カーボン エアインテーク

ランサーエボ6のフォグランプにはめ込むエアインテークダクトを作りました。
100φのアルミダクトを接続出来るような設計です。
このダクトの向こう側はエアクリーナーまで行ってます。

原型を作る


フォグの穴に内径が97oになるように
段ボールを螺旋状に詰め込みます。
写真では見にくいけど一番内側には
0.5o厚の塩ビ板を巻いてます。
奥行きは70oぐらいの円筒状。
裏からガムテープで固定してます。
3o厚の青いゴムシートをはって
FRPの厚み分補正してます。
これをしとかないと、製品がきっちり過ぎて入りません

紙粘土でラッパ形状に成型します。

紙粘土がある程度乾いたら
ポリエステル樹脂を塗ります。
この時、筒の中に樹脂が入らないように注意します。
ちょうどぴったりな紙筒があったので、
ちょっと出っ張るぐらいにはめ込んでから
樹脂をたっぷり目に塗ります。
硬化後、紙筒は外します。


さらに板金パテで成型して
それから樹脂を塗って、耐水ペーパーで
ピカピカに仕上げます。

雌型を作る


原型に離型処理をして
型用ゲルコート、ガラスマット2プライ、
積層します。

原型がでこぼこだったので
当然雌型もでこぼこになりました。
ポリパテで仕上げて、樹脂を塗り、
耐水ペーパーで鏡面仕上げ。
それを半分に切断して、端面に梱包テープを
貼って、裏からアルミテープで補強してます。
後で製品張りの作業がしやすいように、
角材で土台を作りました。

製品を作る


離型処理後、クリアゲルコート散布
カーボンクロス、ガラスマットを積層。

離型したところ

余分なバリを切り取って、
突き合わせて内側(表面)から
ガムテープで仮止めします。
裏面にガラスマットなどを貼って
固定します。

綺麗に仕上げて完成

車に付けると
こんな感じ。
両面テープでもビスでもリベットでも
好きな方法で固定します。
100φのアルミダクトがちょうど合います。

工作村に戻る
ゆうゆう村に戻る