹脂を塗るのでほんの少し小さめに作ります。 形が出来たら、今回は スチロールレジンでガラスマットを1プライ積層します。 硬化後パテなどで形を整えてツルツルに仕上げます。 |
最初、ガラスマットを3プライ積層しただけの雌型を作ったが
かなり歪んでしまったので、補強を入れてみました
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アルミテープで原型と板を止めます。 いらん所は広告紙をマスキングテープではっときます。 離型処理後型用ゲルコートを散布して、ガラスマットを2〜3プライ積層して、 あらかじめ作っておいた補強板を張り付けます。 右の写真は完成した雌型だが、補強無しのため歪んでしまってます。 |
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なるべくむらにならないように。硬化後カーボンクロスを1プライ さらにガラスマットを1プライ積層します。 硬化後いよいよ離型します。ぺりっとめくって余分なところを 切り落とします。 |
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段ボールを製品の内側にぴったり合うように切り 内面側にガムテープを貼ります。内側から ガラスマットを1プライ積層します。 |
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アジャストスクリュウにミラーを両面テープで 固定しました。このスクリュウをステーに 取りつけます。ステーの長さや角度は現物合わせ です。本体の取り付け3本も現物合わせです。 付けたり外したり何回も繰り返します。 防水のため、スポンジテープを貼ります。 |
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